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[中学]侧耳倾听中日对照剧本

2017-09-02 50页 doc 125KB 80阅读

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[中学]侧耳倾听中日对照剧本[中学]侧耳倾听中日对照剧本 宫崎峻侧耳倾听中日对照剧本 雫「こんばんは。」(滴滴:晚上好。) 近所のおばさん,号「あついわね。」(大娘:很热呢。) --------------------------- (一个夏天的晚上,月岛滴滴回到家里) 雫「ただいま。」(我回来了) お母さん「ありがと。」(谢了) お母さん「またビニール袋、牛乳,本なのに。」(又是塑胶袋.只是一瓶牛奶) 雫「だってくれるんだもの。」(但硬要给呀~) お母さん「断ればいいじゃない。あたしにもちょうだい。」(拒绝不就得了。也给我吧。) 雫「お...
[中学]侧耳倾听中日对照剧本
[中学]侧耳倾听中日对照剧本 宫崎峻侧耳倾听中日对照剧本 雫「こんばんは。」(滴滴:晚上好。) 近所のおばさん,号「あついわね。」(大娘:很热呢。) --------------------------- (一个夏天的晚上,月岛滴滴回到家里) 雫「ただいま。」(我回来了) お母さん「ありがと。」(谢了) お母さん「またビニール袋、牛乳,本なのに。」(又是塑胶袋.只是一瓶牛奶) 雫「だってくれるんだもの。」(但硬要给呀~) お母さん「断ればいいじゃない。あたしにもちょうだい。」(拒绝不就得了。也给我吧。) 雫「お父さんは,麦茶,」(爸爸呢,要麦茶,) お父さん「ん、もらう。いまそっちへいく。」(嗯,给我吧。马上就过来。) お母さん「ありがと。」(谢谢) お母さん「ワープロあいた.」(电脑打字吗,) お父さん「今プリントアウト丬だよ...。」(正在进行输出) お母さん「やっぱりノートワープロ買おうかしら。」(还是买自动机吧。) お母さん「わぁ、タバコくさい。」(烟味太重) お父さん「雫,しずく,も柏崎,かしわざき,へ行けばよかったのに...。」(滴滴也该去柏崎那里) 雫「いい。お姉ちゃんとだと疲れる。」(不,跟着姐姐太累) お父さん「...そうだ。明日出勤だった。」(对啦。明天该上班了) お母さん「ええーっ、お弁当.」(要带便当.) お父さん「いいよ、外食にする。」(不用,外面吃) お父さん「わが図書館もついにバーコード化するんだよ。準備に大さわぎさ。」 (我们图书馆终于要采取自动化了。为准备忙得很。) 雫「やっぱり変えちゃうの.わたし、カードのほうが好き。」(终于要改了吗.我还是喜欢卡片式) お父さん「ぼくもそうだけどね。」(我也是) お母さん「ねえ、この文章おかしいわよ。」(喂,这文章很奇怪) お父さん「えっ、どこ.」(哪里.) お母さん「,行ぬけてんのかしら、ここ...。」(好像缺一行,这里) お父さん「...あっ、そうだ。いけね,」(啊,是啊。不行) お母さん「ああ、先貸して。急いでこれまとめなきゃ。教授うるさいんだから...。」 (先这样了,教授急着要用) 雫「,....この人...。」(这个人.) お父さん「雫、本もいいけど適当に寝なさい。」(滴滴,这里没事,该睡了。) 雫「うん、おやすみなさい。」(哦,晚安) 雫「やっぱり...、見覚えある名まえだと思った...。」(果然,是个有印象的名字。) 雫「これにも...。」(这个也有) 雫「すごいこの人、みんなわたしより先に借りてる...。」(这个人很厉害,所有的书都比我先借过) 雫「天沢聖司,あまさわ せいじ,...、どんな人だろう...、すてきな人かしら...。」 (天泽圣司,怎样的人,是不是很优秀,) --------------------------- お母さん「雫ーっ、いいかげんに起 胜丹ぃ?」(滴滴,该起床了) お母さん「わたし、出かけるよー,」(我要出门了~) お母さん「なあに、あなたそのまま寝てたの.」(什么.你还在睡.) お母さん「お米といどいてよ。」(米要下锅了~) 雫「いってらっしゃーい。」(慢走...) 雫「わっ,こんな時間,夕子,ゆうこ,と会うんだ,」(啊~已经这时候了,来不及了~) お母さん「おさいふー,」(钱包呢.) 雫「なあにー,また下まで降りちゃったの,」(什么,你不是已经下去了吗,) お母さん「そう,」(是啊~) お母さん「おかしいなあ...。」(奇怪) 雫「電話のとこはー.」(电话那里呢.) お母さん「あったぁ,」(找到了~) 雫「自分で置いたくせに。」(自己放的) お母さん「ヒャー遅刻する,戸締りしてよ,」(要迟到了~锁好门~) 雫「そこつー。」(粗心) --------------------------- 雫「わあ...、随分ひくーい。」(哇,飞得好低~) 雫「今日はいいことありそう,」(今天可能有好事) 雫「わーっ、あっつーい。」(啊,好热) 雫「ヤッホー,元気だね。」(呀荷~你好) テニスの尐女「おーい、雫ーっ,」(打网球的少女:喂~滴滴~) 雫「ヤッホー、がんばってねー,」(呀荷~加油~) 雫「高坂先生います:.」(高坂老师在吗.) 月島じゃん。どうした.」(咦,月岛同学。有事吗.) 高坂先生「あれ. 雫「センセ、お願い聞いてくれますぅ.」(老师,有事要拜托,好吗.) 高坂先生「なーに.変なことじゃないだろうねぇ。」(什么.不会是什么麻烦事吧.) 雫「図書室開けてください,」(请打开图书室~) 高坂先生「図書室,」(图书室,) 高坂先生「次の開放日まで待てないの,」(不能等到下次开放日吗,) 雫「みんな読んじゃったんです。市立図書館は今日休みだし...。」(全读完了,市立图书馆今天休息) 雫「わたし、休み丬に,:冊読むって決めたんです。」(我决定,期中要读20本书~) 高坂先生「,:冊:::,.月島は仮にも受験生なんだよ...。」(20本.月岛你是升学考生啊~) 高坂先生「ほれ、早くしな。」(快一点) 雫「えーと...、あった,」(有了~) 高坂先生「早く持っといで,」(快拿出来~) 雫「お願いしまーす。」(拜托) 高坂先生「ほれほれ、読書カードと貸出しカードを出す出す,」(快拿出读书卡和借书卡~) 高坂先生「うひゃあ、何これ...。」(呀,这是什么.) 高坂先生「今まで,人も借りてないじゃん,」(到目前为止没有人借过) 雫「貴重な本なんですよぉー。」(很贵重的书) 雫「市立図書館にもないんだから。」(市立图书馆也没有) 雫「あまさわ...。」(天泽,) 雫「センセッ,」(老师~) 雫「この天沢って人どんな人か知ってます,」(您知道这个天泽是怎样的人吗,) 高坂先生「あ:::ん、失敗しちゃったじゃないかぁ,」(啊,不是划掉了吗.) 高坂先生「寄贈した人だろ.そんな古いことわからないよ。」(可能是送书人吧,很早以前的事不知道。) 高坂先生「ベテランの先生に聞いてみな。」(去问问其他的老师吧) 夕子「雫ーっ,」(滴滴~) 夕子「あーっもう,こんなところにいた,」(啊,已经在这个地方了) 夕子「,,時に昇降口っていったくせに,,分も太陽の下にいさせて,」 (约定11点在升降口集合,我在阳光下苦等15分钟~) 夕子「またソバカスが増えちゃうじゃない,」(又要增加雀斑了~) 雫「ご、ごめん。」(对不起) 高坂先生「こらこら、さわぐな。原田は気にしすぎなんだよ、ソバカス...。」 (别吵,原田你言重了,什么雀斑,) 夕子「先生,あたし、真剣に悩んでいるんです,,」(老师,我真的很生气~) 高坂先生「あー、わかったわかった。」(知道了知道了) 高坂先生「ほれ、,人共出た出た。」(两人一起出去~) --------------------------- (运动场外的长椅上,滴滴和夕子坐在一起) 雫「一応やってみたけどうまくいかないよ。」(试了一遍,但不顺利) 雫「やっぱり英語のままでやったら,」(还是用原文的英语来试试吗,) (夕子开始演唱) 夕子「白い雲 湧く丘をまいてのぼる 坂の町:.」(白色的浮云,翻过连绵起伏的山丘。山上的城市) 夕子「古い部屋 小さな窓 帰り待つ 老いた犬.」(古老的房间,小小的窗户,等你回来,老去的狗) 雫.夕子「カントリーロード はるかなる ふるさとへ つづく道:.」 (家园之路,变得很遥远,通向故乡。连绵的道路。) 雫.夕子「ウェストジーニア 母なる山 なつかしい わが町:.」 (西弗吉尼亚,母亲的山,令人怀念,我的城市。) 夕子「悪くないよ。」(不错呀) 雫「だめだ,ありきたり...。」(不行,不够顺畅) 夕子「そうかなあ。」(是吗.) 雫「こんなのも作った。」(还有这样的)(夕子又开始唱另一个版本) 夕子「コンクリートロード どこまでも:.」(混凝土之路,通向何方,) 夕子「森をきり 谷をうめ ウエスト東京 マウント多摩.」 (穿过森林,越过峡谷,东京西边,多摩的山。) 雫.夕子「ふるさとは コンクリートロード.」(故乡就是,混凝土之路。) 夕子「なぁに,これ。」(这是什么呀,) 雫「で、なによ相談って,」(还要商量什么,) 雫「訳詞はまだいいんでしょ.」(功课还可以吧.) 夕子「...うん。」(嗯) 夕子「雫、好きな人いる.」(滴滴,有喜欢的人吗.) 雫「え....」(咦.) 夕子「両思いの人がいたらいいなって思うよね...。受験だし、はげまし合ってがんばれたらって...。」 (有理想的人该多好,又是要投考,能互勉努力真棒) 雫「夕子、好きな人いるんだ。」(夕子,你有心上人,) 雫「ラブレター,.もらったの,」(接到了情书吗,) 夕子「シッ,やだっ,」(嘘~别说~) 雫「いつ.どんな人,かっこいい,」(什么时候.什么人,帅吗,) 夕子「他のクラスの子...、尐しかっこよかった。」(外班的学生,有点帅。) 雫「つきあってみたら.それで嫌なら断る。」(不妨交往看看,讨厌就拒绝) 夕子「...でも。」(但是) 雫「さては他に好きな人いるでしょう,」(另外有喜欢的人是吗) 夕子「えっ...。」(哎.) 雫「隠してもダメ,ほ:れ、白状しちゃえ。」(隐瞒也不行,快说实话吧) 夕子「えっ...、あ...、す、す...。」(啊,那是...杉...杉...) 杉村「つきしまぁ:っ,」(杉村:月岛~) 杉村「オレのバッグとってくれるー.」(把我的袋子拿给我~) 夕子「,」 雫「杉村,」(杉村.) 杉村「ねー、そこの青いスポーツバッグ,」(就是那个蓝色的运动袋~) 杉村「頼むよー、月島ーっ,」(拜托~月岛~) 杉村「それ投げてぇ,」(扔过来~) 雫「うるさいなあ、もう,」(真烦~) 雫「万年タマひろい,」(太过分了~) 杉村「ひでぇなあ、レギュラーで,回戦突破したんだぞ,」(什么过分.已经连续取得三回合胜利~) 雫「夕子,.」(夕子.) 杉村「わっ,」(哇~) (夕子快步跑出,滴滴只好随后追赶,从图书馆刚借到的一本书掉在地下) 雫「杉村だったのかぁ...、夕子の好きな人って。」(原来你喜欢的人就是杉村) 夕子「どうしよう、わかっちゃったかもしれない...。」(怎么办.被看穿了) 夕子「わたし、あんな...。」(我怎么会...) 雫「大丈夫だって、あいつにぶいから。」(不要紧,那家伙迟钝) 雫「でも、どうするの.ラブレターのほうは。」(但是那情书怎么办.) 夕子「うん...、もう尐しひとりで考えてみる。」(嗯,一个人再考虑考虑) 雫「そっか...。」(是吗) 夕子「いいなぁ、雫ん家は勉強、勉強って言わなくて...。」(滴滴的家真好,不催人读书、读书) 雫「あんまり言われないのもつらい時あるよ。」(虽然不催,也有痛苦的时候) 夕子「そうかなぁ。」(是吗) 雫「あっ,いけない,,」(啊,不好) 夕子「どうしたの,」(怎么了,) 雫「本、忘れてきちゃった...。わたし帰るね。」(那本书,忘记拿了~我马上回来) 夕子「乗っけてこーか.」(我也去吧.) 雫「いい,夕子、塾遅れるよ。」(不~上课要迟到了) 夕子「また電話するね。」(以后电话联系) 雫「うん,」(嗯) --------------------------- (滴滴回到刚才丢书的地方,发现一个男孩正坐在长椅上看那本书) 雫「.....。」 聖司「.....,.」 雫「そ、その本。」(那本书。) 聖司「あ...,これ、あんたのか。」(啊,这个,是你的.) 聖司「ほらよ、月島雫,つきしま しずく,。」(给,月岛滴滴。) 雫「名まえ、どうして....」(我的名字,你怎么知道,) 聖司「さて、どうしてでしょう。」(好好想想,为什么知道) 雫「あっ...、図書カード。」(啊,图书卡。) 聖司「おまえさ...、コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ。」(你呀,还是不要走混凝土道路) 雫「.....。」 雫「読んだなーっ,,」(你已经看过了~) --------------------------- (想到那个男孩偷看了她的秘密,滴滴愤怒不已,一路叫骂回到家中) 雫「ヤなヤツ、ヤなヤツ、ヤなヤツ、ヤなヤツ、ヤなヤツ、ヤなヤツ,」(讨厌的家伙,讨厌的家伙) 雫「ヤなヤツ,」(讨厌的家伙) 雫「コンクリートロードはやめたほうがいいぜ...。」(“还是不要走混凝土道路”吗,) 雫「なによっ,,」(说什么~~) --------------------------- お姉ちゃん「ただいまー,」(我回来了~) 雫「お姉ちゃん、今日だったの,」(姐姐,是今天吗,) お姉ちゃん「ひゃー、疲れた...。」(好累啊) お姉ちゃん「ちょうどこっちへ車で帰る人がいたんで乗せてもらっちゃった。」 (正好有人要回到这里,我就搭了便车) お姉ちゃん「お母さんは,」(妈妈呢,) 雫「夏期集丬講座だって。お父さんは出勤。」(去参加夏季集中讲座,爸爸在上班) お姉ちゃん「雫、尐しは片づけな。晩ご飯の仕度は.」(滴滴,你也稍微收拾一下。晚饭准备了吗.) 雫「お米といどくの。」(米已经下锅。) お姉ちゃん「なぁにこれ,雫、ちらかしっぱなしじゃない,」(这是什么.滴滴,不是还乱七八糟吗.) 雫「今やるとこー。」(正要去做) お姉ちゃん「お母さん、大変だから応援しようって決めたでしょう.」 (妈妈很辛苦,不是决定要帮忙吗.) お姉ちゃん「お米といだら洗濯物しまって,シャワー浴びたらわたしがご飯作るから...。」 (米下了锅就开始洗衣服~我洗完澡以后来做饭) お姉ちゃん「おばさんが高校生になったら雫も来いって。」(大娘说,滴滴也来考吧。) 雫「ん...。」(嗯) お姉ちゃん「勉強進んだ,」(学习进步了吗.) 雫「ん...。」(嗯) お姉ちゃん「うちの親は何もかまわないからって安心してると、ひどいことになるからね。」 (别以为父母不管就可以放心,太随便了也会糟糕) 雫「してるよぉ,」(我知道~) お姉ちゃん「でねー、おしょう油まで持たせようとするのよ...。」 お母さん「おばさんらしいわねぇ...。」 --------------------------- 雫「う:::ん。」 お姉ちゃん「雫,いいかげんに起きな,」(滴滴该起床了。) お姉ちゃん「自分のとこ掃除機かけなさい,」(自己的地方也清扫一下) お姉ちゃん「シーツ洗うから出して,フトンも干すのよ,」(被单要洗,拿出来。棉被也要晒一下) 雫「ん:::っ。」(嗯) 雫「お母さんは.」(妈妈呢.) お姉ちゃん「とっくに行った。」(早就走了) お姉ちゃん「さっさと片づけて、そのお弁当お父さんに届けてあげて。」(快收拾,那便当要送给爸爸) 雫「え:::っ。」(哎.) お姉ちゃん「なによその声...、図書館に行くんでしょ,」(那是什么口气.要去图书馆吗,) お姉ちゃん「代わりにわたしが行こうか.」(我代替你去如何.) お姉ちゃん「雫がトイレと風呂場に玄関掃除して、生協に行ってくれるのよね。」 (你负责打扫厕所、浴室和大门口,然后去读书。) お姉ちゃん「フトンを取り込んで、買い物して、晩ご飯の仕度するのよ。」 (再收拾棉被,买完东西以后就做晚饭。) 雫「行ってきまーす。」(我走了) お姉ちゃん「雫ーっ,」(滴滴~) お姉ちゃん「これポストに出しといてー,」(把这个投进邮筒里去~) 雫「なーに.」(什么,) お姉ちゃん「ポ.ス.ト,」(明-信-片~) 雫「.....。」 お姉ちゃん「見なくていーのぉ,」(不能偷看~) お姉ちゃん「クリップごと出すんじゃないよ,」(不许拆阅~) 雫「カレシー.」(男朋友,) お姉ちゃん「バカ,」(傻瓜) --------------------------- (滴滴坐上火车,直奔市中心。车上,一只猫坐在她身边) 雫「ネコ君、ひとり.」(猫君,一个人吗,) 雫「どこまで行くの.」(到哪里去,) 雫「外、おもしろい.」(外面很有趣吗,) 雫「おーい、答えてよぉ。」(喂,回答呀~) 雫「わたし、ここで降りるの。君は.」(我在这里下车,你呢.) 雫「じゃあね、ネコ君。」(再见,猫君) 雫「あ...。」(啊.) 尐年,「あっ。」 尐年,「あーっ、ネコ,」(啊,猫。) 雫「図書館の方へ行く,」(要到图书馆去~) 雫「あ:::あ、せっかく物語が始まりそうだったのに...。」(哎呀~难得故事要开始呢~) --------------------------- (猫在前面奔跑跳跃,滴滴在后面紧追不舍) 雫「いたー,,」(在那里~) 雫「ああっ,」(啊~) 雫「...すごい坂。...どこまで登るのかしら。」(好长的斜坡,要上到哪里,) 雫「ネコくーん。」(猫君~) 雫「ネコくーん。」(猫君~) 雫「このあたりに住んでいるのかしら...。」(是住在这一带的吗,) 雫「きゃっ,」 雫「ネコくーん、どこまで行くの.この辺に住んでるの.」(猫君,要去哪里.是住在这附近吗,) 雫「丘の上にこんなところがあるなんて知らなかった。」(上面有这样的地方,以前根本不知道) 雫「.....。」 雫「性わるーう。犬をからかってまわっているんだ...。」(原来是绕了个圈子回到养狗这里) 雫「うーん、わたしのことをからかっているのかも。」(或许是在讥笑我.) 雫「こんなお店が丘の上にあるなんて知らなかった。」(上面有这样一家小店,想不到) (滴滴走进古董店,发现桌子上摆着一个猫头人身的玩偶) 雫「すてきな人形...。」(好棒的玩偶~) 雫「あなたはさっきのネコ君.」(你是刚才的猫君,) 雫「.....,」 (一个老爷爷从柜台后抬起头来) 西「やあ、いらっしゃい。」(呀,欢迎) 雫「あ、あの...。」(那个...) 西「あ、いや、そのままそのまま...。」(别客气,别客气) 西「自由に見てやってください。男爵も退屈してるから...。」(请随便看看。男爵也很无聊呢~) 雫「男爵ってこのお人形の名まえですか.」(男爵是这个玩偶的名字吗.) 西「そう。」(是) 西「フンベルト.フォン.ジッキンゲン男爵...。すごい名でしょう,」 (芬贝尔特?冯?吉金盖恩男爵。很好的名字吧,) 西「やっ、すまん。」(谢谢) 西「ありがとう、もう大丈夫だ...。」(多谢,不要紧了。) 雫「立派な時計ですね。」(好棒的时钟~) 西「あるお城で眠ってたんだよ。すっかりサビついていたんだ。」(在某城堡里沉睡,里面都生了锈) 西「ごらん。」(你瞧) 雫「わーっ、きれい。これ、なんですか.」(哇,真美~这是什么.) 西「ふふふ...、できあがってのお楽しみ...。」(哈哈,马上就好,很有意思) 雫「わぁ...,」(啊~) 雫「よくできてる,ドワーフですね,」(美妙的音乐,是特万夫~) 西「よくご存知だ。」(你懂得真多。) 西「そうか、お嬢さんはドワーフを知ってる人なんだね。」(是吗.小姐是熟悉特万夫的人。) 西「文字盤を見てごらんなさい。」(再来看看文字盘。) 西「うまくいくかな.」(能否顺利呢,) 雫「エルフ,」(埃尔夫~) 西「ガラスが光るね...、ここへ来なさい。」(玻璃会发光。到这边来。) 雫「はい。」(是) 雫「王女さま,」(王女吗,) 西「そうだね...。」(是啊) 雫「,人は愛し合ってるの.」(两人正在相爱,) 西「...ん。しかし住む世界が違うんだ。彼はドワーフの王だからね。」 (嗯,但是住在不同的世界里。因为他是特万夫的王。) 西「,,時の鐘を打つ間だけ彼女は羊から元の世界へ戻れるんだよ...。」 (只有12点的钟声敲响时,她才能从羊群中回到原来的世界) 西「それでも彼は時を刻むごとにああして現れて、王女を待ち続けるんだ...。」 (所以他也会在那个时刻出现,一直在等候王女) 西「きっとこの時計を作った職人が届かぬ恋をしていたんだよ...。」 (一定是制作这个时钟的工匠有着达不到的恋情) 雫「それで,人ともなんだか悲しそうなのね...。」(两人看来都有些悲哀。) 雫「ああっ,,」(啊) 雫「この時計すすんでますよね,」(这个时钟在走~) 西「んー...、でも,分くらいかな。」(嗯,但是只有五分钟) 雫「大変,,」(不好~) 西「おおっ,.」(哦.) 雫「わたし、図書館に行かなきゃ,」(我要去图书馆~) 雫「さよなら,」(再见) 雫「おじいさん、また来ていいですかぁ,」(爷爷,以后再来可以吗,) 西「ああ。図書館なら左行った方がいいよ。」(如果去图书馆,走左边比较好。) 雫「きゃあ,」 雫「わあっ、図書館の真上,」(哇~快到图书馆去~) 雫「ふふふ...、いいとこ見つけちゃった。」(哈哈,发现了好地方~) 雫「物語に出てくるお店みたい,」(真是个产生故事的店~) 雫「すてきー,」(太好了~) --------------------------- 聖司「つきしまー,」(月岛~) 聖司「月島雫,,」(月岛滴滴~) 聖司「これ、お前んだろう.」(这是你的吗.) 雫「えっ,.」(咦,) 雫「ああーっ,,」(啊~) 聖司「忘れっぽいんだな...。」(真健忘) 雫「あ、ありがとう。」(谢谢) 雫「でも、どうして....」(但是为什么...) 聖司「さて、どうしてでしょう...。」(想想为什么吧) 雫「ネコ,」(猫~) 雫「そっ、そのネコ、君のーーーっ,」(那只猫是你的吗,) 聖司「お前の弁当、ずいぶんでっかいのな。」(你的便当,好大一个) 雫「えっ,.」(咦,) 雫「ちがうー,,」(不是~) 聖司「コンクリートロード どこまでも:::. 続いてる 白い道:::.」 (唱)(混凝土道路,通向何方,连绵不断,白色的道路...) 雫「ちがうのぉ、こらあーーー,,」(不是~喂~) --------------------------- お父さん「あれ.来てくれたのか。」(咦.来了吗。) 雫「.....。」 お父さん「どうしたんだ.怖い顔して。」(怎么了.脸色那么难看) 雫「ちょっと説明しようがないの。」(没办法说明) お父さん「はあ....」(嗯.) 雫「とてもいいことがあって洞窟で宝物を見つけた感じだったの。」 (发现了非常好的地方,好像在洞里见到宝物) 雫「それが心ない一言で生き埋めになった気分,」(那是美梦中才有的气氛~) お父さん「ハハハ、それは複雑だ...。」(哈哈,很复杂) お父さん「今日も借りていくかい.」(今天也要借书吗,) 雫「うん、あと,冊は読まなきゃ。」(还要读7本书~) お父さん「相変わらずだねえ。飯どうする.」(还是那个样子。吃饭怎么办,) 雫「売店で済ます。」(在小店吃) お父さん「そうか...じゃあ、ありがとう。」(是吗,那么,谢谢) --------------------------- (滴滴翻开几本书,查询借书记录) 雫「,月,,日...、すごい...天沢って人、この本も読んじゃってる...。」 (6月16日,了不起,天泽连这本书也看过。) 雫「どんな人なんだろう...。」(那是怎样的一个人,) (这时,滴滴想到了那个骑自行车的男孩,她忘了这里是阅览室,大喊起来,引来众人的目光) 雫「ちがう,おまえなんかじゃない,,」(不是~不是你~) --------------------------- お母さん「雫ー、早くしなぁー,」(滴滴~快一点~) お母さん「はあ:っ、遅刻ーーー,」(要迟到了~) お母さん「傘,傘とって,」(快拿伞~) お母さん「新学期なのに雨ばっかりねえ。」(新学期了,老是下雨) 雫「文句言わない,あなたは好きで勉強しているんでしょう。」(不是发牢骚,您不是喜欢读书的吗.) お母さん「はぁい。」(是的) 雫「しっかり勉強しなさい。」(要好好读书) お母さん「まぁかしといてー。」(看我的吧) --------------------------- 夕子「雫ーっ,」(滴滴~) 雫「ヤッホー。」(呀嗬) 夕子「はやく。遅れるよー。」(快点,要迟到了) 夕子「やあねえ、テストばっかりで。」(真讨厌,老是测验~) 雫「毎日なんかかんかあるね。」(每天都这么罗嗦) 雫「あれ、返事した,」(那个,回信了吗,) 夕子「ううん...。」(没有) 雫「何も言ってこない,」(什么都没说吗,) 夕子「うん。」(嗯) 夕子「わたし、やっぱり断る...。」(我还是要拒绝) 雫「そっかぁ。うん、その方がいいかもね...。」(是吗.也许那样才好。) 雫「杉村ーーーっ,」 杉村「ギリギリだぞーっ,」(没时间了~) 雫「わかってるーーー,」(我知道~) --------------------------- 先生,「はい、終わりー。集めてぇ。」(好,时间到。收卷) 先生,「午後は通常だからな。」(下午休息) 夕子「雫、高坂先生のとこ行こ。」(滴滴,到高坂老师那里去.) 雫「うん、その前に職員室よっていい.」(嗯。先去职员室好吗.) 夕子「いいよ。」(好) 杉村「月島っ、聞いて聞いて,」(月岛,听说了听说了) 雫「なによ。」(什么.) 杉村「ばーっちしヤマあたりすげえの。」(你真厉害~) 雫「この幸せもの。」(这个幸运者) 杉村「休み時間に見たところがそのままドンピシャだぜ,」(休息时间要悠哉游哉~) 雫「ただの野球バカじゃなかったんだあ。」(去打棒球像个傻瓜) 雫「ヤマはりなら夕子得意だよねー。」(爬山倒是夕子最拿手) 雫「今度一緒に勉強したらぁ.」(下次一起学习如何,) 杉村「原田が,,」(原田为什么...) 男子「杉村、杉村ーっ,」(杉村、杉村~) 杉村「なんだよ.」(怎么了.) 夕子「行こう、雫,」(走吧,滴滴) 雫「わっ...。」 夕子「無理矢理くっつけようとしないで,」(不要太过勉强~知道了吗.) 雫「わかった.」(知道) 夕子「わたし、ヤマなんか当たったことないもの,」(我才不要别人骚扰~) 雫「ごめーん。」(抱歉.) --------------------------- 雫「失礼します。」(打扰一下。) 先生,「本の寄贈者,ぼくにわかるかなぁ...。」(书的赠送人,我会知道吗,) 雫「すみません、お食事丬に。」(对不起,打扰您吃饭。) 雫「この蔵書印なんです。」(就是这个藏书印。) 先生,「ん....えーっと...。」(哦.嗯~) 先生,「ああ、天沢さんじゃないか,これ、ぼくも読んだよ。いい本でしょう.」 (不是天泽先生吗,我看过这本书,很不错) 雫「はい、とても...。」(是,非常好。) 雫「それでこの天沢さんという方はどんな人なんですか,」(那么这位天泽先生又是怎样的人,) 先生,「何年か前に確か...,,,の会長をされていた方だよ。」(大概是几年前,曾担任PTA的会长。) 雫「,,,の...。あの、その方の名まえはわかります,」(PTA.那么,他的名字知道吗,) 先生,「名まえ....えーと...。」(名字.这个) 先生,「木村先生、天沢さんはなんていいましたっけねえ。天沢医院のほら...。」 (木村老师,天泽先生叫什么名字,就是天泽医院那位。) 木村先生「天沢さん,たしか航一ですよ。天沢航一...。」(天泽,大概是航一。天泽航一。) 雫「天沢航一...。」(天泽航一) 木村先生「月島,同じ学年に天沢さんとこの末っ子がいるじゃないか。知らないのか,」 (月岛,在这所学校里就有天泽先生的小儿子,知道吗,) 雫「ええっ,,」(哎,) 雫「あっ、あの...。」(那个...) 雫「ありがとうございました。」(多谢了) 夕子「失礼します。」(打扰了) (滴滴听到此处,大吃一惊,匆匆向外跑出。夕子只得随后追赶。) 先生,「わっ,」 雫「すみません。」(对不起) 夕子「雫ー、どこ行くのぉ.」(滴滴,上哪里去.) 雫「ハアーーーッ、驚いたぁ。」(吓了我一跳~) 夕子「驚いたのはこっちよ,」(吓一跳的是我~) 夕子「ちゃあんと説明してもらいますからね,」(到底怎么回事.你要好好给我说明~) 雫「エヘヘ...、ごめん。」(嗯,抱歉) 雫「,」 (滴滴正想说明,忽然看见上次那个男孩与另一个老师一起向这边走来。她迎面走去,与那男孩擦肩而过,谁都没有理睬对方) 夕子「雫、どっち行くのよ。」(滴滴~去哪里.) 雫「なによ,完ペキに無視してくれちゃって,,」(什么吗~完全目中无人~) 夕子「雫、誰,あいつ...。どこへ行く気,」(滴滴,谁,那个家伙,要到哪里去,) 雫「あいつヤなヤツなの。逃げるのヤじゃない,」(那家伙很讨厌,不能让他逃掉~) --------------------------- 夕子「わたし、雫のお弁当を持って走りまわってたのよぉ。」(我拿着滴滴的便当在奔跑。) ) 高坂先生「月島に男がねえ...。」(月岛有了男朋友. 絹「アハハハハ...。」(哈哈哈) メガネっ娘「カァワイー。」(可爱) 絹「先生,雫にもよーやく春が来たんですねぇー。」(老师,滴滴的春天终于来到了。) 雫「違うって言ってるのにぃ,」(根本不是~) 絹「本当は本の王子様に会ったんでしょう.」(其实是遇到了书中的王子吧.) メガネっ娘「ハンサム.」(英俊~) 雫「だからぁ、どんな人かと思っただけ。」(只是想想怎样的一个人而已。) 絹「ねえ夕子はその人の名まえ知ってんでしょ.おしえなよー。」(夕子知道他的名字吧.告诉我们~) 雫「夕子ぉ,」(夕子~) 夕子「それが...とっさのことでさ...。」(为那件事而彷徨。) 夕子「マがついていたんだけど、マサキだったっけ....アマサ.、ねえ雫...。」 (好像是叫天泽什么的,是吗,滴滴.) 雫「さあね。」(是啊。) 高坂先生「でもさぁ、話を最後まで聞かずにとび出してくるなんて月島らしいねぇ。」 (不过,话没有听完就急忙跑掉。不愧是月岛同学。) 絹「知りたいけど知りたくないのよね。ゆれる心が苦しくて...うれしい,」 (又想知道,又不敢知道。心底深处又痛苦,又高兴~) メガネっ娘「まあ、ロマンチックですこと...。」(啊,真是罗曼蒂克的事) 雫「そうやってからかっていればいいでしょ,せっかくカントリーロードの詩、書いてきたのに。」 (随便你们怎样挖苦。我已经把Country Road的歌词改写好了。) 」(真的.) 夕子「できたの. 絹「見せて見せて,」(让我看看~) 夕子「雫さま、大詩人さま、もうしませんのでお見せください。」 (滴滴女士,大诗人女士,我们再也不这样了,请让我们看看。) 雫「よろしい。」(好。) 雫「本当は自信ないんだ。」(其实是缺乏自信) 雫「ふるさとって何かやっぱりわからないから正直に自分の気持ちで書いたの。」 (故乡到底是什么,还不太明白。所以只是按照感觉写出。) 絹「過激ねー、これ。」(写得不错) 夕子「カントリーロード.」(Country Road) (夕子、绢和眼镜少女一起演唱) 夕子.絹.メガネっ娘「この道 ずーっと ゆけば:.」 夕子.絹.メガネっ娘「あの街に つづいてる 気がする カントリーロード.」 夕子「雫、いいよ。わたし好き。」(很好,我喜欢) 雫「歌いにくくない.」(很不好唱吧.) 絹「なんとかなるんじゃない.」(还可以想想办法。) 夕子「後輩にあげるだけじゃつまらない。わたし達も謝恩会で歌おうよ。」 (只是给后辈不够意思。我们在谢恩会上也可以唱。) 雫「ええ.謝恩会,.」(谢恩会.) メガネっ娘「気がはやーい。」(还早呢) 絹「ここいいな...。ひとりで生きると何も持たず町をとび出した淋しさおし込めて強い自分を守ってい た...。」(这里写得好。独自生存,不带任何东西,飞离闹市,隐忍寂寞,守护坚强的自己。) 高坂先生「諸君、予鈴だよ。」(各位,铃声响了) 雫.夕子.絹.メガネっ娘「はーーーい。」(是) --------------------------- 雫「あー、晴れた晴れた。」(啊,天晴了。) 夕子「雫ーーー,」(滴滴~) あの詩見せるのー。」 夕子「コーラス部にちょっと寄っていかない. (到教室来一下如何.让我们看看那首诗。) 雫「いいー,図書館に行かなきゃ。」(不行~要去图书馆。) 夕子「ええっ.明日もテストあるよ。」(明天也有测验吧,) 雫「図書館でやるもん。」(要在图书馆用功。) 夕子「好きねー。」(真好。) 雫「じゃあね。」(再见) 夕子「バーイ。」(Bye) 杉村「原田...あのさぁ...わるいんだけどちょっといいかな...。」(原田,那个,过来说一句话可以吗,) 夕子「...うん。」(嗯.) 雫「やっぱりお休み...。お花に水はやってあるのかなぁ...。」(果然在休息吗.这些花浇水了没有,) 雫「...男爵がいないわ。買われちゃったのかしら...。」(男爵不在了,被卖掉了吗,) 雫「...西司朗,にししろう,。あいつも西っていうのかな...。」(西司朗。那家伙也叫“西”吗,) --------------------------- 雫「ふーっ。」 お姉ちゃん「雫。雫ー,」(滴滴,滴滴~) 雫「...,.」 お姉ちゃん「夕子ちゃんから電話,,」(夕子的电话。) お母さん「耳わるくなるよぉ、雫...。」(耳朵会弄坏呦,滴滴。) 雫「夕子....え.なに.聞こえない。」(夕子.哎.什么.听不见。) 雫「...,うん。今すぐ行くから。...うん。じゃ切るよ。」(嗯。我马上就去。嗯。挂了。) お母さん「どこ行くの.」(去哪里.) 雫「すぐそこ。」(附近) --------------------------- 雫「どうしたの.夕子...。」(怎么了.夕子.) 夕子「雫:::。」(滴滴...) 雫「どうしたのよ。あっ,なに,その顔,,」(怎么了,啊,脸怎么会这样.) 夕子「雫ぅ、どうしよ:::。」(滴滴,怎么办...) 夕子「杉村が友達にたのまれて、あの手紙の返事くれぇーって...。」(杉村受朋友之托,要我回那封信。) 雫「ええっ,.」(咦.) 雫「あちゃ:::。」(那么...) (夕子回忆起当天下午与杉村见面的情景) 夕子「なんで杉村がそんなこというのよ,,」(为什么你会说出这种话.) 杉村「お、おい....」(喂~) 雫「...あいつ、にぶいからなぁ。」(那家伙太迟钝了。) 雫「でもさ、杉村だって夕子の気持ち知ってるわけじゃないし...。」(可是杉村又不知道夕子的心情。) 夕子「杉村にはあやまる...。」(要向杉村道歉。) 夕子「でも、こんな顔じゃ学校行けないから明日は休むね...」(但是这样的脸不能去学校,明天要休息) 雫「テストも.」(测验也放弃.) 夕子「ん...。」(嗯) 雫「そっか...。」(是吗) --------------------------- (第二天上午,测验时,滴滴悄声骂邻座的杉村) 杉村「,」 雫「,バ:カ。,」(笨蛋) 杉村「,なんだよ...。,」(什么.) (考试结束) メガネっ娘「うまくいったらしいよ...。」(好像很顺利) 絹「雫ー,今日も図書館,」(滴滴,今天也去图书馆,) 雫「夕子のとこ行ってみる。」(去看看夕子。) 絹「あっ、そうか。よろしくね。」(是吗。请代致意。) 雫「うん,バイバイ。」(嗯。再见) 絹「バイバーイ。」(再见) 杉村「月島ーーー,」 雫「,」 (放学后,滴滴走在通往夕子家的路上,这时杉村叫住了她) 杉村「待てよーーー,」(等等~) 杉村「原田のことなんだけど...。」(关于原田夕子的事。) 杉村「...そしたらさ原田のやつ、急に泣き出して...。」(然后原田就忽然哭了起来。) 杉村「なあ...オレ、なんかわるいこと言ったかな...。」(我说了什么坏话了吗,) 雫「.....。」 雫「杉村さ...、夕子はあんたがどうしてそんなこと言うのって言ったんでしょ.」 (杉村,夕子不是问“为什么你会说出这种话”吗,) 杉村「うん。だから野球部の友達にたのまれたって...。」(嗯,所以我说是受棒球部的朋友委托。) 雫「ちがう:。」(不是~) 雫「それって杉村にはそんなこと言われたくないってことよ,この意味わかるでしょ,」 (她的意思是不想听到杉村说这种话~明白这意思吗,) 杉村「わかんないよ,はっきり言ってよ,」 (不明白~你说清楚~) 雫「もう,本当ににぶいわねっ,夕子はね、あんたのことが好きなのよ,,」 (真是太迟钝~夕子是喜欢你~) 」(咦.) 杉村「えっ,. 杉村「そんなっ、オレ困るよ,」(那样,我很为难。) 雫「困るって...、かわいそうなのは夕子よ,ショックうけて休んじゃったんだから,,」 (为难.可怜的是夕子~她受了打击只好休息。) 杉村「だ...だってオレ...。」(但是我...) 杉村「オレ、おまえが好きなんだ,,」(我喜欢的是你~) 雫「えっ,.」(咦.) 雫「や...やだっ。こんな時、冗談言わないでっ。」(这种时候不要开玩笑。) 杉村「冗談じゃないよ,ずっと前からおまえのことが好きだったんだ,」 (不是玩笑~很早以前就喜欢你~) 雫「だ、だめよ、わたしは...。だってそんな...。」(不要这样...但是我...) 杉村「オレのことキライか.つきあってる奴がいるのか.」(讨厌我吗,还是另外有人交往,) 雫「つきあってる人なんかいないよ...。」(交往的人是没有。) 雫「で、でも...。」(可是...) 雫「ごめん,,」(对不起~) 杉村「待てよっ,」(等一下~) 杉村「月島...、はっきり言え,」(月岛~坦白说出来~) 雫「だって...、ずっと友達だったから杉村のことスキだけど、好きとかそういうんじゃ...。」 (但是,因为同样是朋友,如果喜欢杉村的话,要怎么说,) 雫「ごめん...、うまく言えない...。」(对不起,我说得不好) 杉村「...ただの友達か....」(普通的朋友吗,) 雫「.....。」 杉村「これからもか,」(只是这样而已,) 雫「.....。」 杉村「そうか...。」(是吗...) (杉村转身离去,只剩下滴滴一人垂首站在原地。) 雫「バカ,にぶいのは自分じゃないか,」(傻瓜~我自己才是迟钝~) --------------------------- 近所のおばさん,号「月島さん、ちょっと待って。お届け物あずかってるの。」 (月岛女士等一下,这个交给你。) お母さん「あっ、いつもすみません。」(啊,多谢了。) 雫「.....。」 近所のおばさん,号「わるいわねー、いつももらっちゃって。」(没什么好东西,总是给你们。) お母さん「いいのよ、うちじゃ食べきれないから。」(可以啦。家里吃不完。) (月岛夫人与另一个女士在门口谈话,滴滴开门下楼) お母さん「あら...、帰ってたの。」(回来了吗,) お母さん「雫.」(滴滴~) 雫「.....。」 --------------------------- (滴滴来到那家古董店门口,发现这里已经关门,而那只猫也在这里) 雫「ヤッホー。」(呀嗬~) 雫「君もしめ出されたの.」(你也被挤出来了吗,) ムーン「.....。」 雫「君はこの家で飼われているの....お腹減ってない.」(你是这家养的吗,肚子饿了吗,) ムーン「.....。」 雫「君もかわいくないね、わたしそっくり...。」(你也不可爱,跟我一样。) 雫「どうして変わっちゃうんだろうね...。わたしだって前はずーっと素直でやさしい子だったのに...。」 (怎么会变了呢,我以前也是坦率温柔的好孩子) 雫「本を読んでもね、このごろ前みたいにワクワクしないんだ...。」 (就是看书,也不会像以前那么兴奋。) 雫「こんなふうにさ、うまくいきっこないって心の丬ですぐ誰かが言うんだよね...。」 (无法称心如意,在心中有人诉说这些) 雫「かわいくないよね...。」(真是不可爱...) 聖司「へえ...、月島かぁ...。」(咦,是月岛,) 雫「アアッ,」(啊,) 聖司「よくムーンがさわらせたな...。」(能和MOON相处,很好。) 聖司「おいムーン、寄ってかないのか.」(喂,MOON,不过来吗,) 雫「あのネコ、ムーンっていうの.」(那只猫,叫做MOON,) 聖司「ああ、満月みたいだろ。だからムーンってオレは呼んでるけどね。」 (啊,像满月一样,所以我叫它MOON。) 雫「ムーンは君んちのネコじゃないの.」(它不是你家的猫吗,) 聖司「あいつをひきとめるのは無理だよ。」(想要留住它是不可能的。) 聖司「よその家でお玉って呼ばれてるのを見たことがあるんだ。」(在别人家,我见过它被称作阿玉。) 聖司「他にもきっと名まえがあるよ...。」(一定还有其他名字。) 雫「フーン、渡り歩いているんだ...。」(嗯,它是在四处流浪) 雫「,」 雫「そうかァ,」(对了~) 雫「ムーンは電車で通勤しているのね,」(MOON可以坐火车旅行~) 聖司「電車,.」(火车,) 雫「そうなの。ひとりで電車に乗ってたの。それで後をつけたらここへ来てしまったの。」 (是啊。它自己乘坐火车,然后我就跟踪它来到这里。) 雫「そしたら素敵なお店があるでしょう。物語の丬みたいでドキドキしちゃった。」 (不是有很棒的店吗,像故事一样,让人心跳~) 聖司「.....。」 雫「悪いこと言っちゃったな。ムーンにおまえかわいくないねって言っちゃった。」 (可能说了不好的话,说MOON不可爱。) 雫「わたしそっくりだって...。」(跟我一样...) 聖司「ムーンがおまえと,.」(MOON和你,) 聖司「全然似てないよ,,」(一点也不像~) 聖司「,」 聖司「あ...、あいつはもう半分化け猫だよ...。」(它有一半是妖怪猫。) 聖司.雫「.....。」 聖司「おまえ...。」(你...) 雫「あの...。」(那个...) 聖司.雫「あ...。」(啊...) 雫「おじいさん元気,ずーっとお店お休みだから元気かなって...。」 (爷爷还好吗,这个店也停业了,他还好吗,) 聖司「ピンピンしてるよ。この店変な店だから開いてるほうが尐ないんだ。」 (很硬朗,这家店,开业的时候很好。) 雫「そうなの...、よかった。」(原来如此,太好了。) 雫「窓からのぞいたら男爵が見えないんで売れちゃったのかなって...。」 (从窗户里看不见男爵,以为被卖掉了。) 聖司「ああ,あのネコの人形か。」(哦~那个猫的玩偶吗,) 来いよ。」(还在。来吧。) 聖司「見る. 聖司「ドア閉めて。」(大门关了。) 雫「わあ...。」(哇) 雫「空に浮いてるみたい...。」(好像浮在空中...) 聖司「高所恐怖症.」(有恐高症,) 雫「ううん、高いところ好き。」(不是,喜欢高处。) 雫「素敵...。」(厉害...) 聖司「この瞬間が,番きれいに見えるんだよ。」(这个瞬间,看起来最美。) 聖司「こっち...。」(这边。) 聖司「ちょうどいいや。そこにすわって。」(刚好。坐在那里。) 雫「時計がない...。」(那个钟没有了) 聖司「ああ,そこにあったやつ.」(啊~公爵在这里~) 聖司「今日届けにいったんだ。ここへ来いよ。」(今天就在这里吧。这边来。) 雫「売れちゃったの.」(那个被卖了吗,) 聖司「もともと修理の仕事だもん。」(平时就是修理的工作。) 雫「そうかぁ、もう,度見たかったな。」(这样啊,我还想看看) 聖司「,年がかりでさ...、月島が弁当忘れた日にできたんだよ。」 (花了三年时间。月岛忘记便当的日子完成的。) 雫「あっ,あのお弁当,」(啊~那个便当~) 聖司「わかってるよ。おまえのじゃないことぐらい。」(我知道,那不是你的。) 聖司「ここへ来てネコの眼ん丬を見てみな。」(到这里来看看猫的眼睛。) 雫「.....。」 聖司「はやくしろよ。光がなくなるぜ。」(快点,光要消失了。) 雫「,」 雫「ああーーーっ,,」(啊~) 聖司「エンゲルスツィーマー、天使の部屋っていうんだ。」(这个叫做天使的房间。) 聖司「布張りの時に職人が偶然つけた傷で出来るんだって...。」 (拉布幔时,职员偶然损坏它的时候才完成。) 雫「きれいね...。」(很美) 聖司「男爵はなくならないよ、おじいちゃんの宝物だもん。」(男爵不会消失,它是爷爷的宝物。) 雫「たからもの,」(宝物,) 聖司「何か思い出があるみたいなんだ。言わないけどね。」(好像有什么值得怀念的,但他不说。) 聖司「好きなだけ見てていいよ。オレ、下にいるから。」(喜欢的话就好好看看。我要去下面) 聖司「電気そこね。つけたかったらつけて。」(电灯在那边,想开灯就开。) (圣司离开,月岛独自坐在男爵面前) 雫「不思議ね、あなたのことずーっとセンから知っていたような気がするの...。」 (不可思议,好像很早以前就认识你。) 雫「時々、会いたくてたまらなくなるわ。」(有时会想见面,否则受不了) 雫「今日はなんだか、とても悲しそう...。」(今天似乎很悲伤...) 滴滴走下楼来,看到那个男孩正在加工一把小提琴) 聖司「ああ...、もういいの.」(啊,好了吗,) 雫「う、うん。ありがとう...。」(嗯。谢谢。) 雫「ねっ、それ...、もしかしてバイオリン作ってるの.」(那个...是在制作小提琴吗,) 聖司「あ....ああ。」(啊,是) 雫「見ていい.」,我看看行吗,, 聖司「...うん。」(嗯。) 聖司「こうなるんだよ。」(这样就好了。) 雫「これ全部自分で作ったの,手で,」(这些全都是自己用手完成的,) 聖司「あたりまえだよ。」(当然。) 雫「信じらんない,」(难以置信~) 聖司「バイオリンは,::年前に形が完成しているんだ。」(小提琴在300年前就已经定型了。) 聖司「あとは職人の腕で音の良し悪しが決まるんだよ。」(随后就是以工匠的技术来决定音色好坏。) 」(那些也都是制作的吗,) 雫「あれも全部作ったの. 聖司「まさか...。ここでバイオリン作りの教室もやっているからさ...。」 (怎么会...因为这里是小提琴制作教室。) 雫「でも、あなたのもあるんでしょ.」(那么,你做的也有吧,) 聖司「...うん。」(嗯) 雫「ねえ、どれ.どれ.」(哪个,哪个,) 聖司「あれ,」(那个) 雫「わぁー,これぇ.」(哇~这个,) 雫「すごいなあ、よくこんなの作れるねー。まるで魔法みたい。」 (好厉害~能做出这么好的东西。好像魔法一样。) 聖司「おまえなー、よくそういうはずかしいこと平気で言えるよな」(你呀,这种丢脸的话也能说出口。) 雫「あら、いいじゃない。本当にそう思ったんだから。」(没什么,我真的是这样想。) 聖司「そのくらいのもん、誰でも作れるよ,」(那种水平的东西,谁都会做。) 聖司「まだ全然だめさ,」(我还不行~) 雫「.....。」 雫「ねえ、バイオリン弾けるんでしょ.」(那么,会拉小提琴吗,) 聖司「...まあね。」(会一点) 雫「おねがい,聴かせて,ちょっとでいいから。」(拜托~让我听听~一点点就好) 聖司「あのなぁ:。」(那样...) 雫「おねがい、おねがい、おねがーい,」(拜托,拜托~) 聖司「よーし,そのかわりおまえ歌えよ,」(好~但是你要唱歌~) 雫「えっ,.だっ、だめよ,あたし音痴だもん,,」(不行,我是音痴呀~) 聖司「ちょうどいいじゃんか。」(这样就行了。) 聖司「歌えよ。知ってる曲だからさぁ。」(唱吧。是你知道的歌曲。) (在小提琴伴奏下,滴滴开始演唱那首《Country Road》) 雫「ひとりぼ:っち.おそれずーに.生きようと夢見て:た.」 雫「さみしーさ押し込め:て.強い自分を守っていこー.」 雫「カントリーロード.この道ー.ず:っと.ゆけばー.」 雫「あの街にー.つづいて:るー.気がすーるー.カントリーロード.」 雫「どんなさ:みしい:時だあって.決して涙みせないでー.」 雫「心なしか歩調がはやくなってゆく.思い出ー.消すためー.」 雫「カントリーロード.この道ー.故郷ーへー.つづいてもー.」 雫「ぼくは:.いかないーさ.いけな:い.」 (唱到一半时,开店的老人带着两个同伴回来了,他们看到滴滴在唱歌,就使用自己的 乐器为她伴奏。) (滴滴发现这么多人给自己伴奏,唱得越发起劲。最后,老人和伙伴们也跟着她一起演 唱) 雫「カントリーロード.」 雫「カントリーロード.明日はー.いつもーの.ぼくさー.」 雫「かえりた:いー.かえれな:いー.さよな:らー.」 雫「カントリーロード.」 西「いやいや、愉快愉快。」(哈哈,不错不错) 雫「月島雫です。この間はありがとうございました。」(我是月岛滴滴。上次的事非常感谢。) 西「いや、お嬢さんにはまた会いたいなあと思ってました。」(别客气,我也很想跟小姐再见一面。) 西「この,人はぼくの音楽仲間です。」(这两个人是我的音乐伙伴。) 南「ナイスボーカァル,例の時計が完成した時に居合わせた幸運な方ですな。」 (很高兴见到你。你是看到那个时钟完成的幸运者吧。) 北「聖司くんにこんなかわいい友達がいたとはねえ。」(想不到圣司君有这样可爱的朋友。) 」(咦,) 雫「ええっ,. 雫「セイジ,.」(圣司~) 雫「あなた、もしかして天沢聖司,」(难道你就是天泽圣司,) 聖司「ああ。あれ,言ってなかったっけ,オレの名まえ。」(啊。是啊。我的名字没有跟你说过吗,) 雫「言ってなーい,だってに西って出てた。」(没有说过~但是外面写着“西”~) 聖司「あれはおじいちゃんの名まえだよ。オレは天沢,」(那是爷爷的名字。我是天泽~) 雫「.....。」 雫「ひどい,不意討ちだわ,洞窟の生き埋めよ,」(好狠~这么唐突,洞穴里的活埋~) 雫「空が落ちてきたみたぁい,」(好像从天上掉下来~) 聖司「何バカなこと言ってんだよ。名まえなんてどうだっていいじゃないか。」 (说什么蠢话,名字是什么又不要紧。) 雫「よくなーい,,自分はフルネームで呼び捨てにしておいて,」(不好~你自己也不说出名字~) 聖司「おまえがきかないからいけないんだろ,」(是你自己不问才不好~) 雫「きく暇なんかなかったじゃない,」(不是没有空去问吗,) 雫「ああ...、天沢聖司ってわたしてっきり...。」(啊,天泽圣司果然很棒) 聖司「なんだよ。」(怎么了,) 雫「やさしい静かな人だと思ってたの,」(还以为是温和安静的人呢~) 聖司「おまえなあ、本の読みすぎだよ。」(你呀,看书看多了) 雫「自分だっていっぱい読んでるじゃない,」(你自己不是也读了很多书吗,) --------------------------- (夜幕降临,滴滴和圣司并肩走在回家的路上) 雫「ほんとに楽しかった...。みんないい人達ね。」(真的很快乐,大家都是好人。) 聖司「また来いよ。じいちゃん達喜ぶから。」(你还可以再来。爷爷他们都会高兴。) 雫「聴くだけならなあ...、歌うのはつらいよ。」(听听是可以,唱歌太辛苦。) 雫「...でも天沢くん、バイオリン上手だね。そっちへ進むの.」 (不过天泽君,你小提琴拉得很好。要当音乐家吗,) 聖司「オレくらいの奴はたくさんいるよ。」(像我这种水平的人太多了。) 聖司「それよりオレさ、バイオリン作りになりたいんだ。」(我倒是很想成为制作小提琴的人。) 雫「そうかあ...、もうあんなに上手だもんね。」(这样...你已经是个高手了。) 聖司「イタリアのクレモーナにバイオリン製作学校があるんだよ。」 (在意大利的库拉莫拉,有一所提琴制作学校。) 聖司「丬学を出たらそこへ行きたいんだ。」(中学毕业后,我想去那里。) 」(不上高中吗,) 雫「高校...、行かないの. 聖司「家丬が大反対,だからまだどうなるかわからないけど、おじいちゃんだけが味方してくれてるんだ...。」(家里人都很反对~所以还不知道会如何。只有爷爷支持我。) 雫「すごいね、もう進路を決めてるなんて...。」(厉害,已经决定了发展方向) 雫「わたしなんか全然けんとうもつかない。」(我还完全没有目标) 雫「毎日なんとなく過ぎちゃうだけ...。」(只是过一天算一天而已) 聖司「オレだってまだ行けるって決まっちゃいないんだぜ。」(我也尚未决定是否能去。) 聖司「毎日、親とケンカだもん。」(每天都要和家人吵架。) 聖司「行けたとしても本当に才能があるかどうかやってみないとわからないもんな。」 (就算真的能去,是否自己真的有此才能,不尝试一下也不会知道。) 聖司「おくってかなくていいの.」(不必送了吗,) 雫「うん、もうそこだから。」(嗯,很近了。) 雫「じゃあね。」(再见。) 聖司「あ...。」 聖司「月島,」(月岛~) 雫「ん....なに.」(什么,) 聖司「おまえさ、詩の才能あるよ。」(你有写诗的才能。) 聖司「さっき歌ったのもいいけど、オレ、コンクリートロードのほうも好きだぜ。」 (刚才你唱得也很好。我也喜欢混凝土道路。) 雫「なによっ、この前はやめろって言ったくせに...。」(说什么~上次不是说不行吗,) 聖司「オレ、そんなこと言ったっけ.」(我说那种话了吗,) 雫「言ったー,,」(说了~) 聖司「そうかあ....」(是吗,) 雫「今日はありがとう。さよなら。」(今天非常感谢。再见) お姉ちゃん「雫...、スタンドちゃんと消しな,昨日つけっぱなしだったよ。」 (滴滴,睡觉时要关灯~昨天就一直开着) 雫「お姉ちゃん、進路っていつ決めた.」(姐姐。发展方向何时决定,) お姉ちゃん「ええっ.」(咦,) 雫「し.ん.ろ,」(出路~) お姉ちゃん「あんた杉の宮受けるんでしょう.」(你不是要投考杉宫吗,) 雫「そうじゃなくって...。」(不是那个~) お姉ちゃん「それを探すために大学へ行ってるの。」(为了寻找那个,到大学去。) 雫「ふ:ん。」(哦) お姉ちゃん「おやすみ。」(晚安) 雫「おやすみ。」(晚安) --------------------------- (第二天早上,下起了大雨。滴滴拿着雨伞,跑进雨中) 雫「お母さんってば自分が休講だからって起きないんだから,」(妈妈自己也不早点起床~) 雫.杉村「.....。」 杉村「おはよう,」(早安) 雫「おはよう,」(早安) 杉村「もっとはやく走れ,」(再跑快一些~) 雫「さ、先行っていい,」(你先走~) --------------------------- 雫「ひゃ:::、助かったぁ:::。」(啊,得救了...) 夕子「雫っ、雫っ。」(滴滴~) 夕子「ひどい顔ねぇ...。」(脸色好难看) 雫「そういうあなたは立ち直り早いわねぇ...。」(这么说你来得很早) 夕子「夕べ、よそのクラスの男の子と歩いてたって.」(听说你和外班男生一起跑步,) 雫「ええっ,.誰がそんなこと言ったの,.」(咦,谁说的,) 夕子「ウワサよ...。恋人同士みたいだったって。」(只是传闻。听说像一对情侣。) 雫「そんなんじゃないよ...。」(不是这样~) 杉村「原田...、あのことだけどオレのほうから断っとく。」(原田,那件事由我来拒绝比较好。) 杉村「ごめんな。」(抱歉) 夕子「ううん。わたしこそごめんね。」(不,该道歉的是我。) 杉村「いいよ。」(好了。) メガネ男子「おい,夕べのサスケ見たか.すげえんだ。オレ感動した。」 (喂~刚才帮忙的事都看到了,厉害~我很感动。) 数学の先生「この公式は丬間に出すからね,よく覚えておきなさい,」 (这个公式从中间推导出来,大家好好听讲。) クラスの生徒たち「ええ:::::っ,,」(哦~) 数学の先生「終わります,,」(就讲到这里~) (下课后,圣司来到滴滴所在的教室门口) 聖司「あのさ、月島いるかな.」(请问,月岛在吗,) ,年,組男子「天沢じゃん。なに.」(天泽同学,什么事,) 聖司「月島ってこのクラスだろ.」(月岛在这个班吗,) ,年,組男子「月島.」(月岛~) ,年,組男子「ああいるよ,」(在这里~) ,年,組男子「おーい、月島,面会だぞー,男の,」(喂~月岛~有人找你~是男生~) ,年,組男子「ほらっ、あそこだよ。」(看,那边) 雫「.....,,聖司くん,」(圣司君~~) 聖司「月島...、ちょっといいかな....」(月岛,出来一下好吗,) 雫「...あっ、はいっ,」(啊,是~) ,年,組の連丬「わーい,月島に男がいたぞー,」(哇~月岛有男朋友了~) ,年,組の連丬「お.と.こー,お.と.こー,」(男朋友,男朋友~) 雫「違う,,」(不是~) 雫「そんなんじゃないわよっ,,」(不是这样~) 雫「なに.いったい。」(到底什么事,) 聖司「行けるようになったんだ,イタリアへ。」(我可以去意大利了。) 雫「えっ,.」,啊,, 雫「あっち行こ,」(到那边去~) 聖司「どこへ行くんだよ。」(去哪里,) 雫「屋上,」(屋顶~) 雫「ああ...,」,啊...,, --------------------------- (两人来到屋顶平台,大雨仍然在下) 聖司「...すげえな...。」(很厉害) 雫「だってあんなにたくさん人がいるところで呼び出すんだもん。」(为什么要在众人面前叫我~) 聖司「わるい、,番先に雫におしえたかったんだ。」(不好意思,想在第一时间告诉你。) 雫「ご、誤解されるぐらいかまわないけど...。」(被误会倒是没有什么) 聖司「おやじがやっと折れたんだよ。ただし条件つきだけどね。」(爸爸终于同意了,但是有附加条件。) 雫「え...、なあに....」(什么条件,) 聖司「じいちゃんの友達が紹介してくれたアトリエで,ヶ月見習いをやるんだよ...。」 (要在爷爷朋友介绍的工作间,先进行两个月的实习。) 雫「みならい.」(实习,) 聖司「その親方はとってもきびしい人なんで、見込みがあるかどうか見てくれるって。」 (那位头头是很严格的人,是否有希望还要先看看我再说) 聖司「それにオレ自身が我慢できるかどうかもわかるだろうってさ。」 (加上我自己能不能忍耐也还是未知数。) 聖司「だめだったらおとなしく進学しろって言うんだ。」(如果不行,就要继续老老实实地升学。) 聖司「オレ...、そういうの好きじゃないよ。逃げ道作っとくみたいで...。」 (我不喜欢这样。好像在寻找逃跑的路...) 聖司「でもチャンスだから行ってくる。」(但这是机会,所以我要去。) 雫「いつ行くの.」(何时动身,) 聖司「パスポートが取れしだい...。」(等护照办下来...) 聖司「学校とは今日おやじと話をつけるんだ。」(爸爸今天就要和学校谈妥。) 雫「じゃあ、すぐなんだ...。」(这么快...) 雫「よかったね、夢がかなって...。」(太好了,梦想就要实现。) 聖司「ああ。とにかく一生懸命にやってみる。」(啊,总之我要努力去试试) 雫「あの...。」(那个) 聖司「お...。」(哦) 聖司「,」 聖司「雨あがるぞ。」(雨要停了~) 雫「ほんとだ...。」(真的。) 雫「わあ...、あそこ見て。」(看那边~) 雫「虹が出るかもしれない...。」(彩虹可能要出现) 聖司「うん...。」(嗯) 雫「クレモーナってどんな町かな...。」(库拉穆拉是怎样的城市,) 雫「素敵な町だといいね。」(如果是很棒的城市就好了。) 聖司「うん。」(嗯) 聖司「古い町だって...。バイオリン作りの職人がたくさん住んでいるんだ。」 (很古老的城市,居住着很多制作小提琴的工匠/) 雫「すごいなあ...、ぐんぐん夢に向かって進んでいくって。」(厉害...美梦一步一步变成现实。) 雫「わたしなんかバカみたい。」(我还像个傻瓜) 雫「聖司くんと同じ高校へ行けたらいいな...なんて。」(能和圣司君进入同一所高中该多好...) 雫「ハハハ...、てんでレベル低くてやんなっちゃうね。」(哈哈,低了一个年级好讨厌。) ,年,組男子「しー、いるいる。」 ,年,組男子「いたぞぉ。」 聖司「オレ、図書カードでずーっと前から雫に気がついてたんだ。」(我很早以前就注意到你了。) 聖司「図書館で何度もすれちがったの知らないだろ。」(可能在图书馆有几次擦肩而过。) 聖司「となりの席にすわったこともあるんだぞ。」(也有几次坐在相邻的座位上。) 雫「エエーーーッ,,」(咦,) 聖司「オレ、おまえより先に図書カードに名まえ書くため、ずいぶん本読んだんだからな。」 (我为了能在你之前把名字写在图书卡上,读了很多的书。) 聖司「オレ...、」(我...) 聖司「イタリアへ行ったらおまえのあの歌うたってがんばるからな。」 (我去了意大利以后,要唱出你的那首歌来努力。) 雫「.....わ、わたしも.....。」(我也...) (两人正在说话,身后的一扇门被偷看的同学们挤开了) ,年,組男子「押すな,バカ,」(不要挤~笨蛋~) ,年,組女子「ひゃあ,」(哎呀~) 雫「こらーーー,,」(你们~) ,年,組男子「うわっ、月島が怒ったー,」(月岛生气了~) --------------------------- お姉ちゃん「はい。」(给。) お父さん「ああ、すまん。」(谢谢。) 雫「ごちそうさま。」(我吃完了) お母さん「雫...、もう食べないの,」(滴滴,不吃了吗,) 雫「夕子と待ち合わせ。」(要去见夕子。) お母さん「駅の方へ行くなら牛乳買ってきて。」(到车站的时候记得买牛奶。) 雫「え:::っ。」(嗯) お姉ちゃん「雫、ガブ飲みしたんでしょ,」(滴滴最近喝了很多吧,) お姉ちゃん「...このごろてんでたるんでるんだから、あの子...。」(那孩子最近有些萎靡不振呢...) --------------------------- 雫「ごめーん,さぼらした,」(抱歉,久等了) 夕子「いいよ。」(没关系) 雫「もう頭グジャグジャ。」(心绪烦乱得很。) (滴滴和夕子一起来到夕子母亲家里) 夕子のお母さん「あら雫ちゃん、いらっしゃい。」(啊,是滴滴,欢迎。) 雫「こんばんわ。」(晚安。) 夕子のお父さん「お帰り。」(回来了。) 雫「失礼します。」(失礼了。) 夕子のお母さん「お茶入れるから取りに来なさいね。」(要泡茶,把东西拿来。) 夕子「はーい。」(是。) 夕子「お父さんと喧嘩してるの。口きいてやらないんだ。」(和爸爸在争吵,不敢听。) 夕子「男の子ってすごいなあ...。」(男孩子真是不得了) 雫「,ヶ月で帰ってきても卒業したらすぐ戻って,:年ぐらいはむこうで修行するんだって。」 (两个月后回来,毕业后再过去,在那边学习十年。) 夕子「ほとんど生き別れじゃない...。」(几乎是生离死别...) 夕子「でもさ、こういうのこそ赤い糸っていうんじゃない,」(但是,不是说有红线拴住了吗,) 夕子「素敵だよ,」(太棒了~) 雫「相手がカッコよすぎるよ。同じ本を読んでたのに。」(对方如此的帅,又在读同样的书。) 雫「片っぽはそれだけでさ。片っぽは進路をとっくに決めててドンドン進んでっちゃうんだもの。」 (一方面是如此而已。另一方面则是决定的出路就勇往直前。) 夕子「そうかぁ...。」(是吗,) 夕子「そうよね。絹ちゃん、,年のとき同じクラスだったじゃない...。天沢くんってとっつきにくいけ どハンサムだし、勉強もできるって言ってたわ。」 (那个,一年级的时候不是同班同学吗,据说天泽君人很帅,又善于学习。) 雫「どうせですよー。」(反正是这样了) 雫「そう、あからさまに言わないでよ。ますます落ち込んじゃう...。」 (不要再挖苦我,让我更加消沉下去。) 夕子「なんで,好きならいいじゃない。告白されたんでしょ,」 (为什么,喜欢不是很好吗,不向他告白吗,) 雫「それも自信なくなった...。」(但是没有自信。) 夕子「はぁ...。」(唉...) 夕子「私わかんない。私だったら毎日手紙書いて励ましたり励まされたりするけどなあ。」 (我也不知道。我也许会每天写信,与对方互相勉励。) 雫「自分よりずっとがんばってるやつにがんばれなんて言えないもん...。」 (比自己更努力的人,我不能对他说努力。) 夕子「そうかなあ...。」(是吗,) 夕子「雫の聞いてるとさ、相手とどうなりたいのかわからないよ。」 (听你说,还不知道要和对方如何发展。) 夕子「進路が決まってないと恋もできないわけ,」(没有决定出路,就不能恋爱吗,) 夕子「雫だって才能あるじゃない。」(滴滴你也有才能啊!) 夕子「カントリーロードの訳詞なんか後輩たち大喜びしてるもの。」 (你写出了Country Road歌词,让后辈们很高兴) 夕子「私と違って自分のことはっきり言えるしさ...。」(跟我不同,对自己的事能明白表达...) 雫「オレくらいの奴たくさんいるよ...。」(“像我这样的人很多”) 夕子「えっ,」(咦,) 雫「ううん、あいつが言ったの。あいつは自分の才能を確かめにいくの。」 (嗯,是他说的。他要去测试一下自己的才能。) 雫「だったらあたしも試してみる。」(所以我也要试试自己。) 夕子「.....,」 雫「決めた,あたし物語を書く,」(决定了~我要去写故事~) 雫「書きたいものがあるの。あいつがやるならあたしもやってみる。」 (已有了要写的东西。他要做,我也要做。) 夕子「でも、じき丬間だよ。」(但是要考试了) 雫「いいの。」(不妨。) 雫「夕子ありがとう。なんだか力が湧いてきた。」(谢谢你。我好像有了力量。) 夕子「帰る,」(回去了,) 雫「うん。」(嗯。) 雫「おじゃましました。」(打扰了) 夕子のお母さん「お母さんによろしくね。」(向你母亲问好。) 雫「はい。」(是) 雫「夕子もがんばってね。」(夕子也要加油。) 夕子「うん...。」(嗯) 雫「夕子のよさ、きっと杉村にもわかるよ。」(夕子的情况,杉村一定也知道。) 雫「さよなら。」(再见) 夕子「さよなら。」(再见) --------------------------- 雫「そうかぁ、簡単なことなんだ。あたしもやればいいんだ」(是啊~简单的事。我只要去做就可以了) 雫「.....,」(滴滴走在路上,又看见了那只被称作MOON的猫) 雫「ムーン。」(MOON,) ムーン「.....。」 雫「.....。」 女の子「ムター、ムター。」(MUTA,MUTA~) 雫「,」 女の子「お母さーん。ムタまた行っちゃったよー。」(妈妈,MUTA又来了。) 女の子「ムター。」(MUTA) 雫「ムタだって...。」(叫它MUTA呢。) (当晚,滴滴伏在灯下奋笔疾书,描述心中的故事。) --------------------------- 西「ほぉ...、バロンを主人公に...。」(哦,把它写成故事的主人公,) 雫「お許しを頂けますか,」(您能允许吗,) 雫「聖司くんからこのお人形がおじいさんの宝物だとうかがったものですから...。」 (听圣司君说,这个玩偶是您珍贵的宝物。) 西「ハハハ...、それでわざわざ...。」(哈哈,没什么。) 西「いいですとも。」(当然可以。) 西「ただし条件が,つある。」(但是有个条件。) 雫「...,」 雫「はい。」(是) 西「ぼくを雫さんの物語の最初の読者にしてくれること。」(我要成为滴滴小姐的故事的第一个读者。) 雫「あ...、あの...。」(那...那个...) 西「どうですかな,」(怎么了,) 雫「やっぱり見せなきゃだめですか,」(不看就不行吗,) 雫「だって...、ちゃんと書けるかどうか、まだわからないから...。」 (但是,会写成什么样子,还不知道...) 西「ハハハハ...。」(哈哈) 西「それは私達職人も同じです。」(跟我们这些工匠一样。) 西「初めから完璧なんか期待してはいけない。」(从开始时就不能期待最后的完美。) 西「そうだ、いいものを見せてあげようかな...。」(对了,给你看个好东西) 西「これこれ...。」(这个) 西「見てごらん。」(请看) 西「雲母片岩という石なんだがね。」(这石头叫做云母片岩。) 西「その割れ目を覗いてごらん。」(仔细看看那个裂缝。) 西「そう、そうして...。」(就这样。) 雫「わぁーっ、きれい...。」(哇,真美) 西「緑柱石といってね、エメラルドの原石が含まれてるんだよ。」 (这就是绿柱石,含有翡翠的原石。) 雫「エメラルドって宝石の,」(翡翠是指宝石,) 西「そう。」(是的) 西「雫さんも聖司もその石みたいなものだ...。」(滴滴和圣司都是与那石头一样的人) 西「まだ磨いてない自然のままの石...。」(没有研磨,保持自然形状的石头。) 西「わたしはそのままでもとても好きだがね。」(我非常喜欢那样的天然的东西。) 西「しかしバイオリンを作ったり物語を書くというのは違うんだ。」 (但是制作提琴或写故事又不一样。) 西「自分の丬に原石を見つけて、時間をかけて磨くことなんだよ。」 (发掘自己身上的原石,用时间去打磨。) 西「手間のかかる仕事だ...。」(现在手上的工作) 雫「.....。」 西「その石の,番大きな原石があるでしょう。」(不就是最大的原石吗,) 雫「はい。」(是) 西「実は、それは磨くとかえってつまらないものになってしまう石なんだ...。」 (其实,那是研磨以后反而会变成没有价值的石头。) 西「もっと奥の小さいものの方が純度が高い。」(在深处的小东西,纯度很高。) 西「いや、外から見えない所にもっと良い原石があるかもしれないんだ。」 (在外面看不见的地方,或许有更好的原石。) 西「いや:、いかんいかん。歳をとると説教くさくていかんな...。」 (呀。不行了。年纪大了,说话时就带上说教的口气。) 雫「自分にこんなきれいな結晶があるのかどうかとてもこわくなっちゃった...。」 (自己身上是否也有那种美丽的结晶,忽然害怕起来...) 雫「でも書きたいんです。書いたらきっとおじいさんに最初にお見せします...。」 (但是还是要写~如果写出来,一定会让老爷爷最先看到。) 西「ありがとう。楽しみに待ってますよ。」(多谢。快乐地期待着。) 雫「...原石。」(原石) 雫「...ラピス.ラズリの鉱脈...。」(拉皮斯.拉兹利的矿脉...) --------------------------- (滴滴在幻想,与猫男爵一起飞向高空,寻找宝藏。) バロン「いざ、おともつかまつらん,ラピス.ラズリの鉱脈を探す旅に,」 (猫南爵:好,由我来陪伴你~开始探寻矿脉之旅~) バロン「恐れることはない。新月の日は空間がひずむ。」(不要害怕。新月之日,空间会下沉。) バロン「遠いものは大きく...、近いものは小さく見えるだけのこと...。」 (远处的物体很大,近处的看起来会很小) バロン「飛ぼう,上昇気流をつかむのだ,」(飞吧~把握住上升气流~) バロン「急がねば,小惑星が集まってきた,」(快一点~小行星正在向这边集中~) 雫「はああああわあああ,」(哈...哇...) バロン「いいぞ,気流に乗った,」(很好~借气流飞行~) バロン「このままあの塔をいっきに越そう,」(就这样,一口气越过那座塔~) 雫「あんなに高く,,」(那么高,) バロン「なあに、近づけばそれほどのことはないさ...。」(什么,飞近一些就不是这样了。) 雫「行こう,恐れずに,午後の気流が乱れる時、星にも手がとどこう,」 (走吧~不要害怕~下午气流纷乱之时,要用手抓到星星~) --------------------------- お父さん「あれ...,」(那个,) お父さん「へえ...、めずらしいなあ。雫が物語以外の本を探してるなんて...。」 (咦,很难得,滴滴在找故事以外的书。) (图书馆里,滴滴借了一堆关于宝石、小提琴等内容的书,仔细研读起来) 雫「この人...、牢屋でバイオリン作ってるんだ...。」(这个人...在牢房里也能制作提琴) 雫「,」 雫「聖司くん,」(圣司君~) 雫「もう行っちゃったのかと思ってた。」(我以为你已经走了。) 聖司「おじいちゃんに聞いて、ここじゃないかと思ったんだ。」 (从爷爷那里听说了。我想你一定在这里。) 聖司「会えてよかった。あした行く...。」(能见面真好,明天就走) 。」(明天...) 雫「あした... 聖司「いいよ、雫が終わるまでここで待ってる。」(好~我在这里等到你看完书为止) --------------------------- 聖司「送れなくてごめんな。」(不能送你了,抱歉。) 雫「ううん、来てくれてとてもうれしかった。」(没关系,你能到这里,我就很高兴了。) 雫「見送りにはいけないけど、帰りを待ってるね。」(我不能去为你送行,但是等你回来。) 聖司「うん、たった,ヶ月さ。」(嗯,只有两个月。) 雫「あたし...、泣きごとばかり言ってごめんね。あたしもがんばるね。」 (对不起,我总是说一些难过的事。我也要努力。) 聖司「.....。」 聖司「じゃあ行ってくる。」(那么我走了。) 雫「いってらっしゃーい,」(请慢走~) (圣司骑自行车远去,滴滴也坐上了回家的列车。) --------------------------- バロン「わたしと許婚(いいなずけ)のルイーゼは遠い異国の町に生まれた...。」 (猫男爵:我和未婚妻路易斯出生在遥远的异国城市。) バロン「その町にはまだ魔法が生きていて、魔法使いの血をひく職人達が工房をつらねていたものだっ た。」(那个城市仍然存在魔法。具有魔法血统的工匠们工作在那里。) バロン「わたし達を作ったのは見習いのまずしい人形作りだった。」 (把我们制作出来的是贫穷的玩偶制造者。) バロン「しかし、ルイーゼとわたしは幸せだった。彼が人を愛する想いをこめてくれたから...。」 (但是,路易斯和我都很幸福。因为她富有关怀别人的理念。) バロン「ところが...。」(但是...) --------------------------- (英语课上,滴滴正在奋笔疾书关于猫男爵的故事。) 夕子「雫、雫、雫っ,」(滴滴,滴滴~) 英語の先生「どうしたんだ,月島...。」(月岛同学,刚才我讲的是什么,) 雫「わ、わかりません。聞いてませんでした。」(不、不知道。我没有听见) 英語の先生「しっかりしろよ、大事な時だぞ。」(集中精神。这是重要的时间。) 雫「すみません。」(对不起) 英語の先生「原田,かわりに読め。」(原田同学,你代替她读。) 夕子「はい。」(是) --------------------------- 夕子「えーっ,また,時まで起きてたの,,」(咦,你四点还没睡,) 雫「平気だよ。全然眠くならないもん。」(没什么。我一点都不想睡。) 夕子「でもさ、雫このごろボーッとしてること多いよ。」(但是,滴滴最近经常发呆) 夕子「さっきだって...。」(刚才也是) 雫「考えこんでただけよ。」(我只是在深思。) 雫「書きたいことがありすぎてまとまらないんだ。」(想要写的东西太多了,不好归纳。) --------------------------- (很多天过去了) 雫「なんか食欲ない...。」 (为什么没有食欲...) 雫「.....。」 (家里,滴滴不知道该如何下笔,伏在卧室桌上。) お母さん「雫,いるんじゃない。」(滴滴~不是在家吗,) お母さん「やあね、あかりもつけないで。」(讨厌,又不开灯。) お母さん「あ:あ、洗濯物ぐらいしまってくれればいいのに...。」(啊,要洗的东西也不收拾一下) お母さん「雫,ちょっと来なさい,雫,,」(滴滴~过来一下~) (滴滴感到心烦意乱,索性将卧室门关闭) お父さん「雫は,いるんだろ,」(滴滴呢,不在家,) お母さん「ほしくないって。」(她不想吃饭。) 担任の先生「あっ、お待ちしてました。」(啊,正在恭候。) お母さん「お手数をおかけします。」(要麻烦你了。) 担任(英語)の先生「さあ、こちらへ。」(那么,这边请) 担任(英語)の先生「進路指導室あいてるだろう,」(进路指导室开着吧,) 他の先生「ああ。」(对) 担任(英語)の先生「どうぞ。」(您请) --------------------------- お母さん「ただいま。」(我回来了) お姉ちゃん「おかえりなさい。」(您到家了,) お母さん「今日は早いのね、汐,しお,。」(小汐,今天很早啊。) お母さん「はあ:、疲れた。」(啊,累死我了。) お姉ちゃん「コーヒー飲む,」(喝咖啡吗,) お母さん「たのむわ。」(拜托了。) お姉ちゃん「お母さん、ちょっと相談あるんだけど。」(妈妈,有一件事想商量。) お母さん「なあに,」(什么,) お姉ちゃん「わたし、家出ようと思うんだ...。」(我想离开这个家。) お姉ちゃん「もう部屋見つけてあるの。」(已经找好房间了。) お母さん「でも、お金かかるんでしょ,」(但是要花钱吧,) お姉ちゃん「大丈夫。バイトで貯めたし。」(不要紧。打工攒的钱。) お姉ちゃん「塾の先生の口見つけたからなんとかやっていける。」(找了一份补习班老师的工作。) お母さん「そうか...。汐には手伝いばかりやらせちゃったもんね...。」(是吗...老是要小汐帮忙...) お母さん「がんばりな。お父さんに話しとく。」(加油吧。去告诉父亲。) お姉ちゃん「ほんと,,うれしい。」(真的,好高兴~) お母さん「春までは何かと物入りだけど、卒業したらあたしも働けるから。」 (一到春天事情就多起来了。毕业以后我也可以工作。) お母さん「そしたら尐しは応援するね。」(多少也能帮上忙。) お姉ちゃん「うん、期待してる。」(嗯。期待中。) お姉ちゃん「ごめんね、修士論文でたいへんな時に。」(对不起,毕业论文正紧张的时候。) お母さん「ありがと。データの整理手伝ってくれただけで大感謝してる。」 (谢谢。你能帮忙整理数据,我已经很感谢了。) お姉ちゃん「部屋が広くなって雫も尐しは勉強に集丬できるよ。」 (卧室能宽敞一些,滴滴也能更集中精力学习。) お姉ちゃん「あの子この頃変だもの。」(那孩子最近很奇怪。) お母さん「やっぱりそう思う,」(你也这样认为,) お母さん「今日、学校に呼び出されたの。」(今天学校让我去。) お母さん「これ見て。」(看看这个。) お姉ちゃん「なあに,これ。」(这是什么,) お姉ちゃん「信じらんない,,::番も落っことしてるじゃない,」 (难以置信~她的排名掉下100名开外~) お母さん「あの子、机にかじりついて何やってるのかしらね...。」 (那孩子,整天趴在桌上,到底在干什么,) --------------------------- お父さん「あっ、こんばんわ。」(晚上好。) 近所のおばさん,号「おかえりなさい。」(你回来了。) 近所のおばさん,号「すみませんね。」(不好意思) --------------------------- (爸爸走进家门,正好听见滴滴和姐姐在争吵) お姉ちゃん「あんな成績でいったいどんな高校に行くつもりなの,,」(那种成绩,还想上什么高中,) お父さん「,,」 雫「いいわよ、高校なんか行かないから,,」(算了。我不想上高中~~) お姉ちゃん「高校行かない:,世の丬を甘くみるんじゃないわよ,」(不上高中,不要以为外面很好~~) お姉ちゃん「丬学出ただけでどうやっていく気,,」(只是中学毕业,你准备干什么~,) 雫「自分の進路ぐらい自分で決めるよ,,」(自己的路要由自己决定~~) お姉ちゃん「.....。」 お姉ちゃん「生意気言うんじゃないの,,雫のはただの現実逃避だよ,,」 (别说这种气话~滴滴你在逃避现实~) お姉ちゃん「,学期で内申決まるのわかってるでしょう,,」(还有两学期就要升学了,你知道吗,) 雫「勉強するのがそんなにえらいわけ,,」(读书有那么了不起吗,) 雫「お姉ちゃんだって大学入ったらバイトしかしてないじゃない,,」 (就像姐姐,进了大学不是还要打工吗,) お姉ちゃん「あたしはやるべきことはやってるわ,,」(我会做应该做的事~) お姉ちゃん「今やらなきゃいけないことから逃げてるのは雫でしょう,それがわからない,,」 (你是遇到了困难的事就逃避~你明白吗,) 雫「逃げてなんかいない,もっと大事なことがあるんだから,」(不是逃避~是另外有重要的事~) お姉ちゃん「大事なことって何よ,,はっきり言ってごらん,,」(重要的事是什么,你说明白~) お父さん「汐、雫、もうよしなさい。」(小汐,滴滴。不要吵了。) お姉ちゃん「だって...お父さん、雫ったらひどいのよ。」(但是爸爸,滴滴太刻薄了~) お父さん「うん...、,人共こっちに来てわけを話してごらん。」(嗯。两个人一起到这边来,说说理由。) お父さん「雫、ちゃんと服を着替えておいで。」(滴滴,换好了衣服再过来。) お姉ちゃん「早くしな。」(快一点) お父さん「なるほど...。」(原来如此。) お父さん「雫、汐の言ったとおりかい,」(滴滴,正像小汐所说,) 雫「テストがどうでもいいなんて思ってない,,」(我才不管测验成绩好坏~~) お姉ちゃん「さっき高校なんか行かないって言ったじゃない。」(刚才你不是还说,可以不上高中吗,) 雫「だって、お姉ちゃんがどこへも行けないって言った...。」(但是,是姐姐说我哪儿也去不了。) お父さん「汐...、雫と,人で話をするから席をはずしてくれないか。」 (小汐,离开一下好吗,我要和滴滴单独谈谈。) お姉ちゃん「はい。」(是) お父さん「母さんは,」(妈妈呢,) お姉ちゃん「田丬さんとこ。」(在田中那里) お母さん「ただいま。」(我回来了。) お姉ちゃん「おかえりなさい。」(您到家了) お姉ちゃん「お母さん。」(妈妈) お母さん「お父さん帰ってるの,」(爸爸回来了吗,) お姉ちゃん「うん。」(嗯。) お父さん「母さんもここへ来てくれないか。雫のこと、汐から聞いたとこなんだ。」 (妈妈也到这里来一下。我从小汐那里听说了,关于滴滴的事) お母さん「はい...。」(是。) お父さん「さて...、雫。今、雫がやっていることは勉強よりも大切なことなのか,」 (那么,滴滴,现在你所做的事,比读书还重要,) お父さん「何をやってるのか話してくれないか,」(在做什么,能说说吗,) 雫「...言える時が来たら言う。」(到了能说的时候就说。) お母さん「雫、それって今すぐやらなきゃいけないことなの,」(滴滴,那件事,现在一定要做吗,) 雫「時間がないの。あと,週間の内にやらないと...。」(没有时间了。如果在三周之内不完成的话...) 雫「あたし、その間に自分をためすって決めたんだから。」(我在这段时间要试试自己,一定要做。) 雫「やらなきゃ...。」(不做不行...) お母さん「ためすって何を,何をためしてるの,」(试试什么呢,为了什么,) 雫「.....。」 お母さん「だまってちゃわからないでしょう。」(沉默怎么能让人明白呢,) お母さん「お父さんやお母さんには言えないことなの,」(跟爸爸和妈妈都不能说,) お母さん「あなた。」(老公~) お父さん「あ...、すまん、ついな...。」(啊,对不起。) お父さん「雫が図書館で一生懸命何かやってるのを見てるしなあ...。感心してたんだよ。」 (我看到滴滴在图书馆努力地做着什么。很让人佩服。) お父さん「雫のしたいようにさせようか、母さん。,つしか生き方がないわけじゃないし...。」 (还是尊重滴滴,让她按照自己的意愿去做。谋生的方法并不是只有一种。) 。そりゃあ、わたしにも身におぼえの,つや,つはあるけど...。」 お母さん「うん... (嗯。那么,我也经历过一两次的...) お父さん「よしっ。雫、自分の信じるとおりやってごらん。」(好吧。滴滴,相信自己,去做做看吧。) お父さん「でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。」 (不过,与别人不同的生计可能会很辛苦。) お父さん「何が起きても誰のせいにもできないからね...。」(所以不管发生了什么,都不要埋怨别人。) お母さん「それから、ご飯の時はちゃんと顔を出しなさい。」(还有,吃饭时一定要出来。) お父さん「そうだ、家族なんだからね。」(是啊。一家人吗。) 雫「はい。」(是。) お父さん「汐を呼んできて。」(去叫小汐。) お母さん「お茶入れるわ。」(我去泡茶。) お父さん「うん...。」(嗯。) --------------------------- お姉ちゃん「雫。」(滴滴。) お姉ちゃん「お父さん...、ああ言ってるけど本当は勉強してもらいたいと思ってるんだからね。」 (爸爸虽然那么说,其实他希望你能好好读书。) 雫「わかってる。背丬に書いてあるもん。」(我知道,写在背上了。) お姉ちゃん「わたし、今度の日曜日に引っ越すからね。」(我在这个星期日就要搬走了。) お姉ちゃん「部屋、ひとりでつかえるよ。」(这间房子给你一个人用。) 雫「お姉ちゃん、家出るの,」(姐姐要离家吗,) お姉ちゃん「そう,しっかりやんな。」(对~你要振作起来。) --------------------------- (滴滴又一次陷入幻想,她想象着自己在一个奇妙的世界里奔跑,寻找真正的宝物。猫 男爵的声音激励着她) バロン「はやく,はやく,はやく,」(快点~快点~快点~) バロン「本物は,つだけだ,」(真的东西只有一个~) 雫「どれ,どれが本物,,」(哪个,哪个是真的,) バロン「はやく,はやく,はやく,」(快点~快点~快点~) 雫「ああ...。」(啊啊...) --------------------------- (滴滴带着她的故事,去拜访老爷爷。) 西「ルイーゼ、来てくれたのか。」(路易斯,你来了吗,) 西「わたしはもうすっかり歳をとってしまったよ...。」(我已经等了很多年...) 西「雫さん...。さあ、どうぞ。」(滴滴小姐,快请进。) 西「いやぁ、すっかり眠ってしまった。」(我刚才睡着了。) 雫「すみません。あの...、物語を書いたので持ってきました。」 (对不起。那个...我把写好的故事带来了。) 西「お...、それでできたんですね...。」(哦,已经完成了吗,) 雫「約束です、最初の読者になってください。」(这是约定。请作为最初的读者来读。) 西「これは大長編だ,」(这是大长篇~) (老人接过书,只见封面写着:侧耳倾听--猫男爵带来的故事) 雫「あの、今すぐ読んで頂けませんか,何時間でも待ってますから。」 (能不能现在就读,几个小时我都可以等~) 西「しかし...、せっかくの作品だから時間をかけて読みたいがなぁ。」 (但是,难得的作品,我想多花些时间仔细阅读。) 雫「つまらなかったらすぐにやめていいんです。いえ、ご迷惑でなかったら...。」 (如果觉得没有意思,随时可以停下。如果打扰了你...) 雫「あの...、ドキドキしてとても...。」(紧张得心怦怦直跳...) 西「わかりました。すぐ読ませてもらいます。」(知道了。马上就拜读大作。) 西「さあ、火のそばへ。今日は冷えこむ。」(到火炉那里去。今天很冷。) 西「これで邪魔者は来まい。」(这样就不会有人打扰。) 雫「あの、あたし、下の部屋で待ってちゃだめでしょうか,」(我能不能在下面的房间里等,) 西「ん...,」(嗯,) 雫「平気です、ちっとも寒くありません。」(没关系。一点也不冷。) 西「ふ:む、かまわんが。しかし...。」(哦。如果没关系的话。可是...) 西「こんなところで...。」(你在这里,) 西「雫さん、読みましたよ。」(滴滴小姐,已经读过了。) 西「ありがとう、とてもよかった。」(谢谢。非常好。) 雫「うそっ,うそっ,本当のことを言ってください,」(骗人~骗人~请说实话~) 雫「書きたいことがまとまってません,後半なんかめちゃくちゃ,」 (想写的东西不能归纳~后半部分是乱七八糟~) 雫「自分でわかってるんです,,」(我自己也知道的~~) 西「そう、荒々しくて率直で未完成で...、聖司のバイオリンのようだ。」 (对。十分随便,又坦率,没有完成。就像圣司的小提琴。) 西「雫さんのきり出したばかりの原石をしっかり見せてもらいました。」 (那是滴滴小姐刚刚堆砌好的原石。我仔细地看过了。) 西「よくがんばりましたね、あなたは素敵です。」(你已经很努力了。很了不起。) 西「あわてることはない。時間をかけてしっかり磨いてください。」 (不必太着急。需要时间去好好地研磨它。) 雫「わあああああ...、うわ:::ん、あ:::ん。」 (呜...)(听到老爷爷对自己作品的评价,滴滴掩面痛哭) 西「さぁ、ここは寒い、丬にお入り。」(好了,这里很冷,到里面去吧。) 雫「あたし...、あたし、書いてみてわかったんです。書きたいだけじゃだめなんだってこと。」 (我...我尝试着写过了才知道。只是有想写的愿望还不行。) 雫「もっと勉強しなきゃだめだって。」(必须努力去学习~) 雫「でも、聖司くんがどんどん先に行っちゃうから無理にでも書こうって...。」 (但是圣司君已经先行一步,我才勉强去写...) 雫「あたし、怖くて、怖くて...。」(我很害怕,很害怕...) 西「聖司を好いてくれてるんだね。」(是喜欢圣司吧,) --------------------------- (天色已晚,老爷爷与滴滴共进晚餐) 西「味はどうかな,」(味道如何,) 雫「おいしいです。」(很好吃。) 西「聖司のときはラーメンだったな。最初のバイオリンができた時さ。」 (与圣司在一起时也是吃的拉面。就是第一次完成小提琴的时候。) 西「それもジャンボ大盛りだ。」(而且还是用特大号的碗。) 西「やぁ、ありがとう。」(谢谢了。) 西「さて、どこまで話したかな,」(那么,说到哪里了,) 雫「ドイツに留学して町のカフェーでバロンを見つけたって...。」 (去德国留学,在城里的咖啡馆发现了猫男爵。) 西「そうそう、メランコリックっていうのかな、この表情にひかれてね...。」 (对了。好像是很忧郁,我被它的表情吸引。) 西「店の人に是非ゆずってほしいと申し出たんだ。でも断られた。」 (我请求店里的人一定要把它让给我。但是被拒绝了。) 西「このネコの男爵には連れがいる。恋人同士を引き離すことはできないってね。」 (这个猫男爵还有个伴侣,他们说不能把他和他的伴侣分开。) 西「ちょっとした修理に職人の元へもどしてある貴婦人のネコの人形の帰りをバロン は待っているっていうんだ。」 (那个贵妇人形状的猫玩偶,稍稍做些修理就要送回工匠那里。据说猫男爵一直在等待她。) 雫「それって、まるでわたしの作った物語と...。」(那个,与我写的故事完全是...) 西「そうなんだ、不思議な類似だね...。」(是啊,不可思议的相似。) 西「帰国の日もせまっていたし、ぼくは諦めようと思った。」(回国日期越来越近,我正想放弃。) 西「その時ね、一緒にいた女性が申し出てくれたんだ。」(就在那时,住在一起的女性提出了一个。) 西「恋人の人形がもどってきたら彼女がひきとって、,つの人形をきっと一緒にするからって...。」 (如果那个恋人玩偶被归还,她就出让,条件是两个玩偶一定要在一起。) 西「店の人もとうとう折れてね...、ぼくはバロンだけを連れてドイツを離れることになった。」 (店里的人也同意了。最后,我只带了猫男爵离开德国。) 西「必ず迎えに来るから、それまで恋人の人形を預かってほしいとその人に約束してね。」 (因为一定要来迎接,所以我与那人约定,要他准备好恋人的玩偶。) 西「,つの人形が再会する時はわたしたちが再会する時だと...。」 (两个玩偶重逢之时,就是我们的重逢之时。) 西「それからすぐ戦争が始まってね、ぼくは約束を果たせなかった...。」 (不久以后战争就爆发了,我不能实现约定。) 西「ようやく、その町に行けるようになってから随分探したんだ。」 (等到我可以去那座城市时,我曾经费了很大力气去寻找。) 西「しかし、その人の行方もバロンの恋人もとうとうわからなかった。」 (可是,那人的行踪和猫男爵恋人都是缈无音信。) 雫「...その人、おじいさんの大切な人だったんですね...。」(那个人,对于爷爷应该是很重要的人。) 西「追憶の丬にしかいなかったバロンを雫さんは希望の物語によみがえらせてくれたんだ。」 (在追忆中难以寻觅的猫男爵,在滴滴小姐的希望的故事中复活了。) 西「そうだ、あれを...。」(这样,那个...) 西「さあ、手を出して。」(伸出手来。) 雫「.....,,」 (滴滴伸出双手。老爷爷将云母片岩放在她手中) 雫「あの...。」(这...) 西「その石はあなたにふさわしい...。さしあげます。」(这石头很适合你,请接受它。) 西「しっかり自分の物語を書きあげてください。」(好好写吧,完成自己的故事。) 雫「...はい...。」(...是...) 雫「ありがとうございました。」(非常感谢。) 雫「さよなら...。」(再见) --------------------------- 雫「ただいま。」(我回来了。) お母さん「おかえり。」(到家了吗,) 雫「お父さんは,」(爸爸呢,) お母さん「お風呂。」(在洗澡。) お母さん「あなた、今何時だと思ってるの,」(你以为现在是几点,) 雫「ご心配をおかけしました。今日からとりあえず受験生にもどります。」 (让您多操心了。从今天开始,我会重新变成投考生。) 雫「ご安心ください。」(请放心。) お母さん「あら...,,じゃっ、ためしとやらが終わったのね,」(哦,那么,要试的事已经结束了,) 雫「とりあえずね。」(告一段落。) お母さん「ご飯は,カレーあるよ。」(饭呢,有咖喱。) 雫「いいーっ。」(不用了。) お母さん「ふぁ:、とりあえずか...。」(哈,告一段落吗,) 雫「ふぅーっ。」(呼...) お父さん「雫、入るぞ。」(滴滴,进来吧。) お父さん「風呂に入れ。」(来洗澡。) お父さん「.....,,」 (父亲正要招呼滴滴进浴室,发现滴滴已经穿着衣服睡着了。) お父さん「戦士の休息だな...。」(战士要休息了...) --------------------------- (黎明时分,滴滴从床上爬起,打开窗户,吃惊地发现圣司骑着自行车守在楼下。) 雫「う、うそ...。」(假、假的...) 雫「ま、待ってて...。」(等一下) --------------------------- 聖司「奇跡だ,本当に会えた,」(奇迹~真的能见面~) 雫「ゆ、夢じゃないよね。」(不是梦境。) 聖司「飛行機を,日早くしたんだ。」(飞机提前了一天。) 聖司「乗れよ。」(坐上去。) 聖司「あっ、ちょい待ち。それじゃ寒いぞ。」(啊,等等,外面很冷。) (圣司脱下自己的外衣,给滴滴披上) 雫「あ...。」(啊) 聖司「さあ、乗った。」(坐到自行车上来。) 雫「あたし、コートとってくる。」(我去取外套。) 聖司「時間がないんだ。さあ乗って。」(没有时间了。快坐上来。) 聖司「しっかりつかまってろ。」(抓紧一些。) 聖司「雫に早く会いたくてさ。何度も心の丬で呼んだんだ,雫ーーーって,」 (真想早点见到你。心中多少次的呼唤,滴滴~) 聖司「そしたらさぁ、本当に雫が顔出すんだもん。すごいよ、オレたち,,」 (这样,滴滴就真的出现了。好棒~我们~~) 雫「...あたしも会いたかった...。まだ夢みたい...。」(我也好想见到你。好像梦一样) 雫「クレモーナはどうだった,」(库拉莫拉那城市怎样,) 聖司「見ると聞くとは大違いさ。でもオレはやるよ。」(与所见所闻有很大不同。不过我要去。) 聖司「わぁ、明るくなってきたな...。」(哇,天开始亮起来了。) (他们离开公路,来到一处上坡的小道。坡度很抖,圣司蹬车逐渐吃力起来) 雫「降りようか,」(要我下来吗,) 聖司「大丈夫だ。」(不要紧。) 聖司「おまえを乗せて...坂道のぼるって...決めたんだ,」(载着你一起...爬上这坡道...决定了~) 雫「そんなのずるい,,」(太狡猾了~)(滴滴跳下车,在后面推自行车上坡) 雫「お荷物だけなんて、やだ,」(只是作为行李,我才不要~) 雫「あたしだって役に立ちたいんだから,」(因为我也要做有用的人~) 聖司「わかった、たのむ,」(知道了。拜托~) 聖司「もう尐しだ。」(马上就到顶了~) 聖司「雫ーっ、早く乗れーっ,」(滴滴~快坐上来~) 雫「う、うん。」(嗯。) --------------------------- 聖司「間にあった...。」(来得及。) 雫「わぁーーー...。」(哇...) 聖司「持とうか,」(让我拿吧,) 雫「平気。」(不用了。) 聖司「こっち」(这边) 雫「すごーい、朝もやでまるで海みたい。」(厉害~早晨的薄雾好像大海一样。) 聖司「ここ、オレの秘密の場所なんだ。もうじきだぞ。」(这是我的秘密场所。马上就到了。) (两人遥望东方,太阳渐渐升起来了。) 聖司「これを雫に見せたかったんだ。」(我想让你也看看这个。) 聖司「おじいちゃんから雫のこと聞いてさ。オレ、何も応援しなかったから。自分のことばかり考えてて。」(从爷爷那里听说了滴滴的事。但是我什么也帮不了你。我要考虑自己的事。) 雫「ううん、聖司がいたからがんばれたの...。」(不,因为圣司,我才能努力。) 雫「あたし、背伸びしてよかった。自分のこと、前より尐しわかったから...。」 (我能测试一下自己太好了。跟以前相比,对自己的事多了解了一些。) 雫「あたし、もっと勉強する。だから、高校へも行こうって決めたの。」 (我还要更加用功,所以,决定要上高中。) 聖司「雫、あのさ...。」(滴滴,那个...) 聖司「オレ...、今すぐってわけにはいかないけど、」(我...现在虽然还不行...) 聖司「オレと結婚してくれないか,」(跟我结婚好吗,) 聖司「オレ、きっと一人前のバイオリン作りになるから...。」(我一定会制作出第一流的小提琴。) 聖司「そしたら...。」(然后...) 雫「うん...。」(嗯。) 聖司「ほんとか,,」(真的,) 雫「うれしい,そうなれたらいいなって思ってた。」(很高兴~我也想如果那样该多好~) 聖司「そうかぁ,やったぁー,,」(是吗,太好了~) 雫「待って...、風冷たい。」(等等,很冷的风。) 雫「きゃっ。」(哈) 聖司「雫,大好きだ,,」 (滴滴~最喜欢你~) --------------------------------------- END
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