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关于社会上日语培训班考察

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关于社会上日语培训班考察关于社会上日语培训班考察 学校代号:10532 学 号:S10121043 级:公开 密 湖南大学硕士学位论文 社会における日本語スクールに 関する一考察 学位申请人姓名: 孔 征 导师姓名及职称: 李妲莉 教授 培 养 单 位: 外国语与国际教育学院 专 业 名 称: 日语语言文学 论文提交日期 : 2013 年 4 月 20 日 论文答辩日期 : 2013 年 5 月 18 日 答辩委员会主席: 张佩霞 教授 2 The Investigation on the Teaching Model f...
关于社会上日语培训班考察
关于社会上日语培训班考察 学校代号:10532 学 号:S10121043 级:公开 密 湖南大学硕士学位 社会における日本語スクールに 関する一考察 学位申请人姓名: 孔 征 导师姓名及职称: 李妲莉 教授 培 养 单 位: 外国语与国际教育学院 专 业 名 称: 日语语言文学 论文提交日期 : 2013 年 4 月 20 日 论文答辩日期 : 2013 年 5 月 18 日 答辩委员会主席: 张佩霞 教授 2 The Investigation on the Teaching Model for Japanese Language Learning in the Training Industry in Changsha City by Kong Zheng B.A.(Hunan Normal University)2006 A thesis submitted in partial satisfaction of the Requirements for the degree of Master of Arts In Japanese Linguistics and Literature in the Graduate school of Hunan University Supervisor Professor Li Dali May,2013 湖 南 大 学 学位论文原创性声明 本人郑重声明:所呈交的论文是本人在导师的指导下独立进行研究所取得的 研究成果。除了文中特别加以标注引用的内容外,本论文不包含任何其他个人或 集体已经发或撰写的成果作品。对本文的研究做出重要贡献的个人和集体,均 已在文中以明确方式标明。本人完全意识到本声明的法律后果由本人承担。 作者签名: 日期: 年 月 日 学位论文版权使用授权书 本学位论文作者完全了解学校有关保留、使用学位论文的规定,同意学校保 留并向国家有关部门或机构送交论文的复印件和电子版,允许论文被查阅和借阅。 本人授权湖南大学可以将本学位论文的全部或部分内容编入有关数据库进行检 索,可以采用影印、缩印或扫描等复制手段保存和汇编本学位论文。 本学位论文属于 1、保密?,在______年解密后适用本授权书。 2、不保密?。 (请在以上相应方框内打“?”) 作者签名: 日期: 年 月 日 年 月 日 导师签名: 日期: I 社会における日本語スクールに関する一考察 摘 要 由于近年来经济全球化的不断发展以及中日经济文化交流的日益增多,社会 上对于日语复合型人才的要求越来越高。为适应日益高涨的日语学习浪潮,社会 日语培训机构应运而生,这些日语培训机构在一定程度上满足了人们学习需要的 同时也存在诸多不足,而长沙市的日语培训机构作为中国日语培训行业的后来者 由于经验不足加之理念不够科学先进更是存在很多问题。 由于长沙与日企众多的沿海地区相比经济发展滞后,相配套的日语培训行业 起步也较晚,因此为了调查目前长沙日语培训机构教学中存在的问题以及并提出 相应对策,本论文在参考前人关于该领域研究成果的情况下考察了长沙市的日语 培训机构。具体来说,通过大量的调查问卷采访了长沙从丛外语培训学校,因其 成立较早,拥有十几年培训历史,位于具有大学城之称的长沙高校区,是长沙培 训行业有代表性的机构,而占其最大份额的就是日语培训课程。本论文通过对从 丛外语学校管理人员及日语学习者的调查得到了大量数据及信息,以此来考察得 知当下日语培训机构学习者的需求和希望,探究日语培训市场的存在的不足以及 与学习者要求不相契合的地方,在此基础上笔者有针对性地提出了相应的对策, 以期能够在完善培训机构日语课程的同时也引领长沙的日语培训市场,最终 能够促进日语学习者的学习及培训产业的良性可持续发展。 本论文以从丛外语培训学校为例来考察长沙日语培训市场,具体内容如下: 首先在序论部分介绍了本论文的研究背景、目的及意义,表明了该领域的研 究现状并提出本论文的研究角度、研究方法。 其次简单介绍了湖南省及长沙从丛外语学校日语培训现状,然后重点针对本 论文进行的调查所得到的数据结果展开论述,有针对性地指出问题所在并提出相 应的解决对策。 最后通过总结本次调查所得的数据得到本论文的结论并标明今后的课题: 针对目前日语培训课程中存在的问题,本论文提出主要从合理配置授课内容, 注重口语和会话能力的培养、让学生主动学习、丰富授课形式,增加运用多媒体 教学方式等方面加以努力改进目前的日语培训课程。另外,也要着力注重开发本 培训机构的特色课程。 由于能力所限本论文的调查研究仅限于一所学校,不可避免有一定的局限性, 因此今后可以尝试将研究范围扩大,以更加宏观把握目前日语培训动态,推进整 个培训行业的持续发展。 关键词:日语培训 社会机构 需求分析 主动学习 多媒体教学 II 硕士学位论文 要 旨 近年の経済グロ ーバル化の発展や中日両国の経済 や文化交流の増加につれて、 日本 語がで きる複 合型の 人材に 対する 要求が さらに 高くな った。 日本語 学習の ブー ムがま すます 盛んに なって きた。 この情 勢に応 じて民 間日本 語トレ ーニン グ機 関がた くさん 出てき た。こ れらの トレー ニング 機関が 学習者 の要求 を満足 する 一方、 いろい ろな不 足もあ る。特 に長沙 市は日 本語ト レーニ ング産 業の出 現や 発展が 遅くて 経験や 理念が 不足で あるか らさら に多く の問題 点を持 ってい る。 日系 企業が 多い沿 海地域 に比べ れば、 長沙市 は日本 語トレ ーニン グ産業 が遅 れて いる。 長沙市 の日本 語トレ ーニン グの問 題点を 考察し て解決 するた めに、 本論 文は先 行研究 を参考 して主 に十数 年もの 歴史を 持って いる従 藪トレ ーニン グス クール を対象 として 経営者 や学習 者に対 してた くさん の調査 を行っ た。調 査に よって 得られ たデー タや意 見から 問題点 を出し た。そ れに対 して相 応的な 対策 を提出 してき た。そ うすれ ば、学 習者の ニーズ を満足 すると 同時に 、産業 の持続発展にも 促そうとしたい。具体的には: 序論 で研究 背景、 目的と 意義を 紹介す る。目 下の研 究現状 を説明 し、本 論文の考察角度や研 究方法を提示する。 次に 、湖南 省や従 藪スク ールの トレー ニング 現状を 紹介し てから 、主に 調査 の結果を記述し 、問題点を出して解決対策を提出 する。 最後 は結論 と今後 の課題 である 。調査 の結果 から論 文の結 論をま とめて 今後 の研究課題を表 明する。 結論 として 以下の ことが 明らか になっ た。目 下のト レーニ ング授 業にお ける 問題 点に対 して、 筆者は 相応的 な対策 を提出 した。 すなわ ち、会 話能力 を重視 する ように 授業内 容を合 理的に 配置す ること 、トレ ーニン グ教師 が指導 者とし て学 習者に 授業の 中心と して主 動的に 学習さ せる学 習モー ドに進 めるこ と、マ ルチ メディ アなど 現代的 授業形 式を増 加する ことと いう方 面から 努力す るとい うことである。 能力 が不足 してい るから 、本論 文の調 査研究 は一つ だけの トレー ニング スク ール に限ら れて局 限性が あるか ら、今 後機会 があれ ば、調 査範囲 を広げ て続け て研 究する 。日本 語トレ ーニン グ情勢 をマク ロ的に とらえ て産業 の持続 的な発 展を促すように したい。 キーワー ド:日本語トレ ーニング 民間機関 ニーズ分 析 主動的学 習 マルチメ ディア授業 III 社会における日本語スクールに関する一考察 目 次 湖南大学学位论文原创性声明与学位论文版权使用授权书.......................................... I 摘 要.......................................................................................................................................II 要 旨..................................................................................................................................... III 插图索引.................................................................................................................................. V 1 序論........................................................................................................................................1 1.1 研究の背景 ................................................................................................................... 1 1.2 研究の目的と意 義...................................................................................................... 4 1.3 先行研究と研究 方法 .................................................................................................. 5 2 従藪外国語スク ールの日本語授業についての考察 .................................................. 8 2.1 湖南省の日本語 スクールの現状 .............................................................................8 2.2 従藪外国語スク ールの概況 ................................................................................... 10 2.3 日本語トレーニ ング授業についての考察 ..........................................................11 2.3.1 考察目的と方法 ................................................................................................. 11 2.3.2 マネージャーへ の調査の結果 ........................................................................11 2.3.3 学習者への調査 の結果.................................................................................... 12 3 アンケート調査 から得た問題点と対策分析 .............................................................22 3.1 日本語トレーニ ング授業の問題点 ...................................................................... 22 3.2 問題点に対する 解決対策 ....................................................................................... 23 3.2.1 日本語学習者の ニーズの満足 ....................................................................... 24 3.2.2 学習者中心とい う授業モデル ....................................................................... 28 3.2.3 会話と聴解練習 の増加.................................................................................... 28 3.2.4 課程設置の改善 ................................................................................................. 29 3.2.5 まとめ .................................................................................................................. 33 4 結論と今後の課 題............................................................................................................35 参考文献................................................................................................................................. 36 付録 A 攻读硕士学位期间所发表的学术论文................................................................39 付録 B 外语培训学校日语学习者调查问卷.................................................................... 40 付録 C 详细中文摘要 ...........................................................................................................42 謝 辞..................................................................................................................................... 45 IV 硕士学位论文 插图索引 図 1.1(1) トレーニング機 関のそれぞれの内容と特徴 ................................................. 1 図 1.1(2) 各種類のトレー ニング機関の市場占有率 ......................................................2 図 1.1(3) トレーニング内 容の市場占有率 .......................................................................2 図 2.3.3.1(1) 学習者の性別差 ............................................................................................ 13 図 2.3.3.1(2) 日本語に対する 興味....................................................................................14 図 2.3.3.1(3) 日本語学習者の 専攻....................................................................................14 図 2.3.3.2(1) 開設必要のある 課程....................................................................................15 図 2.3.3.2(2) 毎週の授業後の 平均自習時間.................................................................. 17 図 2.3.3.3(1) 学習者の日本語 レベル............................................................................... 18 図 2.3.3.3(2) 日本語学習上の 困難....................................................................................19 図 2.3.3.4(1) 今後続けて勉強 しようとする課程.......................................................... 20 図 2.3.3.4(2) 日本語学習の目 標........................................................................................21 V 硕士学位论文 1 序論 1.1 研究の背景 中国 は経済 が大い に発展 し、グ ローバ ル化が 早まる につれ て、国 際交流 が人 材の 素質に 対する 要求も ますま す高く なって いる。 特に、 仕事に おける 新しい 挑戦 や競争 の圧力 が大き くなり 、ます ます多 くの人 が自分 自身の 知識と 能力が 不足 してい ること を実際 に感じ 、学習 を繰り 返して 能力を 向上さ せなけ ればな らないことを強 く意識してきた。 社会 人にと っては 、改め て大学 に入っ て正規 な教育 を受け ること が現実 では ない 。しか も、仕 事以外 の時間 がすく ないた め、短 時間で 必要の ある職 業教育 を受 けるよ りほか はない という ことで ある。 したが って、 この状 況に応 じるほ かの 教育形 式すな わち民 間教育 機関が 斬新な 姿でた くさん 現れて きた。 この現 象に ついて の調査 や報告 もよく 見られ ている 。例え ば、李 春苗(2004 )は 「わ が国トレ ーニング市場現 状調査」という調 査報告によると、「全国の各 種類の人 材サ ービス 機関に おける トレー ニング を受け ている 人は百 万人以 上であ るとい うこ とが分 かった 。教育 トレー ニング は学生 に目指 す私塾 から、 大学生 に目指 す外 国語ト レーニ ングな いしサ ラリー マンに 焦点を 合わせ る,, や企業 管理ト レーニングにか ける幅広い範囲を広げている。 図 1.1(1) トレーニ ング機関のそれ ぞれの内容と特徴 調査 の結果 の統計 により 、民間 トレー ニング 機関は 市場占 有率が 第一位 を占 める 30.3,である。 1 社会における日本語スクールに関する一考察 図 1.1(2) 各種類の トレーニング機 関の市場占有率 主に外国 語、各レベル の各専業技能トレ ーニングからな っている 。そのうち、 外国 語トレー ニングは 15.1 ,を 占め、人 々が外国 語に対 する要求 を表明し てい る(原文中国語 、訳は筆者)」と書いている 。 図 1.1(3) トレーニ ング内容の市場 占有率 中国 が WTO に参 加し てから 、GDP の増 加の 見込み があ り、多 くの 就職が 作 られ る。新 しい経 済成長 のため に、職 業トレ ーニン グの必 要がさ らに大 きくな った。特に 2008 年に北京 オリンピックと 2010 年に上海 万博を行うこと に従い、 中国 人の外 国語に 対する 情熱が 高まっ た。経 済の進 歩につ れて、 英語は 無論、 ほか の外国 語がで きる人 が社会 の発展 にさら に適応 できる ように なって きた。 その 勢いに 応じ、 社会に おける 英語以 外の外 国語ト レーニ ング機 関もた くさん 現れ てきた 。広州 日報(2007 )の トレー ニング 機関に 対する 調査の 結果に よれ ば、 英語以 外の外 国語の 中で人 気のあ るトッ プ 6 は日 本語、 韓国語 、フラ ンス 語、 ドイツ 語、ス ペイン 語、イ タリア 語の順 である 。どう して日 本語が こんな に人 気があ るかと いうと 、日本 は長時 間にわ たって 文化、 科技、 経済な どの面 で中 国の重 要なパ ートナ ーで、 近年の 交流が ますま す盛ん になっ てきた ので、 中国 の日本 語学習 者は大 幅に増 加し、 日本語 を第二 言語の 第一選 択とす る学生 も昔と比べるも のにならないほど多くなったから である。 日本国 際交流基金 会の調査に よると、2007 年まで に、日本国 以外の海外 教育 機関の 中で、日本 語を学習す る人が 133 カ国に 見られ、 2003 年の調 査より、そ の人数は 26.4 ,増加し、298 万人に達 した。その数字 から日本語に対 する情熱が 2 硕士学位论文 見られる。国の面な らば、中国人が 68 万という 巨大な数である 。学習場所 の面 なら ば、学 校以外 の教育 機関で トレー ニング を受け ている 中国人 は第一 位を占 めて いる。 この情 勢の下 で、日 本語ス クール などの トレー ニング 教育機 関が中 国の ところ どころ に出て きた。 日本語 トレー ニング 機関は 政府の 制定し た統一 な教 育方針 を従わ なくて も良い ため、 柔軟的 に授業 を行わ れるこ とがで きる。 一方 、この 領域の 実践経 験や研 究成果 があま り充分 ではな いため 適当な 参考が わず かなく 、これ らの機 関は間 違いを 犯しな がら、 前へ進 む道を 探索し ている とい うこと である 。だか ら、そ れらは ある程 度で学 習者の 要望を 満足し ている 一方 、いろ いろな 問題点 や不足 がある ことも 無視し てはな らない ことで ある。 これ らの問 題点を 意識し た研究 者がい ろいろ な研究 を行う ことに よって 解決し ようと努力して いる。 地理 要素に 限られ 、現地 のトレ ーニン グ機関 は発展 が沿海 地帯よ り遅く 、不 足や 問題点 がさら に多く ある。 許少鵬 (2003)は 戦略理 論を運 用して 湖南省 の 鴻程 トレー ニング センタ ーを分 析する ことに よって 全体的 に湖南 省のト レーニ ング 機関の 問題点 を提出 してく れた。 具体的 にいえ ば、有 名で大 規模な のがご く少 なく、 管理も あまり 先進で はなく 、社会 や学習 者の要 望を満 足する ことが でき ないこ とであ る。自 分の機 関の発 展や儲 けのた めに、 課程設 置が乱 れ、授 業と 管理レ ベルが 低下し 、市場 が価格 の戦争 に陥る などの ような 問題が 生まれ てし まって きた。 このま まに行 けば、 長沙市 におけ るトレ ーニン グ機関 の悪性 競争 が機関 自身な いしト レーニ ング産 業の発 展を妨 げるだ けでは なく、 学習者 の積 極性も 破壊し てしま う。こ の悪果 は社会 や学習 者の希 望と相 違して いるこ とで ある。 しかし 、その 論文は 湖南省 の全体 的な状 況から でてき たので あるた め、 全体的 に解決 や発展 策略を 提案し てくれ た。ト レーニ ング課 程とい う核心 的な 部分を 触れる ことが できな かった 。つま り、特 に日本 語トレ ーニン グ機関 につ いての 不足や 問題点 を出し てくれ なかっ たので ある。 夏芸(2005 )は 日本 語専 門教育 を行う 私立学 校をめ ぐって 展開さ れたか ら、本 論文の トレー ニング を行 う民間 機関と は違う 。した がって 、この ような 研究に ついて の論文 はほと んど見られなく 、目下の問題を解決するには困難 であると思う。 筆者 の数年 間のト レーニ ングを 行うう ちにい ろいろ な問題 点があ ること を気 付い てきた 。日本 語学習 のブー ムはこ れから も続け ていく はずで あるた め、こ れら の問題 点を解 決しな ければ 、日本 語学習 者の積 極性に 悪影響 を及ぼ すだけ では なく、 このト レーニ ング産 業ない し社会 の経済 発展を も妨げ ること になる かも しれな い。そ れゆえ 、現状 の調査 や研究 を行う ことに よって 、この 産業の 不足 や問題 点を発 見し、 日本語 トレー ニング 機関を 効果的 な方向 へ発展 させた いと思っている 。 3 社会における日本語スクールに関する一考察 1.2 研究の目的と意 義 近年 来、中 国の経 済発展 や人材 に対す る要求 が高く なるに つれて 、職業 技能 トレ ーニン グがも う重要 な学校 以外の 教育手 段にな ってい る。中 日両国 の緊密 関係 と交流 の増加 のため に、日 本語が 分かる 人材の 募集が ますま す多く なって きた 。湖南 省は豊 かな教 育資源 や低い 人力コ ストを 利用し て世界 の注目 を集め る中 国の中 部地区 として 、近年 ますま す多く の外資 企業を ひきつ けてき た。三 菱、 住友、 平和堂 などの 大きな 日本企 業も含 められ る。企 業に速 く発展 させる ため に、現 地から 数多く の日本 語が分 かり、 日本企 業の文 化を受 ける人 材を募 集す るよう になっ た。こ の要求 に応じ 、日本 語トレ ーニン グ機関 が雨後 の竹の 子の ように たくさ ん現れ てきた 。その 中に湖 南大学 外国語 トレー ニング センタ ーや 長沙科 技学院 日本語 トレー ニング センタ ーなど 大学所 属のト レーニ ングセ ンタ ーのほ かに、 従藪、 新国際 、新語 など、 たくさ んの民 営トレ ーニン グ機関 も存在している 。 民営 トレー ニング 機関に 比べる と、湖 南大学 外国語 トレー ニング センタ ーの よう な大学 所属機 関は学 習環境 がよく 、完備 な教育 施設を 有する うえに 、大学 の日 本語科 の優れ た教師 を利用 して自 分の師 資実力 を強め ること ができ る。も っと も、民 営機関 の授業 コスト と比べ れば、 大学の 教師な いし教 授に授 業を担 当し てもら うから 、コス トがは るかに 高いた め、言 うまで もなく トレー ニング の費用が 高くなることで ある。例えば 、同じ内容 の授業の費用は 民営機関は 1000 元く らい、 大学所 属トレ ーニン グセン ターよ り安い 。民営 機関は 大学の 普通教 師な いし在 籍日本 語専攻 学生を 招聘し ても良 いから 。この ような アルバ イトと して の教師 の給料 は大学 の教師 に比べ るもの にはな らない 。その 一方、 市場の トレ ーニン グ機関 の差が 著しく ないた め、価 格は影 響の一 番大き な要素 になっ てく るであ ろう。 かなり の学習 者は自 分でト レーニ ング費 用を出 すため 、種々 な比 較して からほ ぼ一番 安いも のを選 ぶこと になる 。ある 不法機 関は学 習者の この ような 価格を 一番重 んじる 心理を 利用し て過大 宣伝や 価格作 戦など の悪性 競争を起こして しまった。 民営 トレー ニング 機関は 利益を 儲ける ことを 目的と するた め、学 習者の 要求 を満足す る優秀な機関のほ かに、規範でな い授業によってト レーニングを行 い、 学習 者のニ ーズを 問わず にただ 経済利 益を追 求する ばかり の機関 もある ことで ある 。それ らはト レーニ ング市 場を狂 わせる だけで はなく 、日本 語学習 者の情 熱も 弱めて きた。 したが って、 日本語 トレー ニング の現状 は筆者 に困ら せてい る。この現状 を変えないと 、日本語ト レーニング教育 はなかなか進まな いため、 問題点を発見し て解決するという思いを抱え、こ の論文を作ろうとしたい。 日本 語学者 の研究 を見る と、日 本語専 攻それ とも第 二言語 習得に ついて の研 4 硕士学位论文 究が 数多く なされ ている 。その 理論や 成果が 豊富で あるが 、社会 におけ る日本 語ト レーニ ングス クール や教室 などに ついて の研究 がわず かしか ないと いうこ とが 分かっ た。し かも、 中日両 国の日 本語の 勉強に 対する 態度と 現実情 況がか なり 違うた め、日 本人に とって は母国 語、中 国人に とって は第二 言語と いうこ とで ある。 中国自 身の特 色や国 情があ るため 、簡単 に日本 におけ る日本 語教室 の情況を参照し 、中国の特殊な情況を考えねばな らないわけである。 しか し、こ の領域 の論文 や著作 が少な いのも 事実で ある。 したが って、 これ につ いての 研究が ますま す切迫 の度を 増やし てきた 。さも なくば 、今の 混乱し てい る状態 はもっ と深刻 になる かもし れない 。トレ ーニン グ産業 の正常 的な発 展や 学習者 の情熱 と学習 効果に も悪影 響を及 ぼす。 目下の 情況を 深刻な 認識を 有す るため に、日 本語ス クール のマネ ージャ ーや学 習者に 対する 調査研 究を行 いた い。調 査のデ ータに よって 、問題 点を発 見し、 対策や 解決方 法をで きるだ け提 出する ように する。 市場の 整頓と 問題解 決に役 立つと 思い、 この論 文を進 めたいのである 。 1.3 先行研究と研究 方法 研究 するた めにい ろいろ な資料 や著作 を参考 しなけ ればな らない が、現 在の 論文 が国立 大学や 公立大 学の行 ってい る日本 語専攻 教育を 対象と してい るが、 大学 以外の 日本語 トレー ニング 機関に ついて の研究 が少な いこと が分か った。 しかも、中日両国 の国情の差や日本 語が両国にとっ ての意義の違いが あるため 、 日本学者の日本 語教室についての研究より中国の ほうがもっと参考になる。 中国 のトレ ーニン グにつ いての 研究が 盛ん、 その理 論的な 成果も 数多い であ るが 、ほと んどは どのよ うに学 習者に 合わせ てスク ール自 身の発 展を遂 げるか という機関に関 わるマーケティング策略を中心と する研究である。 中国 の民間 トレー ニング 機関は 突然出 現した のでは なく、 当時の 社会経 済や 発展 状況に 応じて 出てき たので ある。 一番早 いのは 春秋戦 国時代 の孔子 などの 教育 家によ って作 られた 私学で あると 言える が、近 代に入 ってか らの工 業発展 に応じ て、1826 年に福 州船政学堂 という中国 の一番早い 正規な職業 トレーニン グ機 関が生 まれた 。近年 の中日 交流が ますま す頻繁 になる につれ て、専 門的に 日本 語のト レーニ ングを 行う機 関が多 く見ら れるよ うにな ってき た。周 知のよ うに 、上海 は中国 の経済 中心で ある。 それゆ え、上 海のト レーニ ング産 業が異 常に発達 しているとはいえ なくても、中国では 一番なのである 。鐘明彪(2010) は上 海のあ るトレ ーニン グスク ールを 例とし てトレ ーニン グ現状 と発展 策略を 発展状 況、競 争力、 研究 した。 その論 文によ ると、 例とさ れてい るスク ールの 目下の問 題点などを分析し、それ自身 の優勢と劣勢を明 確にした。商品 、価格、 ブラ ンドな どの方 面から 相応的 な競争 と発展 策略を 作り出 した。 そうし たら、 5 社会における日本語スクールに関する一考察 スク ール自 身の優 勢を充 分に生 かして 産業で の競争 力を高 めて大 きな発 展を遂 げ、 上海の トレー ニング スクー ルの競 争と発 展を指 導する だけで はなく 、今後 の持続的な発展 にも重大な現実意義を有するとい うことである。 梁常 勇(2005)は 主に学 校で行 われて いる学 歴教育 に対す る社会 のトレ ーニ ング 機関の 発展戦 略につ いての 分析に よれば 、わが 国のト レーニ ング機 関の競 争と発展を指導 できる戦略管理モデルを探索しよ うとした。 これ らの論 文のよ うなも のがよ く見ら れ、ト レーニ ング機 関自身 の分析 であ り、 機関の 発展に はとて も良い 影響を 与えた 。トレ ーニン グ項目 が言語 か技術 かに は全然 関係な いもの である ため、 日本語 トレー ニング との関 係が大 きくな いといえる。 しか しなが ら、近 年の日 本語ト レーニ ングに 関する 研究が 見られ てきた 。例 えば 、王珏( 2008)は 広州の 番禺区 の民営 日本語 トレー ニング 産業と 機関に つ いて 調査し 、分析 し、目 下の勢 いが良 い市場 環境の 中で理 論に基 づいて どのよ うに 競争優 勢を拡 大する かとい う問題 にアド バイス を提案 した。 論文は 具体的 に番 禺区の 民営日 本語ト レーニ ング機 関の現 状を分 析した 上で、 現段階 存在し てい る問題 点を解 決し、 学習者 のニー ズに応 じてマ ーケテ ィング 策略を 提出し た。 その努 力を通 してト レーニ ング機 関を持 続的に 発展さ せるこ とを目 的とし てい る。論 文はマ ーケテ ィング 理論と 日本語 トレー ニング の実際 情況を 組み合 わせ 、機関 と産業 に新し い考え 方や発 展の方 向を導 いた。 日本語 トレー ニング 機関 の状況 が書か れてい るけれ ども、 全体的 にみれ ばやは りマー ケティ ング策 略に傾ける論文 である。それなのに、本文の良い 参考になる。 前述 のよう な論文 や研究 がよく 見られ 、目下 のトレ ーニン グ産業 や機関 にお ける 問題点 を掘り 出し、 解決策 も提出 してく れたが 、ほと んどト レーニ ング機 関の 競争と 発展を 促すも のであ り、機 関自身 のマー ケティ ングあ るいは 管理方 面の 研究で あると 言える 。しか も、こ れらの 論文は 大範囲 のトレ ーニン グ市場 に関 するも のであ り、マ クロ的 に研究 してい るから 、ある 問題点 に対し て具体 的に 深く分 析し解 決しに くいと いうこ とであ る。実 際の授 業に注 意を注 ぎ、学 習者 の要望 を真剣 に分析 してト レーニ ング課 程の設 置を改 善する ものは いかに 少な いこと である 。学習 者にも トレー ニング 機関に も一番 重要な のは無 論マー ケテ ィング など授 業に関 係ない ことで はなく 、どう すれば 授業が 改善で きるか ということが本 質的な核心ではないか。 それ から、 湖南省 の情況 は上海 や広州 と比べ ると差 別があ る可能 性を配 慮す るた め、自 身の有 する特 色が必 ずトレ ーニン グ機関 に反映 する。 夏芸(2005 ) は「 専門日 本語教 育を行 う私立 学校の あり方 」で主 に長沙 市にお ける明 照日本 語学 院につ いての 調査に よって 私立日 本語学 校のあ り方を 探究し たが、 研究対 6 硕士学位论文 象は 日本語 トレー ニング 機関で はなく 、日本 の短期 大学の ような 専門的 に日本 語を 教える 正規な 日本語 学校で ある。 それゆ え、学 習者に 関する 調査デ ータか ら得 た問題 点に対 して、 目下の 湖南省 特に長 沙市で 盛んに 発展し ている トレー ニン グ機関 がどの ように 学習者 の学習 意欲を 高め、 満足す るかと いう問 題につ いて の研究 がまだ 空白で あると 言える 。した がって 、この 空白を 埋め、 存在し ている問題点を 見つけ、解決したいと思っている 。 便宜 上トレ ーニン グ市場 の現状 を把握 するた めに、 現地す なわち 長沙市 で調 査研 究を行 いたい 。調査 の範囲 を縮み 、研究 を一つ に集中 でき、 具体的 な問題 を解 決でき るよう に、長 沙市の ある代 表的な トレー ニング 機関を 選択し た。具 体的にすれば、長沙市従藪外国 語スクールを調査の対象として研 究を進めたい 。 この スクー ルを調 査の対 象とす る原因 ならば 、以下 のよう にあげ られる 。第 一、 このス クール は 1996 年に 設立さ れ、規 模がそ んなに 大きく なくて も 16 年 もの 歴史を 有する から、 ある程 度で長 沙市の 日本語 トレー ニング の発展 状況を 説明 するこ とがで きる。 このス クール につい ての調 査を通 して長 沙市な いし湖 南省 のトレ ーニン グ機関 の概況 を見せ てもら える。 第二、 筆者は 長時間 このス クー ルの日 本語の 教師を 担任し たこと がある ため、 ここの マネー ジャー や自分 の教 えた学 生の情 況に詳 しく、 情報収 集の易 しさや データ の真実 さが普 通の調 査よ り高い 。第三 、この スクー ルは長 沙市の 大学城 と呼ば れる岳 麓区す なわち 教育 区に位 置され 、いく つかの 重点大 学の学 生にあ る程度 の知名 度と影 響力が ある ため、 ここで トレー ニング を受け る学生 が無論 、わざ わざこ こへ勉 強しに 来た 社会人 も大勢 いる。 したが って、 調査の 対象は 学生に 限られ なく、 手に取 った情報はさら に広い範囲が含められる。 前述 の三つ の理由 に基づ いてこ のスク ールを 本論文 の研究 対象と した。 形式 では アンケ ート調 査とイ ンタビ ュー、 アンケ ート調 査は学 習者の 日本語 レベル を配 慮する ために 中国語 で作成 され、 電子メ ールで 郵送す る。マ ネージ ャーの 経営 理念と 学習者 の要望 を調査 するこ とによ って、 目下の 日本語 トレー ニング スク ールに おける 問題点 と制約 要素を 探究し たい。 相応的 な意見 やアド バイス を提 出し、 自身の 長所を 生かし 、短所 を改善 し、持 続発展 できる 道を進 ませる よう にした い。そ うすれ ば、学 習者の 要求を 満足す るだけ ではな く、ト レーニ ング 産業の 新しい 道を開 くこと もでき る。穏 健に発 展する ことに よって 、社会 の必要の優れた 人材を育ててくることができる。 7 社会における日本語スクールに関する一考察 2 従藪外国語スク ールの日本語授業についての考察 2.1 湖南省の日本語 スクールの現状 中国 におけ る日本 語教育 は抗日 戦争の とき、 中国東 北地区 の一部 の学校 で第 二外 国語と して登 場した 。中華 人民共 和国が 建てら れてか らの主 な外国 語はロ シア語 、だんだん 英語が中心 になるよう になってき た。1972 年の中 日国交が正 常化 されて から、 両国は 政治と 経済の 関係が 盛んに なった だけで はなく 、文化 教育 の交流 も活躍 するよ うにな った。 日本の 経済や 技術の 発展と 漫画の 大きな 影響 力を有 してい ため、 中国の 第一回 の日本 語学習 のブー ムを起 こした 。大学 の日 本語専 攻者だ けでな く、独 学する 人も数 多くい るとい うこと であっ た。そ れに 応じ、 中国の 中央テ レビ局 は「中 日交流 標準日 本語」 を学習 する人 のため に特 別にテ レビ講 座を開 設し、 人気を 集めた 。その 日本語 ブーム ととも に成長 してきた 民間の日本語ト レーニング機関 も 1990 年代に雨 後の竹の子のよ うに現 れてきた。 この盛んな日本 語学習ブームの要求を満足するの に、学習者のニーズを詳し く調査分析しな ければならない。王珏( 2008)は日本語トレ ーニング消費者に 対するアンケー ト調査を行った。その調査の結果 によると、 2010年までの日本 語学習者のニー ズは主に初級日本語と能力試験の トレーニングに集中されてい ることが分かっ た。初級日本語ならば長沙とは同 じであるが、能力試験ならば 全然違うといえ る。その原因を辿れば、広州の日 本語ニーズとトレーニング機 関の発展が長沙 よりはるかに早いからである。よ り良い発展を遂げるには、社 会や企業に承認 される日本語能力試験の合格証書 を提供しなければならないよ うになった。し かし、広州に比べると、長沙市の 日系企業が少なく、能力試験 に合格するため にわざわざトレーニングを受けに くる学習者が少ないのもおか しくない。しか も、広州など経済の発達するとこ ろへ就職に行く長沙市の大学 卒業生が多く、 彼らは長沙で初級日本語を身に付 けてから仕事をしているうち に続けて能力試 験のために勉強しても良い。 しかし、近年の 就職難のために、企業が就職者の 有する能力資格証書によっ て採用するかど うか決めるという傾向が出てきた ため、学校を卒業する前に日 本語能力試験の 合格証書を手に取れば、就職範囲 や可能性が拡大できる。した がって、目下初 級日本語が主流としている長沙市 にまだ大規模に出現していな い能力試験トレ ーニングのクラスを開けば大きな 発展の空間があるのではない か。開設経験が ないため、リスクがあるかもしれ ないが、勇気を出して試して みれば、産業中 で目立ってくるようになり、ほか の機関に勝つかもしれない。 8 硕士学位论文 同時に、新しいトレーニ ング市場を開発することにもなる 。レベルなら、まず 4 級か3級など比較的に 低いレベルの試験から試してみた ほうが良くないか。 2級 か1級が非専攻学習 者にとっては困難すぎ 、かなり時間をか かるため、学習者に 情熱や自信を失 わせやすいかもしれない。しかも 、4級か3級など低いレベ ルの 合格証書も社会 や企業に承認され、学習者がもう ある程度の日本語を身に付け ていることを有 力的に証明できる。今後続けて勉 強すればさらに自信を有する ようになる。無論、日本語能力試験 は毎年2回行われ 、受験できるのは 小さな人 数に限られるた め、j-test という実用日本 語能力検定に参加してもよいので ある 。 二ヶ月ごとに検 定試験が行われるほど高い頻度で あるため、日本語能力の合格 証書を手に取り やすくなってきた。A-Dの検定が実に困 難であることに対する 、 E-Fのはより簡単で あり、その検定試験に 合格すれば、日系企業の就職 や日本へ の留学の入門資 格に達するということになる。 広東省ほど発達 していないけれども、湖南省は中国の 中部の良い位置におり 、 近年巨大な発展 を遂げた。これからもさらに大き な発展の見込みである。湖南 省が発展するに つれて、省都としての長沙市は経 済や政治や文化の中心となっ ているため、外 国語ができる人材を含める数多く の人材が必要になってきたの である。中日交 流の推進や中国経済の発展によっ て、日本へ留学できる学習者 もますます多く なってきた。学歴を高めるために 日本語を外国語の科目として 院生入学試験に 参加する学生もどの大学でもよく 見られるようになってきた。 世界トップ500の多くの企業は 長沙に支社や事務所を設立し 、特に日本との友 好 関係で日本と関 わる会社は日本語ができる専門人 材への要求も盛んになってき た。ほかに、日 本のアニメや漫画に興味を持って いるために日本語が分かろう とする人が大勢 いるということも誰でも分かって いる。つまり、それぞれの原 因で日本語を学 習し始める人がますます多くなっ てきた。 この ような 日本語 学習の 勢いに 応じ、 日本語 を第二 外国語 として 教える 大学 が数 多く出 てきた だけで はなく 、日本 語専門 人材の 育成を 目標と して日 本語だ けを教 える日本語 学習機関も いちいち成 立されてき たことにな った。1996 年、 湖南 省に日 本語専 修学院 が 1 つ、 日本語 専門学 校が 1 校で あった 。本文 の研究 対象 として の従藪 スクー ルもそ の年に 成立さ れた。 現在、 日本語 教育を 行う民 間機 関はも う十数 ヶ所に なって きた。 社会の 発展が 人材へ の要求 がます ます高 くな るにつ れて、 自分の 専攻知 識が上 手であ るとと もに日 本語も 分かる 複合型 の人 材がさ らに重 視され るよう になっ てきた 。この 状況に 応じ、 数多く の日本 語ト レーニ ング機 関が出 てきた 。長沙 科技学 院日本 語スク ール、 従藪外 国語ス クー ル日本 語教室 などが 一番早 い実践 者であ るとい える。 その後 、日本 語トレ ーニ ング産 業の成 員がま すます 多くな り、新 国際、 新語、 新越、 新東方 など十 9 社会における日本語スクールに関する一考察 数の 日本語 トレー ニング 機関が 見られ るよう になっ てきた 。無論 、それ らの機 関はほとんど省 都の長沙市に位置されている。 2.2 従藪外国語スク ールの概況 従藪外国語トレ ーニングスクールは1996 年に従藪実業発 展公司によって成立 された湖南省の 一番早いトレーニング機関の一つ である。中南大学 、湖南大学 、 湖南師範大学と いう三つの重点大学が並んでいる 岳麓区に位置されているため、 トレーニング教 育の展開にとても有利であり、成 立して著しい発展を遂げてき た。特に、2008年に北京オリン ピックに起こされた外国語学習の ブームに恵ま れ、歴史上の一 番大きな規模になった。日本と中 国の文字や文化などは歴史上 の緊密な関係を 有するために、中国人にとっては すべての外国語で日本語が一 番易しいと思わ れる。しかも、近年の経済発展の ために両国の交流もさらに盛 んになってきた 。したがって、日本語を勉強する 中国人がますます多くなって きた。この情勢 に応じ、従藪スクールも日本語の トレーニングを主な課程とし て宣伝や授業を 行っている。 このスクールの 日本語課程は一番数多く、繰り返 して開かれている。初級か ら上級まで、な いし日本語能力二級試験の段階が 見られ、開設段階を見れば大 問題がない。もっとも、初級クラスは毎 月新しいのを開くことになってい るが 、 中級クラスは一 学期に一回の頻度で開かれ、連続 して勉強しようとする学習者 にとっては満足 できなく、ちょっと不合理である と思う。それから、調査の結 果によって、今 後のトレーニング課程を大まかに 二つに分けて別々に授業をす るべきである。 すなわち会話と聴解などの簡単な 実用日本語を教える初級クラ スと日本語能力 などの試験に合格することを目指 す上級クラスということであ る。授業はもと もと学習者の要求を満足するため に設置されるので、それぞれ のニーズや学習 目標によって教材や教師などを選 ぶべきである。 トレーニング教 材として、初級と中級段階のクラ スで使われるのは中国の一 番早い日本語教 材「中日交流標準日本語」であり 、上級クラスのは「総合日本 語」というさらに専 門的な日本語教材である 。初級の教材は 2冊で四つに分 け、相応的な四つの 初級クラスに使われている 。このスクールの 中国人の教師 4 名と日本人1名が基本的な日 本語授業に足りるということであ る。日本語を勉強 する学習者がほ とんど女性なのに、このスクール の教師ならばほとんど男性の 教師であり、女性は 1人しかいない 。しかしながら 、このスクールの 教師は日本 で留学したこと があり、中国の重点大学を卒業し て長沙市の大学で日本語を教 えている教師で あるため、日本語についての知識 や教育経験などについて心配 することがない ということである。 10 硕士学位论文 2.3 日本語トレーニ ング授業についての考察 2.3.1 考察目的と方法 学習 者のニ ーズ、 意見、 希望な どを考 察する ことに よって 、目下 の日本 語ト レ ーニ ング 授 業に おけ る 問題 点を 発 見し て改 善 する ため に 、2012 年 9 月 から 2013 年 3 月まで の半年間に わたって今 回の調査を 行った。調 査の方法と 内容は 主に以下の通り である。 ,、長沙市従藪 外国語スクールのマネージャーに 対するインタビュー。 ,、 インタ ビュー の方法 :何回 も面と 向かっ てマネ ージャ ーに直 接にイ ンタ ビューを行う。 ,、 インタ ビュー の内容 :スク ールの 概況、 日本語 課程の 概況、 問題点 、今 後の発展計画な どである。 ,、長沙市従藪 外国語スクールの日本語学習者に 対する調査 ,、 調査方 法:調 査用の アンケ ート用 紙を作 成し、 電子メ ールで 郵送し 、研 究用のデータを 採集する。 ,、 アンケ ート調 査の内 容:学 習目的 、学習 時間と 頻度、 学習レ ベル、 学習 の難 点、日 本語に 対する 興味が あると第季度一 ころ、 使用し ている 参考書 や資料 、日本 第二季度 第ール 語を高め る方法、授業の問 題点、スク三季度 や日本語授業へ の希望やアドバイ ス、 今後の学習計画 などである。 ;、アン ケート用紙の回 収状況:配布 80 通、回収 71 通、回収 率は 88.75% で ある。 2.3.2 マネージャーへの調査の結果 スク ールの マネー ジャー に対し て調査 を行う ために 、筆者 は何回 もスク ール のほ うへ行 った。 互いに 何年間 の知り 合いで あるか ら、筆 者が修 士論文 のため に調 査を行 うとい う目的 を表明 すると 順調に マネー ジャー からス クール の情報 を得 た。し かも、 マネー ジャー に今回 の調査 によっ てスク ールの 発展や 日本語 授業の改善に役 立つと期待されている。 マネ ージャ ーに対 するイ ンタビ ューか ら情報 は前述 の部分 で述べ ている 。す なわ ち、本 論文に 出てき たスク ールに ついて の説明 はマネ ージャ ーに対 する調 査から得られた のである。 日本 語は中 日両国 の緊密 関係で 一番人 気があ る外国 語にな り、学 習者の 過半 数も 占めて いる。 トレー ニング を受け にきた 学習者 の大部 分は大 学生で あり、 両親 に仕送 った生 活費の 一部分 を節約 して学 費とし なけれ ばなら ないこ とを思 いや り、価 格をか なり低 い数字 に決め ている 。学生 にとっ ては値 段が何 といっ ても とても 重要な 要素で あるか ら。し かしな がら、 その後 成立さ れた数 多くの 11 社会における日本語スクールに関する一考察 外国 語トレ ーニン グ機関 が早く 市場を 占有す るため に不実 宣伝を 行うだ けでは なく 、さら に低い 値段で 価格戦 争を起 こして きた。 スクー ルの授 業の質 を事前 判明 できな い学生 にとっ ては値 段が一 番大き な影響 要素に なって いるか ら、市 場が だんだ ん悪性 競争に 陥って きた。 スクー ルを維 持して いける には、 物価が 上がる一 方であるが、仕方なく トレーニング価格 を大幅下げなけ ればならない 。 それから、スク ールの経営状況がさらに悪くなっ てきた。 授業 時間が 夜か週 末など 学習者 が暇な 時間に 設置さ れてい るため 、勉強 にく る学 習者が 少なく なく、 クラス 毎に二 三十名 ぐらい の学習 者を有 する。 もっと も、 初級ク ラスの 学習者 数に対 し、中 級と上 級クラ スの学 習者が 激減す ること にも 悩んで おる。 しかも 、最近 の激烈 な競争 や宣伝 不足の ために 、勉強 に来た 学習 者も以 前より 少なく なった 。コス トダウ ンのた めに、 大学城 の中心 地の元 位置 から遠 くの新 位置に 引っ越 そうと するそ うであ る。本 機関の 特色を 掘り出 し、 さらに 多くの 学習者 を引き 付けて くると いうこ とは目 下の至 急であ ること になった。 2.3.3 学習者への調査の結果 学習 者に対 するア ンケー ト調査 は今回 の重点 として 行われ た。こ のスク ール で筆 者に教 えられ た学習 者であ るから 、教師 として の筆者 に尊重 してい る。全 然知 らない 学習者 より、 彼らの 調査に 対する 積極性 や真剣 さが高 く、調 査から 得ら れたデ ータや 結果も さらに 信じら れる。 それは 確かに 証明さ れ、回 収率が 高く(配布 80 通、回収 71 通)、学習者が 真剣に答え、意見やア ドバイスを出し、 大き な役に 立って くれた 。調査 の対象 として の学習 者の数 が大き く散々 してい るの で、集 中的に インタ ビュー するこ とがで きない 。近く に住ん でいる 対面イ ンタ ニュー ができ るわず かの学 習者を 除いて 、主に 電子メ ールで 調査用 紙を郵 送し た。返 事が人 によっ て早か ったり 遅かっ たりで あるか ら、半 年間ぐ らいの 時間で本論文に 出てきたデータを集めた。 論文 のため に今回 の調査 用紙を 作った 。清華 大学の 王婉莹 (2005)な どの研 究者 の調査 用紙が 良い参 考にな った。 自分で 書くと き、何 回も指 導教官 になお して もらっ た。最 後今回 の調査 用紙を 作成し た。学 習者の 専攻と トレー ニング 課程 に関わ るアド バイス という 文字で 答える 問題 2 つと 、自分 の実際 情況や 望 みによっ て選択肢を選ぶ 問題 21 項目から なっている 。問題にい くつかの答えが ある かもし れない ため、 選ばれ る選択 肢が一 つに限 られな く、い くつか のも有 効とした。したがっ て、答えの総 数は回収した 71 通という 数字を超えること も ある ことで ある。 恥ずか しくさ せない ために 被調査 者の名 前を書 かなく ても良 いと いう提 示があ ったけ れども 、過半 数の学 習者が 自分の 名前を 書いて くれ、 感動されている 。 12 硕士学位论文 この 調査用 紙は主 に性別 、専攻 、動機 、課程 設置の 意見、 トレー ニング 時間 と頻 度の意 見、教 材、授 業内容 の意見 、将来 の目標 、日本 語を続 けて勉 強する かど うかと その原 因など の部分 からな ってい るが、 最後の 自由に 書いて くれた トレーニングス クールへのアドバイスも以上に重 要である。 では、次に今回 の調査の結果を一つずつ分析する 。 2.3.3.1 学習者の 個人差 回収して きた 71 人のアン ケート調査の結果 により 、学習者の 性別から見れば、 女性が圧倒性的 な 66 人であり、異常 に高い比率を占めることが分かっ た。 図 2.3.3.1(1) 学習者の 性別差 女の 子の日 本語に 対する 興味が スクー ルの生 存や発 展にと っては とても 重要 であ るため 、彼女 たちに 対する 授業の 内容や 方法な どを調 整しな ければ ならな い。 どうし てかと いうと 、調査 の結果 から得 られた 学習動 機なら ば試験 や仕事 のほ かに日 本文化 、ドラ マ、漫 画、日 本旅行 などの 趣味で 勉強し 始めた 人が大 勢で あり、 特に日 本の漫 画が中 国人の 女性に 受けて いるこ とであ るから 。周知 のよ うに、 大学の 日本語 専攻学 習者も トレー ニング 機関の 非専攻 学習者 も女性 が多 数を占 めてい る。非 専攻学 習者と して学 習動機 や目標 も興味 に関す る漫画 やア イドル などの 文化面 のこと であり 、彼女 たちに 専攻学 習者の ように しっか り日 本語言 語知識 を勉強 させて はいけ ない。 それだ けでは なく、 積極性 が打ち 消され、かえっ て日本語を嫌いになる可能性を起 こすかもしれない。 日本 語に対 する興 味は以 前より 深いか どうか という 質問に 対し、 今まで ずっ と興 味深い と答え たのは 25 人で あり、 以前よ りさら に深く なった のは 12 人と いう ことか ら、過 半数の 学習者 は日本 語学習 に対す る興味 を保持 してい る。し かし ながら 、19 人は 以前ほ ど深く ないと 答え、 8 人は 自分で も分か らない と答 えた。 13 社会における日本語スクールに関する一考察 図 2.3.3.1(2) 日本語に 対する興味 有効 な教育 は学習 者に興 味や学 習意欲 を高め るべき ことで あるた め、教 えた 後で 彼らに 前の興 味を失 わせる のは大 失敗で あると 言える 。こう いう点 から考 えれ ば、目 下のト レーニ ングは 不成功 である と言え る。し かも、 人の興 味を引 き付 けるの は簡単 ではな いが、 消すの は全然 困難で はない ため、 現状を 変えな けれ ば、日 本語学 習者の 意欲や 興味は ますま す低下 してい く状況 に陥る ときど んな に後悔 しても 何の役 にも立 たない 。した がって 、知識 と興味 を巧み に組み 合わ せ、学 習者の 心理を しっか り握っ て流失 率を減 らすの はさら に深く 研究す るべき話題であ る。 学習者の 専攻を見ると、ほぼ半ば の 35 人が英語 専攻であり 、一番大き な割合 を占め、二番目な のは理工系専攻の 10 人である 。それから 経済専攻の学習者 も 7 人、10%を占めることも 気付いた。 図 2.3.3.1(3) 日本語学 習者の専攻 14 硕士学位论文 英語 専攻の 学習者 は第二 外国語 として 日本語 を選び 、英語 という 外国語 を通 して 日本と 日本語 に対す る興味 を引い たとい う原因 で日本 語を勉 強し始 めた。 今後 の授業 で日本 語と日 本文化 を紹介 する同 時に、 できる だけ日 本語と 中国語 と英 語の関 連性を 説明し たほう が良く ないか 。でき れば、 文化と 言語の 背景を 学習 者に理 解させ 、日本 語とい う言語 を身に 付ける だけで はなく 、言語 の勉強 によ って得 られた 文化が さらに 重要で ある。 日本語 を勉強 するう ちに、 中国語 や英 語に対 する理 解も深 めさせ ること もでき る。日 本の経 済や科 技は全 世界で も先 進して いるた め、今 後の交 流がさ らに頻 繁で盛 んにな るにつ れて、 理工系 や経 済専攻 の日本 語学習 者はま すます 多くな る。今 後の授 業で日 本の経 済や科 技知識を適当的 に取り入れる必要がある。 2.3.3.2 目下のト レーニング課程 設置 調査 による と、目 下開設 された 課程は 学習者 の要望 に満足 できる かどう かと いう質問 に対し、50 人が満足 、10 人が満足 できないと答え た。今後開設 する必 要があ る課程なら ば、会話の 選択肢が 48 人で一 番多く、聴 解が 30 人、作 文が 18 人、翻訳が 14 人という 順序であること を見ると、目下の課 程は学習者の基 本 的な 要求や 希望を 満足し ている が、授 業の重 点を明 確でき ないた め、彼 らの会 話練 習の要 求が非 常に高 いけれ ども、 目下の 授業が この要 望をな かなか 満足で きないことであ る。 図 2.3.3.2(1) 開設必要 のある課程 それ ゆえ、 非専攻 学習者 には聞 くこと と話す ことは 一番必 要が高 いこと が分 かる と、今 後の授 業の内 容と重 点を調 整しな ければ ならな い。ゲ ームや ロール プレ ーなど の形式 を通し てでき るだけ 学習者 に会話 の練習 機会を 増加さ せるな どの 努力を すれば 良いの ではな いか。 さもな くば、 彼らの 学習し ようと する気 持ちを応えるこ とができなくなるかもしれない。 15 社会における日本語スクールに関する一考察 目下 のトレ ーニン グ課程 の全体 的な設 置に対 し、学 習者か らの大 きい意 見が ない が、授 業内容 として の文法 説明の 簡単化 と会話 や聴解 練習の 増加と いう希 望が よく提 出され てきた ことを 気付い た。教 師が授 業で調 整し、 改善す るべき とこ ろなら ば、数 多くの 学習者 は「で きるだ け学習 者に日 本語で 会話さ せてほ しい」( 40 人)と「 日本と日本語につ いての面白い知 識を増やしてほし い 」(26 番多い 。した がって 、今後 の授業 人) という 二つの 意見を 出して くれる 人が一 設置 には会 話と聴 解の練 習がさ らに数 多く入 れてお くべき である 。これ も調査 から 得た結 論であ る。一 つだけ の選択 しに限 られて いなく 、いく つかの 選択肢 を選んだ学習者 が大勢いる。 非専 攻日本 語学習 者とし て何の 能力の 養成が 一番重 要であ ると思 うかと いう 質問 に対し 、会話 、聴解 、読解 、作文 、翻訳 、その 他とい う選択 肢から 、会話 を選 んだの は 62 人、 聴解は 25 人、 ほかの 選択肢 の数字 よりは るかに 大きい で ある ことが 分かっ た。非 専攻学 習者と して、 トレー ニング 機関で 身に付 けよう とす る能力 は実際 的な会 話能力 である といえ る。こ れも今 後の授 業でさ らに注 意し 、力を 注ぐべ きとこ ろであ る。何 といっ ても、 トレー ニング 機関は 学習者 にサ ービス を提供 するも のであ り、彼 らのニ ーズに 基づい て授業 を行わ なけれ ばな らない のであ るから 。機関 で勉強 しよう とする ことを 勉強で きなけ れば、 学習者の期待に もトレーニング機関の発展にも悪 影響を及ぼす。 教材 や教師 の授業 につい ての調 査の結 果を見 ると、 大部分 の学習 者は意 見が ないとい うことが分かった。教材と教 師の授業に、A「 非常にい い」と B「いい」 という意 見のないとして の選択肢を選んだ 学習者は別々 53 人と 62 人である 。全 体的 に見れ ば、学 習者に 受ける と言え る。今 の課程 設置が 気に入 るかど うかと いう質 問の反応を 見れば、59 人ほど 高い比率の 学習者が受 けるという 選択肢を 選んだ。したがっ て、目下の授 業は全体的に見 れば、学習者に 受ける 。しかし、 授業 に会話 あるい は会話 を増加 すれば 、さら に学習 者を満 足し、 日本語 を味わ わせることがで きる。 トレ ーニン グ時間 につい ての質 問なら ば平日 の夜と 週末の 昼間、 授業の 頻度 なら ば毎週 二回か 三回と いう答 えが予 想され たので ある。 目下の トレー ニング 機関 はほと んどこ の時間 と頻度 で日本 語の授 業を行 い、調 整の必 要がな い。も っと も、授 業のた めに必 要な通 学時間 も考え ねばな らない が、こ の問題 は後の 部分 で討論 するつ もりで ある。 毎週の 授業後 の平均 自習時 間とい う質問 に対す る答え を見れば、2 時間以 内の学習者 は 24 名、三 分の一ほど 高い割合で あるこ とが分か った。2-4 時間と 4-8 時間の学 習者数はそれぞ れ 15 名と 14 名である 。 8 時間 以上自 習する 学習者 はただ 2 人に 過ぎな く、 16 人の 学習者 は自分 の自習 時間が分からな いということである。 16 硕士学位论文 図 2.3.3.2(2) 毎週の授 業後の平均自習 時間 この 結果を 見れば 、授業 後努力 して日 本語を 勉強す る学習 者は本 当に少 ない こと が分か った。 しかも 、かな りの学 習者は 自分の 日本語 学習に 系統的 な計画 を有 しない ことで ある。 周知の ように 、言語 学習は 簡単な ことで はなく 、かな りの 時間や 努力が なけれ ばなか なかで きない ことで ある。 特に非 専攻学 習者に とっ ては、 授業時 間が少 ないた め、も しも授 業後の 勉強す る時間 が足り なけれ ば、身に付けに くいのである。しかも、自分の学 習積極性に悪影響を及ぼす。 調査 の結果 から得 られた 学習者 のこの 勝手な 自由学 習の習 慣は日 本語能 力を 高め させに くく、 学習者 に良い 学習習 慣を身 に付け させな ければ ならな い。非 専攻 学習者 は自分 の専業 学習や 仕事が あるた め、勉 強する べきと ころが 非常に 多い のに日 本語学 習に配 られる 時間が 少ない のも当 然であ る。し たがっ て、ト レー ニング 教師は 伝統的 な授業 形式で ひたす ら授業 を行い 、学習 者に受 身的に 記憶 させて はいけ ないの である 。自分 のこれ までの 方法に とらわ れずに 、ほか の同 僚のや り方や 学習者 の意見 を握り 、でき るだけ 彼らに 自分で 考え、 理解し て吸 収する 能力を 身に付 けさせ るよう に努力 するべ きであ る。そ もそも 、学習 者に トレー ニング 授業の 時間が 有限で あり、 自律的 に学習 を進め なけれ ばなら ないのであるか ら。 2.3.3.3 日本語学 習者の学習状況 トレ ーニン グを受 けて何 の能力 を身に 付けた あるい は高め たのか という 質問 に対 し、読 解を選 んだの は 33 人、 聴解は 22 人、 会話は 18 人、 翻訳は 14 人、 作文 は 6 人と いう結 果を見 ると、 目下の トレー ニング 授業で 単語や 文法な ど基 礎的 な知識 が大体 身に付 けられ 、会話 や聴解 よりさ らに重 視され ている からで 17 社会における日本語スクールに関する一考察 ある 。しか し、学 習者の 要求を 考える と、基 本的な 知識を 教える と同時 に、会 話や 聴解な どの日 常交流 部分の 練習も 増加し たほう が良い 。非専 攻学習 者を専 攻学 習者と 同じく 扱って はいけ なく、 彼らの 実際の ニーズ に基づ いて授 業の内 容や方法などを 調整したほうが良い。 学習者 の日本語レ ベルならば 、過半数の 学習者(36 人)は まだ四級か 三級ぐ らいの初 級レベル、一級か二 級のレベルに達し たのは 12 人しかで あり、日本語 を長時 間続けて勉 強する学習 者は少ない ことが分か った。それ から、24 人の学 習者は自分の日 本語がどういうレベルか全然分か らないと答えたということが、 日本語能力試験 のような試験に参加しなかったか らである。 図 2.3.3.3(1) 学習者の 日本語レベル それ ゆえ、 今後の 授業で 学習者 を日本 語能力 試験な ど正式 な試験 に参加 させ ることを 日常的な規定とす るのはどうか。もしも学 習者は積極性が足 りないと、 試験 に合格 した人 に奨金 を与え るなど 激励制 度を施 行して みれば 効果が あるの では ないか 。なん と言っ ても、 試験に 合格し て日本 語の能 力を証 明され るのは 学習 者の発 展に良 く、機 関の宣 伝や発 展にも 積極的 に促進 できる という ことで ある から。 学習者 は正式 に承認 された 日本語 能力認 定書を 手に取 ること ができ れば 、機関 は学習 者の日 本語学 習の助 けにな ると同 時に良 い宣伝 手段と して機 関の影響 力を拡大すること もできる。「一石二 鳥」といっても良 い。ゆえに 、相 互的に良い促進 になる。 今ま で勉強 してき た日本 語知識 は学習 前の予 想とは 一致す るかど うかの 質問 に対し、36 人は一致 と答えたが、29 人は一致 しないという答 えを選んだ。どう して こんな に数多 くの学 習者は 一致し ないと 思うか といえ ば、実 際の授 業内容 は学 習者の 期待と はやは りずれ ている のでは ないか と思っ ている 。前述 のよう に、 学習者 は主に 女の子 であり 、彼女 たちの 日本語 学習の 動機は 旅行、 漫画な 18 硕士学位论文 ど興 味だけ である ため、 実際の 授業内 容をこ のよう な面白 いこと ばかり に設定 するべきである 。 しか しなが ら、実 際に授 業を受 けると わずか の日本 や日本 文化な ど面白 い紹 介を 除いて ほとん ど文字 語彙や 文型文 法など の説明 であり 、勉強 する前 の興味 は急 に下が るのも 当然で ある。 しかも 、日本 語の五 十音図 という 基本発 音が他 言語 の発音 より確 かに多 く、平 仮名と カタカ ナの書 き方も 複雑で ある。 教師は どん なに面 白く説 明して も、時 間をか かって 記憶す るのは 誰でも 逃げら れない 苦し い過程 である から、 五十音 図を記 憶する うちに 日本語 が実に 難しい と思っ て学 習をや める人 も少な くない のであ る。そ れゆえ 、教師 は伝統 的な教 え方を 変え 、面白 い方法 や形式 で基本 発音を 教え、 学習者 にでき るだけ 早くか つ楽し く五 十音図 を身に 付けさ せるべ きであ る。し かも、 正式な 授業を する前 に、学 習者 の動機 あるい は目的 を分か り、そ れによ って授 業を行 うべき である 。授業 をす るとき 、自分 が教え たいこ とでは なく、 学習者 が学び たいこ とが理 解して もら えたか どうか 、時々 学習者 に意見 を聞い たほう が彼ら の学習 に良い 。それ から 、学習 者に理 解させ るには どうす ればさ らに面 白く簡 単に説 明でき るのか という問題を考 えなければならないのである。 学習 するう ちに何 か困難 や妨げ がある かどう かとい う質問 ならば 、発音 と応 えた のはた だ 6 人に 過ぎな く、よ く練習 すれば きれい に発音 できる と思う 学習 者が多い から。33 人の学習 者は自分の学習は 混乱である、27 人は会話 の練習の 機会が 足りない、25 人は学 習時間が足 りないとい うことを日 本語学習の 困難や 妨げとして答え た。 図 2.3.3.3(2) 日本語学 習上の困難 それ ゆえ、 学習者 の発音 を直し てさら にきれ いにさ せるほ かに、 できる だけ 彼ら に日本 語で話 す機会 や場面 を作り 、良い 学習習 慣や計 画を身 に付け させる 19 社会における日本語スクールに関する一考察 ように指導する のも教師としてするべきことであ る。 2.3.3.4 今後の学 習計画 今後も続 けて日本語を勉強 していくかどう かという質問に対 し、「 はい」と答 えた学習 者は 52 人ほど高 いことである 。興味だけ でも今後の学習 や仕事のため でも この数 字から 将来の 希望が 見える 。情熱 のある 学習者 のニー ズに応 じるよ うにできるだけ 調整すれば必ず役に立つ。 今後 続け て勉強 しよ うとす る課 程とい う問 題の答 えと して、 26 人が 中上 級、 17 人が職 業日本語、 16 人が能 力試験のト レーニング 、6 人が院 生入学試験 の準 備の課程に参加 しようとするということが明らか になってきた。 図 2.3. 3.4(1) 今後続け て勉強しようと する課程 この 結果を 見ると 、日本 語のト レーニ ングを 継続し ていこ うとす る学習 者は 少な くない のに、 初級ク ラスを 終えて 中級を 経て上 級クラ スに至 る学習 者は激 減し ていく ことも 実状で ある。 トレー ニング 機関が 開設し ている 課程は 学習者 の希望と一致し ないあるいは学習者のニーズに満 足できないという意味である。 学習 者の意 欲が満 足でき なけれ ば、ほ かの機 関にい くかも しれな いのに 、もし もす べての 機関は ほぼ同 じ課程 を開設 してい ると、 彼らは 日本語 学習を やめる 可能 性は高 くなる 。そう すると 、学習 者の妨 げだけ ではな く、ト レーニ ング産 業の 発展に も大き なショ ックに もなる 。この 調査の データ を見る と、続 けて勉 強しない 人は 15 人である 。こういう 数字を無視しては いけなく、原因は探 究し なけ ればな らない 。さも なくば 、少し だけ学 習して すぐに やめる 学習者 の数は ます ます大 きくな る。我 々日本 語教育 者の希 望の反 対であ るため 、でき るだけ この状況を避け なければならない。 今後 の日本 語学習 の目標 という 質問に 対する 答えと して、 日本へ 留学か 旅行 20 硕士学位论文 と日本語 のアニメか漫画 の理解を選んだの は同じく 26 人、日本語能 力試験に合 格す るのは 23 人、 日系企 業とい う職場 で日本 語を運 用でき るのは 18 人、 中国 の大学院生入学 試験で第二言語の高い点数を取っ てほしいのは 7 人である。 図 2.3.3.4(2) 日本語学 習の目標 した がって 、今後 の授業 で実用 的な会 話力を 重点と して教 えるべ きであ る。 旅行 、漫画 、ドラ マなど の生き 生きす る形式 で授業 を行い 、授業 の面白 さを高 める と同時 に、学 習者に 実用な 日本語 会話を 楽しく 身に付 けさせ ること もでき る。 それか ら、職 場のビ ジネス 日本語 も時々 授業に 取り入 れ、卒 業後の 仕事に 早く日本語を使 えるようにしたほうが良い。 21 社会における日本語スクールに関する一考察 3 アンケート調査 から得た問題点と対策分析 3.1 日本語トレーニ ング授業の問題点 調査 の結果 を見る と、学 習者は 自分な りの動 機や目 的で勉 強に来 たので ある ため 、すべ ての学 習者に 同じ内 容を教 えると 彼らの それぞ れのニ ーズを 満足で きな い。も しも学 習者は 授業に よって 自分の ほしが るもの を得ら れなく なり、 日本 語に対 する興 味がな くなる かもし れない だけで はなく 、学習 あるい は仕事 の計 画にも 悪影響 を及ぼ すこと になる 。実は 今回の 調査で 学習者 の課程 設置に 対す る意見 はすで に証明 してく れた。 彼らは さらに 数多く の会話 や聴解 など実 用的 な授業 を開い てほし いとい うこと を主張 するの は、今 の授業 から満 足が得 られ ないの である から。 しかも 、学習 の開始 段階の 熱情が 高いの に、日 本語学 習が 進むに つれて 、積極 性が低 下して いくた め、続 けて勉 強する 学習者 の人数 もだ んだん 減少し ていく 。一時 の興味 で勉強 を始め 、その 難しさ を予測 しなか った ため堅 持でき ない人 もいる ことで ある。 様々な 原因や 理由が あるの に、三 分の一ぐらいの 学習者は日本語を続けて勉強する のを止めることは事実である。 こんなに高い割 合の学習者の流失は無視してはい けないことである。 中国 には「 興味は 一番良 い教師 である 」とい うこと わざが ある。 あるこ とに 興味 があれ ば、興 味のた めに真 剣に努 力する という 意味で ある。 調査か ら分か った ように 、日本 語を勉 強しに きた学 習者の 大部分 は女性 である 。大学 院生の 入学 試験や 仕事の ために きた人 はいる のに、 占める 割合が 高くな く、ほ とんど 興味 で日本 語を勉 強し始 めたの である 。例え ば、日 本のア ニメや 漫画を 見るの が好 きなこ と、日 本人の アイド ルがい ること 、日本 へ旅行 にいき たがる こと、 いろ いろな 種類が あるが 、日本 語を通 して日 本のあ ること を楽し むこと を目指 して 勉強し ている のであ るため 、授業 内容は つまら ない文 法説明 ばかり である と、 彼らの 興味は すぐに なくな る。目 下機関 はすで にこの 問題点 を意識 し、相 応的 な調整 をして いるの に、学 習者の 要望と は一定 の差が あるこ とは調 査の結 果か らも分 かって きた。 それゆ え、今 後はさ らに調 整し、 面白い 内容を 取り入 れて学習者のニ ーズに応じなければならない。 目下 の授業 は主に 日本語 の文字 語彙や 文型文 法など 言語知 識を重 視して いる ため 、会話 や聴解 など実 用的な 知識を 犠牲に してい るとい える。 犠牲さ れたこ の部 分はち ょうど 非専攻 日本語 学習者 の一番 ほしが ること である から、 今まで の授 業内容 を続け ればさ らに数 多くの 学習者 を失う かもし れない 。しか も、大 部分 の学習 者は授 業後の 充分な 自習時 間を保 つこと ができ ないた め、有 限の授 業時間の中でで きるだけ多くの自分にとって必要 なことを学ぼうと思っている。 具体 的に言 えば、 学習者 には授 業でさ らに多 くの会 話や聴 解の練 習機会 を望ん 22 硕士学位论文 でいるというこ とである。 日本 語を続 けて勉 強しな い学習 者は主 に以下 の二つ の理由 をあげ てくれ た。 第一 、続け て勉強 しよう として も学習 時間や 精力が 足りな いこと 。自分 の専攻 学習 が厳し いこと 、仕事 が忙し いこと 、ない し教師 の監督 がない ため自 分の自 制力 が足り ないこ となど である 。これ らの学 習者は 目下の 日本語 が必要 がない ため 努力し て学習 する強 い意欲 がない 。ゆえ に、ほ かの仕 事や学 習計画 が出る と日本語 の学習時間を犠 牲することにする のも仕方ないこ とである 。第二 、「続 けて 勉強し ようと しても 、短時 間で学 習効果 がなか なかで てこな いため 、堅持 でき ない」 と答え てくれ た。こ のよう な思い を有す る学習 者が必 ずとこ ろどこ ろに いる。 言語勉 強は長 時間勉 強し続 けなけ ればな らない 事業で あるか ら、す ぐに身に 付けるわけにはい かない。学習する 前は日本語が面白 いと思ったのに 、 興味 で勉強 し始め てから 理解し 、記憶 するこ とが山 のよう にある ならば 、強烈 な学 習目的 を有し ない人 には堅 持して いく動 力がな いため 、無理 にする のも苦 しい。 それから、「日貨排 斥」と答えてく れた学習者もいる が、実に面白い と思う 。 いつ もの教 育には 何か問 題が存 在して いるこ とでは ないか 。した がって 、日本 語教 師は日 本とい う国、 日本の 製品、 日本語 などの 区別を はっき り理解 させな くて はなら ないの である 。中日 両国の 歴史問 題で日 本が嫌 い中国 人は本 当に大 勢い るため 、日貨 排斥も 表現の 一つで ある。 しかし ながら 、日本 語学習 という こと は違う 。かえ って日 本語を よく勉 強して 身に付 ければ 、日本 という 国をさ らに 理解を 深め、 その上 で日本 の長所 を学ん で自分 の国家 建設に 運用で きるよ うに なるこ とでは ないか 。中国 には「 彼を知 り己を 知れば 、百戦 危うか らず」 とい う孫子 のこと わざが ある。 自分と 相手の 情況を よく理 解して おれば 、何回 も戦 っても 負けな い立場 に立つ という 意味で ある。 したが って、 日貨排 斥の前 提と して日 本とい う国を 理解し なけれ ばなら ない。 真実の 日本を 深く理 解する のによく日本語 を勉強するべきである。 3.2 問題点に対する 解決対策 日本語学習者が 増加するにつれて、社会の日本語 学校と日本語教室のような 日本語トレーニ ング機関も多く見られるようにな ってきたが、日本語学習のブ ームは今後も続 けていくはずである。日本語トレ ーニング市場は速く発展して いるけれども、 混乱な状態におけると言える。ど うしてかというと、日本語ト レーニング機関 は政府が統一して制定した教育方 針を従わなくても良いため、 柔軟的に授業を 行われることができる。一方、成 功経験の適当な参考が少ない 上に、この領域 の研究があまり充分ではないため 、これらの機関は間違いを犯 しながら、前へ 進む道を探索しているということ である。前章で見たように、 23 社会における日本語スクールに関する一考察 トレーニング機 関の日本語学習者に対するアンケ ート調査からいくつかの問題 点があることが 分かった。そのまま発展させてお いてはいけなく、何とか努力 して解決するべ きである。 新しいトレーニ ングクラスを開く前に、学習者の 情況を究明すれば授業のデ ザインに役に立 つ。つまり「学習者のことを知る 」ということである。その理 由については、 国際交流基金(2006)は「学習者の レディネスやニーズを知る ことは、適切な 学習内容、適切な教授方法を決め るうえで重要な要素となって いきます。そし てそれだけではなく、学習者の日 本語教育への「動機」や「学 習意欲」がどこ にあるのか、どうすればもっと引 き出せるのかを知る重要な手 がかりともなり ます。「学習者のことを 知る」必要があるのは 、どのような知識 を与えるのが良 いのかを考えるためだけではなく 、どうすればうまく学習者の 学びを助けるこ とができるのかを考えるためでも あるのです( p.16)」と述べて いる。しかも、 学習者のことを全面的に理解する のも教師としてするべきこと である。 今回の調査によ って学習者に様々な学習目的や目 標を有するということがさ らに確信された 。したがって、彼らのニーズに基 づいて別々のクラスを開けば どうか。例えば 、日本の漫画やアニメに興味があ る人、日本に旅行する人、大 学院生や日本留 学生の入学試験に合格したい人、 卒業後日本企業で働きしたい 人など、興味ク ラス、日常生活クラス、試験準備 クラス、ビジネスクラスなど ということであ る。 3.2.1 日本語学習者のニーズの満足 今回の調査の結 果から分かるように、大部分の学 習者は日本漫画などの流行 文化の影響で日 本語に対する興味を起こし、勉強 し始めた。杜秀平( 2008)の という調査によ ると、日本の漫画、ゲームなどの 流行文化が日本語学習者の増 加を促した。中 国の漫画産業は倍増しているが、 その価値は 1000億元の見込み がある。調査さ れた上海、北京、広州という三つ の地区の 13歳から30歳までの 青少年の漫画に 関する消費金額は13億元ほど高い。 それゆえ、ますます数多く の青少年は日本 語学習のブームに入ってきた。彼 らにとって、文法など専門的 な言語知識より 面白いことが分かるのがさらに必 要になることである。これは 中国の清華大学 の王婉莹(2005)の論文から得 た結果と同じである。王の論文 によると、一番 大きな動機は「娯楽型動機」であ る。つまり日本原版の漫画、 アニメ、ドラマ などを見たいこと、日本語の歌を 勉強して歌えること、日本の 電子ゲームをプ レーしたいことという意味である 。 周知のように、日本の漫画産業 や電子ゲーム産業は全世界でも先 進しており 、 近年流行文化と して中国に伝来してきた。日本の 漫画作品、漫画ショー、コー 24 硕士学位论文 スプレーなどが 流行するにつれて、ますます数多 くの若者特に女の子が日本語 学習を始めた。 同時に、日本の電子技術とゲーム デザインを組み合わせた電子 ゲームに夢中に なる男の子がますます多くなって きた。前述の現象に基づき、 日本文化は数多 くの人特に青少年に大きな影響を 与えてきたため、日本語学習 のブームが盛ん に進んでおる。アメリカの有名 な言語学者サピアの主著「言語 」 により、「言語には自分の 環境があり、文化から離れて 存在するわけには行かな い。受け継いで きた社会伝統や理念とのつながり を断ってはいけない」という 論述のように、ある意義で言語 教育というのは実は文化教育であ る 。それゆえ 、 トレーニング授 業の言語教育と文化教育を結びつ けるべきである。日本語の学 習を通して日本 文化を理解し、日本文化の理解を 通して日本語を運用できるよ うにしたほうが 良い。授業に日本風俗習慣や文化 現象など文化の背景知識を取 り入れ、日本民 族の文化心理や言語習慣を理解さ せることによって彼らの視野 を広げ、日本語 学習の興味や積極性を高めるよう にすることができる。 日本の真実の文 化を深く理解するために、日本語 が分からなければならない ということは誰 でもわかる。日本ドラマの台詞が 聞き取れ、日本原版の漫画が 好きなので日本 語で読めるには一定な程度の日本 語を身に付けなくてはならな い。娯楽の質量 を高め、さらに深く日本文化を理 解する目的で勉強にきた学習 者は多くなって きた。それだけではなく、楽しく 日本語を勉強するうちに、学 習者はいつもの 仕事や学習に出てきたストレスを 解消することもできると言わ れている。 目下のトレーニ ング課程は日本語の単語や文法な ど言語知識の説明と練習が よく行われてい るが、一部分の受験生の要望を満 足しているのに学習者の過半 数を占める興味 学習者の希望とずれている。日本 語トレーニング市場を早く占 領するには漫画 授業を行って見れば良いのではな いか。これらの学習者の興味 に応じ、基本的 な発音や文型を教えた後、授業内 容ならばつまらない言語知識 の代わりに漫画 あるいはドラマなど物語りのよう な面白い日常会話に偏る興味 クラスを開いて 見れば意外良い効果が収められる かもしれない。これらの学習 者にとっては興 味を満足することが一番重要であ るから。 授業手段ならば 、科技が発達している今日、でき るだけコンピュータなど先 進的な設備を使 うべきである。マルチメディアで 日本語の日常生活会話が流さ れるとき、学習 者は模倣し、練習することができ る。日本文化についてのドラ マや娯楽番組に よって学習者は日本に対する理解 が深くなり、日本語学習の興 味も高くなる。 したがって、日本の最新の漫画や ドラマを道具として、マルチ メディアの形式 で学習者に生き生きしている日本 語を教えるのはきっと彼らに 受けると思う。 マルチメディアが文字で表現しに くい音、場面などを直接で生 25 社会における日本語スクールに関する一考察 き生きと現すこ とができるから。そうすれば、学習者の注意力 が引き付けられ 、 授業の質量や学 習の効率も大幅高くなる。しかも 、今使われている新鮮な日本 語なので、学習 者は漫画やドラマを早く理解でき るようになり、自分でも満足 感が生まれてく る。それから、さらに強い興味や 自信を有して勉強し続けてい こう。 それから、トレ ーニング授業で日本語の実用性も 重視するべきである。漫画 のほかに、ある業界用の職 業日本語を勉強しようとする人も いるから 。例えば 、 観光日本語、金 融日本語、法律日本語、自動車用 日本語に関するなど、様々な 職業日本語があ るが、規模が大きくないため、普 通の授業であるいは授業後で 職業用語を教え たほうが充分である。ある学習者 が強烈な意欲があれば、基礎 的知識を身に付 けて自分で続けて勉強しても良い のである。 社会が人材に対 する要求がますます高くなるにつ れて、英語専攻の大学生は 就職難にあうよ うになってきた。それゆえ、数多 くの英語専攻の学部生は有名 な大学院に入っ てさらに学習することにした。わ が国の大学は英語専攻の院生 入学試験を行う のに、フランス語、ドイツ語、ロ シア語が外国語試験の科目と して使われるこ とができるわずかの大学のほかに 、日本語を採用するのが一般 的である。その試験の日本 語の難易度はJLPTの2級ほどである。しかし 、大学の 第二外国語の授 業は2級というレベル に達しにくく 、授業時間が長す ぎて受験生 の準備に影響を 及ぼすのが一般的なことになって いる。しかも、受験しようと しない学習者の気持ちを考え 、文法など言語知識の説明を抑え なければならな い。大学の第二 外国語授業に比べると、トレーニ ング機関の授業は短時間で数 多くの知識を教 え、さらに厳しい授業で 学習者に学習重点を理 解し記憶させる ことができると いう利点を有する。例えば、トレ ーニング機関はただ一ヶ月で 大学の一学期な いし一学年の内容が教えられるか もしれない。院生入学試験に 合格できる知識 を早く学習するために、日本語ト レーニング機関という塾に通 う学生が大勢い るということである。 それから、中国 には高等教育自学試験という政府 の統一な教育計画以外の 学 習者を目指して行わ れる試験がある。いろいろな原因 で順調に大学に入って正 規な教育を受け ることができないのに、独学で数 多くの科目の試験に合格でき れば社会や政府 に承認される学歴証書を手に取る ことができるということであ る。英語を専攻 する学習者に必要な試験科 目には日本語が含められる。大学 で 正規な授業を受 けられなく、独学ならばなかなか 分からないため、トレーニン グ機関で日本語 の授業を受けることはほとんど唯 一の方法になってきた。学歴 証書がもらうの は一定の程度で日本語の試験に合 格できるかどうかによるとい うことである。 26 硕士学位论文 これらの学習者にとっては一番 重要なのは文字語彙と文型文法の 勉強を通し て日本語の基礎 的知識をしっかり身に付けて入学 試験に合格することであるた め、普通の授業 は文法文型など言語知識を中心と して教授するべきである。試 験に会話や聴解など日常会話の 内容が出てこないため、しばらく この内容を犠 牲しても良いと 思う。これらの学習者 に対し、授業内容が文字 語彙、文型文法 、 読解、作文と翻 訳に設定されて専門的な試験準備 クラスを開けばどうか。 中国の生産コス トや人力コストが日本よりはるか に低いという良い投資環境 がますます多く の日系企業を引き付けてきた。中 国で投資や工場を行っている 日系企業にとっ ては日常消費品から、製造、貿易 ないし金融までの大量の人材 が必要である。 特に、製造業やIT産業の企業の招 聘しようとするのは理工系専 攻を卒業した日 本語が上手に運用できる技術人員 である。日本語の人材が以前 より増えたが、 中国のおける何万社の企業にとっ てまだまだ足りない。長江流 域だけには万社 以上の日系企業があるということ である。器械、電子、会計な ど理工系専攻の 日本語ができる人材を切実に求め ている。 湖南省における 中南大学、湖南大学、長沙理工大 学などのような大学の理工 系専攻が有名で ある。毎年、全国からの企業はわ ざわざここへ人材の募集に来 る。その中で、 湖南省の大学卒業生を認め、北京 、上海、特に広東など経済が 発達している地 区からの日系企業は重要な部分を 占めている。しかしながら、 複合型の人材と しての卒業生はほとんど空白であ るといえる。したがって、専 攻以外に英語と 日本語ができるならば、企業と自 分にとってより良い選択や発 展を意味すると いえる。この情勢の下で、ますま す数多くの学生は学校以外の トレーニング機 関で日本語を学習するようになっ た。というのは、これらの機 関は短い時間で 大量の授業を行い、学生に日本語 を身に付け、就職機会と社会 競争力を高める ことがさせられるから。任楊(2008)によって、第 二言語とし ての日本語はす でに外国語専攻特に英語専攻の学 生の第一選択になっているこ とが分かった。 英語専攻の学生にとっては、第二 言語の日本語がとても重要で あるため、非英 語専攻学生の大学英語ほど重要な 地位にあるが、実際の授業に おいて重視され ていないのも事実である。それゆ え、真剣に日本語を勉強した い学習者はその要求が大 学で満足できないようになってき た。今回の被調査者 の半数は英語専 攻という結果も証明してくれた。 毎年、日系企業 は企業の発展のために大規模な招 聘活動を行うため、日本語 ができれば就職 しやすくなってくる。日系企業に 日本語に精通する専門的な通 役人員がいるた め、専門技術人員に対する日本語 の要求がそんなに高くない。 したがって、基 本的な挨拶や読解ができても、企 業の日本人の上司や同僚との コミュニケーシ ョンには実に役立つ。日系企業は 日本社会のようにチームワー 27 社会における日本語スクールに関する一考察 クや年功序列を 重んじるため、言語交流の障碍が なければ早くチームの一員に なれるだけでは なく、将来の発展や昇進にも大い に役立つ。それゆえ、日系企 業に入ろうとす る学習者に対する授業は標準的な 発音や基本的な日常会話を重 点としたほうが 良い。さらに深く日本語を高める 必要がある人は身に付けた基 礎的知識で独学 してもいける。したがって、彼ら に対する授業は文法など言語 知識より会話な ど実用能力の養成が重視されるべ きである。 3.2.2 学習者中心という授業モデル 目下の日本語ト レーニング授業は発音から、文法 の説明、練習までの全過程 が教師によって 行われている。教師は最初から最 後まで主役を担任している。 教師としてでき るだけ多くの説明や解釈をするの は当然であるのに、教師だ けに行われる授 業は学習者と学習者の相互の交流 やコミュニケーションが足り なく、学習者は 自発的に授業に参加する程度が高 くなく、受動的に授業を受け るならば、日本 語学習の積極性が必ず低下してい く。いつもの情況を見ると、 日本語学習の最 初の一ヶ月あるいは二ヶ月は積極 的に発音や挨拶語を勉強する のに、単一的な 教師を中心とする授業形式ならば だんだんつまらないと感じ、 積極性が低くな るにつれて日本語学習をやめる人 が多くなってくる。 今回の調査で学 習者が答えてくれたアドバイスに は「教師が授業をする時間 が長すぎ、学習 者に練習させる時間や機会が少な いため、クラスメートとの交 流が足りなく、すべての授業が 終わっても互いに知り合わない人 がかなりいる 」 という文句があ る。日本語教室は学習するところ だけではなく、学習者にとっ ては友達づくり のところでもある。もしもできな ければ、学習者の興味や学習 動機にはショッ クになる。したがって、教師は普 通の授業でできるだけ学習者 に主動的な役割 を担任させ、自分は評価や指導と いう役をするようにしたほう が学習者に楽し く積極的に勉強させることができ る。 3.2.3 会話と聴解練習の増加 調査から出た学 習者の要求を見れば、授業内容を 合理的に配置し、会話と聴 解の練習をさら に重要な位置におくべきである。 教師の説明と学 習者の練習と組み合わせ、学習者 の日本語で日常コミュニケ ーションする能 力を身に付けさせるようにする。 例えば、デパートで日本人の 友人に出会う場 面を作り、学習者に既習した知識 を運用し、実際生活を参照し て自由に会話を 準備して授業で人前にロールプレ ーさせたらどうか。このよう な会話練習によ って、学習者は勉強した内容を復 習して正しい日本語表現用語 を身に付けると 同時に、授業に参加する積極性も 高めることも言われている。 聴解ならば何分 間の録音などで学習者に聴解を練 習させるようにする。これ 28 硕士学位论文 らの聞くことや 話すことを通して学習者に日常生 活用語が練習できる。 3.2.4 課程設置の改善 3.2.4.1 優れた教 師の要求 優れた教 師としては、日々のさ まざまな教授活動 は、「教える 」と同時に 学習 者から「学ぶ」ことも多 く、「学ぶこと」と「教えるこ と」の両方に さまざまな 教授 活動を 入れる べきで ある。 どれも 教師と してす ばらし い姿勢 であり 、考え 方で ある。 現実は ずっと 変化し ている ため、 重要な のは、 教師と して常 に学び 続ける姿 勢を保持するこ とである。「日本語 」も「日本語の 教え方」も時代と と もに 常に変 化して いる。 しかも 、何よ りも自 分自身 が常に 柔軟に 新しい 情報や 考え 方を取 り入れ 、学習 者から も学ぼ うとす る姿勢 は、教 師とし ての人 間性に 影響し、重要な 要素となっていくことである。 教師の仕 事は「教えるこ と」だけでは なく、「学ぶこと」と「常に学び 続けよ うと するこ と」も 教師と しての 重要な 仕事で ある。 それか ら、も う一つ の方法 を考 えて見 ても良 いと思 う。と いうの は、教 師は細 かく説 明する 伝統的 な授業 モデ ルをや め、重 要な知 識と難 点を説 明し、 学習者 に教師 の代わ りに本 文の分 析や 文法の 説明を させる という 新しい 形式で 授業を 行うこ とであ る。こ ういう 形式 は調査 された 学習者 にも提 出され てくれ たが、 実行す れば学 習者に 必ず受 ける 。しか も、教 師は自 分なり の授業 につい ての考 えを有 するた め、伝 統的な もの に拘り やすい 。学習 者には 授業に 良い方 法や考 えを有 するか もしれ ないた め、 彼らに 学ぼう とすれ ば授業 に良い ことを 受け取 るはず である 。なん と言っ ても 、学習 者は授 業の中 心であ り、一 番必要 なのは いった い何か 、教師 より彼 らに はさら に分か る。そ うすれ ば、教 師は学 習者か ら学ん できた ことを 今後の 授業に運用し、 彼らの学習を促すと同時に自分の 教授活動も改善できる。 教師の世 界は「学校の中 」だけに限 られない。「学校の外 」にも自分 が関わる 世界があ ることを認識し よう。日本語教 師としてするこ との大半が「学校の中」 に含まれ ているが、「学校の 外」ですることも 数多くあるはず です。たとえば 、 同じ 地域の 学校の 教師や 同僚と 日本語 や日本 語の授 業の方 法につ いて相 談する べきことである 。 学習者に対する 調査の結果によって、優秀なトレ ーニング教師が不足すると いう問題点が出 してくれた。トレーニング教 育が実施者への総合的な質素の要 求がとても高い ことである。というのは、しっか りした日本語言語能力と巧み な授業技術は無 論、教育学や心理学の知識と 学習者に対する愛や熱 情も有する べきである。教 育心理学を運用して学習者の積極 性を高め、授業技術と組み合 わせて優れた授 業を行うことができる。もしも教 師のことが気に入れば、教師 29 社会における日本語スクールに関する一考察 の授業も真剣に 勉強するようになる。したがって 、教師として止まらずに業務 レベルを高めな ければならないのである。 このようなトレ ーニングがよく分かる優れた教師 が本当に乏しいため、わず かの優秀な教師 を招聘するため、トレーニング機 関のコストが高くなり、発展 も制約されてい る。機関の発展のために、優れた 授業を提供しようとするトレ ーニング機関は 高いコストで数少なくの優秀な教 師を招聘するが、一時の利益 を重んじ、お金 を儲けようとするばかりのある機 関は低いコストで授業経験の ない在籍日本語 専攻の学生あるいは日本で留学し たことがある学生を招き、自 分の師資実力を 不実な宣伝をすることにする。こ れらのいわゆる日本語トレー ニング教師は授 業理論も経験もなく、合格な授業 をすることができないため、 教科書の内容を ひたすら機械的に伝達して学習者 につまらない感じをさせる人 や、過分的に娯 楽のような雰囲気を重んじて学習 者に何も身に付けなくてだま される感じをさ せる人もいることである。学習者 の日本語学習の興味を減らす だけではなく、トレーニング機 関ないし産業の発展にも大きな妨 げになるため 、 学習者に合格で 優れたトレーニング教師を提供す ることも今後の努力するべき ことである。 正常な授業を実 施する教師のほかに、権威的な日 本語の教授や日本企業のサ ラリーマンを招 いて講座を開いてもらうという学 術活動も考えられる。学習者 に上級日本語を 感じさせ、機関の声望を高めるだ けではなく、本機関の教師の 視野や授業を高 めることもできる。 調査の結果によ ると、日本人教師も学習者に要求 された。授業内容を豊富に させ、授業レベ ルを高めるには、トレーニング機 関は日本人の教師を招聘する べきである。ネ イティブとノンネイティブ教師が それぞれに良いところがある ため、それを生 かして効果的な授業を行うことが できる。例えば、「ノンネイ ティブ日本語教 師の良いところは、日本語学習経 験者として日本語の学習方法 についてさまざ まな経験を教えられる(国際交流基金 2006,,.52)」こと、「日 本語の仕組みや 意味について、明示的に説明する ことができる,感覚でなんと なくという説明 ではなくきちんと言葉で説明する ことができる?教授観、学習 観などが理解し やすい場合がある(国際交流基金 2006,,.53)」ことに対し、ネ イティブ日本語 教師ならば、「日本語母語者とし て、発音や意味など微妙な使 い分けができる 。良い手本となる?言葉の背景の 文化的要素について感覚的に 理解している場 合が多い(国際交流基金 2006,, .53)」ことがあげら れている 。 したがって、最 初の段階で中国人教師、中級ある いは上級段階に入ると日本 人教師という配 置がより良い。最初の段階で大切 なのは基礎的言語知識を勉強 することや勉強 方法の教授であるため、中国人教 師は自分の学習経験で学習者 30 硕士学位论文 に早くかつしっ かり身に付けさせやすい。基礎的 知識を身に付けて日常会話な ど実用的な日本 語を身に付ける段階に入り、日本 人教師の良いところを発揮し て学習者の会話 や聴解 などの能力を高 めることもできる。無論、完全に 分ける わけではない。 基礎段階で日本人教師が標準的な 発音を教え、中上級段階で中 国人教師が難し い文法文型の解釈や説明をすると いうのは具体的な授業内容に よって調整して より良い効果を収めるようにする 。 教師として明確 な授業目標を有するのは常識であ る。コース全体の目標、各 段階の目標ない し各授業の目標を真面目に考えね ばいけない。つまり、毎回の 授業をする前に 、今回の授業の重点や難点をあら かじめ学習者に教え、彼らに 心理準備をさせ る。それゆえ、学習者はいくつか の学習点に焦点を合わせるこ とができる。授 業後、どのぐらい身に付けたかよ く分かるようになる。したが って、身に付け た学習者は満足感を得られ、分か らなかった学習者も自分の疑 惑のあるところ が分かり、先生に教えを請うこと もできる。学習者は目標を持 って学習すれば 日本語学習の収穫を感じることが できる。 それから、学習 者の日本語レベルに応じてなぞな ぞや日本語の歌の練習など 相応的な日本語 ゲームを利用しても良いと思う。 それによって、緊張な学習か ら出てきたスト レスを解消するだけではなく、言 語の魅力を感じ、学習者に主 動的に授業過程 に参加させることもできる。毎回 の授業が終わるとき、いくつ かの簡単な日常 会話用語を教えればどうか。学習 者は繰り返して練習すれば身 に付け、すぐに 自分の日常生活に運用できるよう になれば、彼らの興味や成功 感を簡単に満足 できる。一ヶ月或いは二ヶ月ごと に学習者に特別な交流活動を 行い、彼らに相 互的に理解を深め、日本語学習に あった問題や疑惑を解答する ことによって、 学習効果を促進し、続けて勉強す る要望や自信を強めるように する。 3.2.4.2 良いトレ ーニング教材の 選択 教材は教育目標 や内容によって作られた授業用の ものとして、質量の高さは 直接に授業の効 果を影響している。周知のように 、学習者は新しい ものが好き 、 新鮮な事物によ り強い好奇心を有する。教材の内 容や形式が古すぎると、学習 者の興味を引き 付けにくく、授業の展開にも妨げ になる。 目下の日本語ト レーニング授業で一番多く使われ ているのは一番長い歴史を 有する「中日交 流標準日本語」という教材である 。新版教材がもう改めて編集 されているのに 、内容が目下の社会発展につかな く、実際の日常生活と適応で きないという批 判もよく耳にしてくる。教材の形 式も重要な部分であり、生き 生きしている現 代的な技術を使えば、学習者にさ らに受けやすいである。この 教材はわずかの 本文の録音を除き、文字説明など 味気ないことばかりである。 31 社会における日本語スクールに関する一考察 しかも、学習者 の話しによると、毎回の授業に出 てきた新しい単語の量が多す ぎ、動詞の形式 が原形ではないため、勉強しにく いと言われている。 この教材より「 日本語総合教程」という教材がト レーニング課程に向いてい る。どうしてか というと、マルチメディアの先進 的な教授手段を使って授業を 行うものである 。学習内容は目下の日常会話によ って展開されているため、学 習者は勉強して すぐに運用できるようになる。日 常会話を重視すると同時に、 計画的に文型、 単語、文法などを厳選し、詳しい 解説や練習も加えてくれるた め、実用性が高 いうえに日本語能力試験にも緊密 な関係しているということで ある。それから 、日本についての言語、文化など の材料も取り入れ、学習者の 文化視野を広げ る効果にも達する。学習後のテス トを通して自己評価を行い、 学習効果が分か ることもできるようになる。マル チメディア教材なので、学習 者はその場にい るような気になり、自分で楽しく 勉強することもできる。今後 の日本語トレー ニングでこの教材を使えば意外に 良い効果を手にとると思って いる。 それから、機関 の師資が充分であれば、機関自身 によって教材を開発し、編 集することもで きると思う。市場で買える教材は 統一的に編集され、特定な学 習対象が設定さ れていないため、すべての学習者 特にトレーニングを受ける学 習者に合うわけ にはいかない。もしも本機関の学 習者に対する特別な教材があ れば、彼らの個 性に応じて授業を行うことができ る。したがって、学習者の要 求によく満足す るとともに、本機関の特色も見せ ることができる。もしも、い きなり教材を完 全変えるのは困難であれば、先ず 学習者のレディネスニーズに あっていない不 足の部分を分析し、その部分に対 して副教材を選んでみれば必 ず主教材の良い 補充になる。例えば、「中日交流 標準日本語」の単語の量が多 すぎてなかなか 覚えられなく、会話と聴解 の練習が少ない という点はよく学習 者に指摘されて きた。「日本語総合教程」を使用 すれば学習者の会話と 聴解の 不足を補い、彼 らのニーズや達成感などの面で満 足できるようになると思う。 3.2.4.3 有効な課 程評価の実施 調査の結果にも 「自分の学習効果をよく分かるよ うに、時々テストや学習コ ンテストをして もらいたい」、「授業が終わった 後、先生から宿題をもらい、 自分の独学を励 ましたい」というアドバイスもあ るが、本機関が授業後の評価 が非常に乏しい ということであるから。授業の主 な実施者あるいは指導者とし て、教師はコン テストや活動を行ったほうが良い 。学習者の学習生活の内容を 豊かにさせると 同時に、学習成果を現実化するこ とにもなる。例えば、会話コ ンテストは学習 者の会話、交際能力を高めるが、 単語、作文、講演などのコン テストは彼らに いろいろな側面から学習成果を見 せてもらう。 32 硕士学位论文 3.2.4.4 トレーニ ング時間の調整 前述したように 、学習者は目下のトレーニングの 授業頻度や時間は基本的に 受けることが分 かった。しかしながら、学習者と いつもの話し合いによって無 視してはいかな い問題が気にしてくれた。という のは、トレーニングを受ける ためにかかる通 学時間である。昼間に授業や仕事 があるため、夜間で授業を受 けるのは一般的 であることが調査の結果によって 分かった。 したがって、疲 れている学習者にとってかなりの 時間をかかって通学するの がいやになるこ とである。しかも、長沙市の交通 があまり便利ではないことが 周知のことであ るため、放課後あるいは仕事後、 バスで通学するのが大変なこ とであり、渋滞 にあうとさらに苦しくなる。王珏の調査から得ら れたデータに よって、大部分 の人にとっては、半時間の通学時 間が限界であると言われてい るため、できるだけこの 時間に控えたほうが良いというこ とである 。それゆえ 、 もしも学習者は トレーニング機関に遠ければ、ス クール本部に限られなく、授 業の場所を学習 者の集中地あるいは便利なところ に日本語教室を作ることも考 えられることで あると思う。 3.2.5 まとめ 以上の論述のよ うに、目下のトレーニングにはい ろいろな問題点が存在して いることが事実 である。しかも、市場の競争と秩 序が乱れているのは、産業化 が低下している ため、相応的な監督や 法律がまだ制定されていないから である 。 ある機関は利益 を追求するために、不実な宣伝を 行うようになった。統一なカ リキュラムと明 確なトレーニング目的がないため 、一時の利益を重視するあま り規範ではない 機関は目下お金を儲けているが、 今後の発展には良くない。 トレーニングと いうのは系統的なサービスなので 、少なくとも学習者のニー ズ分析、トレー ニング課程の決定と教師の教授、 課程の効果評価とフィードバ ックという三つ の部分からなっている。しかし、 目下の機関はトレーニング授 業と考え間違い 、授業の完成をトレーニングの終 わりとして、前期のニーズ分 析諮問と後期の 評価反省を軽視している。評価し ても教師の教授がどうかとい うところに注目 し、トレーニングの中心にされた 学習者がどこまで勉強したか ということをお そろかにしている。現代的な教育 として、理念、方法、内容な どいろいろな面 で改革しないと学習者のニーズと 時代の発展に応えることがで きなくなる。 学習 者は日 本語ト レーニ ングを 受ける 前に機 関を深 く分か ること ができ ない ため 、規模 の大き さや評 判の良 さによ って機 関を選 ぶこと が一般 的であ る。ト レー ニング 機関が 有名で あれば である ほど質 量が高 いと思 うのが 普通な のであ 33 社会における日本語スクールに関する一考察 るた め、有 名なの は人気 を集め ている 。しか し、民 営トレ ーニン グ機関 特に長 沙の 機関は 歴史が そんな に長く ないた め、知 名度が 高い機 関がほ とんど ないと 言え る。し たがっ て、早 く自分 の優れ た特色 課程を 開発し 、自分 のブラ ンドを 学習 者の心 に入ら せ、彼 らの信 任を得 る。そ れによ って競 争力を 強め、 知名度 を拡大すること ができる。 目下 の一番 人気の あるの は初級 日本語 のトレ ーニン グ課程 である ため、 この 情勢 に応じ て全力 を尽く して学 習者の ニーズ に適応 な初級 クラス を開発 し、人 気課程に すれば良いのでは ないかと思って いる。初級クラ スは一番最初なの で、 この 段階で 学習者 の心を 握るこ とがで きれば 、以後 の課程 の開発 にも大 問題が ない 。学習 者が長 時間勉 強し続 ける気 がなく ても、 基礎的 な知識 もしっ かり身 に付 けてい る。実 は、初 級クラ スでも 能力試 験クラ スでも 長沙の 特色機 関がな いた め、と ても良 いチャ ンスで あるが 、いず れかに 精力を 注いで 開発す るのは 機関の発展に大 きな促しになると思う。 無論 、利益 だけを 追求す る機関 が不実 な宣伝 で学習 者を招 いてく るかも しれ ない 。が、 学習者 が騙さ れたと 分かる と、口 コミで 機関の 名誉を 影響す ること にな る。し たがっ て、ト レーニ ング産 業につ いての 法律を 制定す る必要 がます ます 緊迫に なって きたた め、政 府や教 育管理 部門に 早く適 応な法 律を出 してく れると願ってい る。 34 硕士学位论文 4 結論と今後の課 題 目下 の日本 語学習 ブーム の下で 、学習 者が強 い学習 熱情を 持って いる。 大学 城と言わ れている絶好な 位置と 16 年もの長 い歴史を有する トレーニング機関 と して 、長沙 従藪外 国語ス クール はこの 良いチ ャンス を逃す わけに はいけ なく、 よく握ればさら に大きな発展を遂げる可能性が高 い。 本論 の調査 と分析 によっ て、ト レーニ ング機 関にい ろいろ な問題 点があ るこ とが分か った。これらの 問題に対して相応 的な対策を実施 しなければならな い。 具体 的には 、以下 のよう に努力 すると いうこ とであ る。第 一、合 理的に 授業の 内容 を配置 し、会 話や聴 解の能 力の養 成を重 要な位 置に置 くこと 。第二 、学習 者は 教師の 指導の 下で、 主体と して主 動的に 学習す るモデ ルを模 索する こと。 第三 、授業 の方法 や形式 を多様 化し、 授業中 のマル チメデ ィアの 運用を 増加す ること。 トレ ーニン グの質 量を高 めない と、自 分の改 善や発 展を遂 げるこ とがで きな い。 だんだ ん市場 を失っ てから 潰され ること になる だけで はなく 、学習 者の学 習熱 情とト レーニ ング産 業の発 展にも 悪影響 を及ぼ す。そ れゆえ 、激し い競争 の中 で自分 の機関 の優勢 や特色 を掘り 出し、 授業を 改善し 、学習 者に満 足させ るよ うに努 力しな ければ ならな い。機 関には 科学的 な理論 知識と トレー ニング 産業 の現実 を結び つけ、 この産 業を促 進して くれる と思っ ている 。今後 、学習 者の それぞ れのニ ーズに 応じる 特色の ある課 程を開 発する ことを 重点と するべ きである。 時間 や能力 に限ら れ、一 つだけ の機関 を調査 の対象 として 、さら に多く の機 関に 広げる ことが できな いから 、大き な局限 性があ るかも しれな い。そ れに、 今回 の調査 の対象 が筆者 の教え 子に集 中され たので 、得ら れたデ ータは 筆者と の個 人的な 関係に 影響さ れて多 少の誤 差が生 ずるか もしれ ない。 今後、 機会が あれば調査範囲 をさらに大きく広げて続けて調査 しようと思う。 35 社会における日本語スクールに関する一考察 参考文献 [1] 石田敏子.日本語教授法 [M].大修館書店.1996. 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