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缬沙坦片日本药局方

2012-10-18 4页 pdf 560KB 51阅读

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缬沙坦片日本药局方 - 1- 承認番号 20mg:21200AMZ00562000 40mg:21200AMZ00563000 80mg:21200AMZ00564000 160mg:21600AMZ00519000 20mg・40mg・80mg 160mg 薬価収載 2000年11月 2004年12月 販売開始 2000年11月 2004年12月 再審査結果 2010年10月 国際誕生 1996年 5 月 ** - 1- 【禁忌(次の患者には投与しないこと)】 1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.妊婦又は妊娠している...
缬沙坦片日本药局方
- 1- 承認番号 20mg:21200AMZ00562000 40mg:21200AMZ00563000 80mg:21200AMZ00564000 160mg:21600AMZ00519000 20mg・40mg・80mg 160mg 薬価収載 2000年11月 2004年12月 販売開始 2000年11月 2004年12月 再審査結果 2010年10月 国際誕生 1996年 5 月 ** - 1- 【禁忌(次の患者には投与しないこと)】 1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「 6 .妊婦、 産婦、授乳婦等への投与」 の項参照) 【組成・性状】 ディオバン錠 20mg 成分・含量 1錠中バルサルタン 20mg 添 加 物 ヒドロキシプロピルセルロース、セルロー ス、無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸 マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴー ル、酸化チタン、三二酸化鉄 性 状 淡黄色の片面割線入りのフィルムコート錠 外 形 識別コード NV 132 大きさ(約) 直径:7.1mm 厚さ:2.6mm 質量:0.10g ディオバン錠 40mg 成分・含量 1錠中バルサルタン 40mg 添 加 物 ヒドロキシプロピルセルロース、セルロー ス、無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸 マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴー ル、酸化チタン 性 状 白色の片面割線入りのフィルムコート錠 外 形 識別コード NV 133 大きさ(約) 直径:7.1mm 厚さ:2.8mm 質量:0.10g ディオバン錠 80mg 成分・含量 1錠中バルサルタン 80mg 添 加 物 ヒドロキシプロピルセルロース、セルロー ス、無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸 マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴー ル、酸化チタン 性 状 白色の片面割線入りのフィルムコート錠 外 形 識別コード NV 134 大きさ(約) 直径:8.6mm 厚さ:3.7mm 質量:0.21g ディオバン錠 160mg 成分・含量 1錠中バルサルタン 160mg 添 加 物 ヒドロキシプロピルセルロース、セルロー ス、無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸 マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴー ル、酸化チタン 性 状 白色の長楕円形をした割線入りのフィルムコート錠 外 形 識別コード NV 135 大きさ(約) 長径:14.6mm 短径:5.8mm 厚さ:5.7mm質量:0.41g 【効能又は効果】 高血圧症 【用法及び用量】 通常、成人にはバルサルタンとして40~80mgを 1日 1回経口投 与する。 なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、 1日160mgまで増 量できる。 【使用上の注意】 1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) ⑴ 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある 患者(「 2.重要な基本的注意」⑴の項参照) ⑵ 高カリウム血症の患者(「 2.重要な基本的注意」⑵の項 参照) ⑶ 重篤な腎機能障害のある患者〔腎機能障害を悪化させるお それがあるため、血清クレアチニン値が3.0mg/dL1)以上の 場合には、投与量を減らすなど慎重に投与すること。〕 ⑷ 肝障害のある患者、特に胆汁性肝硬変及び胆汁うっ滞のあ る患者〔本剤は主に胆汁中に排泄されるため、これらの患 者では血中濃度が上昇するおそれがあるので用量を減らす など慎重に投与すること。外国において、軽度~中等度の 肝障害患者でバルサルタンの血漿中濃度が、健康成人と比 較して約 2倍に上昇することが報告されている。〕 ⑸ 脳血管障害のある患者〔過度の降圧が脳血流不全を引き起 こし、病態を悪化させるおそれがある。〕 ⑹ 高齢者(「 5.高齢者への投与」の項参照) 2.重要な基本的注意 ⑴ 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある 患者においては、腎血流量の減少や糸球体濾過圧の低下に より急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので、治療上 やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。 **2011年 1 月改訂(第14版) *2010年 7 月改訂〔 〕 貯法: 室温保存 使用期限: 包装に示の使用期限内に使用す ること 使用期限内であっても、開封後は なるべく速やかに使用すること 選択的AT1受容体ブロッカー 処方せん医薬品 (注意-医師等の処方せんにより使用すること) バルサルタン錠 日本標準商品分類番号 872149 Ⓡ登録商標 - 2- ⑵ 高カリウム血症の患者においては、高カリウム血症を増悪 させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断され る場合を除き、投与は避けること。 また、腎機能障害、コントロール不良の糖尿病等により血 清カリウム値が高くなりやすい患者では、高カリウム血症 が発現するおそれがあるので、血清カリウム値に注意する こと。 ⑶ 本剤の投与によって、初回投与後、一過性の急激な血圧低 下(失神及び意識消失等を伴う)を起こすおそれがあるの で、そのような場合には投与を中止し、適切な処置を行う こと。また、特に次の患者では低用量から投与を開始し、 増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行 うこと。 1)血液透析中の患者 2)利尿降圧剤投与中の患者〔特に重度のナトリウムないし 体液量の減少した患者(まれに症候性の低血圧が生じる ことがある)〕 3)厳重な減塩療法中の患者 ⑷ 本剤を含むアンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤投与中に肝炎 等の重篤な肝障害があらわれたとの報告がある。肝機能検 査を実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場 合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 ⑸ 手術前24時間は投与しないことが望ましい。 ⑹ 降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがあ るので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作 する際には注意させること。 3.相互作用 併用注意(併用に注意すること) 薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン トリアムテレン等 カリウム補給製剤 塩化カリウム 血清カリウム値が上 昇することがあるの で血清カリウム濃度 に注意する。 本剤のアルドステロ ン分泌抑制によりカ リウム貯留作用が増 強する可能性がある。 危険因子:腎機能障 害 4.副作用 承認時までの臨床試験556例中、自他覚症状が68例(12.2 %)、臨床検査値異常が58例(10.4%)、計120例(21.6%) に副作用が認められた。主な自他覚症状は、めまい14件 (2.5%)、腹痛 9件(1.6%)、咳嗽 7件(1.3%)等であっ た。また、主な臨床検査値異常は、ALT(GPT)上昇18 件(3.2%)、CK(CPK)上昇17件(3.1%)、AST(GOT) 上昇14件(2.5%)等であった。 市販後の使用成績調査7,258例中、自他覚症状が322例(4.4 %)、臨床検査値異常が260例(3.6%)、計550例(7.6%) に副作用が認められた。主な自他覚症状は、めまい57件 (0.8%)、貧血35件(0.5%)、頭痛26件(0.4%)等であっ た。また、主な臨床検査値異常は、血中尿酸値上昇39件 (0.5%)、γ-GTP上昇37件(0.5%)、BUN上昇34件(0.5%) 等であった。 (承認時まで及び再審査終了時までの集計) ⑴ 重大な副作用 次のような副作用があらわれることがあるので、観察を十 分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切 な処置を行うこと。 1)血管浮腫(頻度不明):顔面、口唇、咽頭、舌の腫脹等が 症状としてあらわれることがあるので観察を十分に行うこ と。 2)肝炎(頻度不明) 3)腎不全(0.1%未満) 4)高カリウム血症(0.1%未満):重篤な高カリウム血症があ らわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認め られた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。 5)ショック(頻度不明)、失神(頻度不明)、意識消失(0.1% 未満):ショック、血圧低下に伴う失神、意識消失があら われることがあるので、観察を十分に行い、冷感、嘔吐、 意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行 うこと。特に血液透析中、厳重な減塩療法中、利尿降圧剤 投与中の患者では低用量から投与を開始し、増量する場合 は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと。 6)無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(頻度不明)、血小板 減少(0.1%未満):無顆粒球症、白血球減少、血小板減少 があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が 認められた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。 7)間質性肺炎(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X 線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、 このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の 投与等の適切な処置を行うこと。 8)低血糖(頻度不明):低血糖があらわれることがある(糖 尿病治療中の患者であらわれやすい)ので、観察を十分に 行い、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙 攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切 な処置を行うこと。 9)横紋筋融解症(0.1%未満):筋肉痛、脱力感、CK(CPK) 上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋 融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行 うこと。 ⑵ その他の副作用 頻度不明 0.1%~5%未満 0.1%未満 過 敏 症注1) 光線過敏症 発疹、そう痒 蕁麻疹、紅斑 精神神経系 ― めまい注2)、頭痛 眠気、不眠 血 液 ― 白血球減少、好酸球増多、貧血 ― 循 環 器 ― 低血圧注2)、動悸 頻脈、心房細動 消 化 器 ― 嘔気、腹痛 嘔吐、下痢、便秘、口渇、食欲不振 肝 臓 ― AST(GOT)、ALT (GPT)、LDH、 ALP、ビリルビン 値の上昇 ― 呼 吸 器 ― 咳嗽 咽頭炎 腎 臓 ― 血中尿酸値上昇、 BUN上昇、血清ク レアチニン上昇 ― 電 解 質 ― 血清カリウム値上昇 ― そ の 他 筋肉痛、関 節痛 けん怠感、浮腫、 CK(CPK)上昇 胸痛、疲労感、し びれ、味覚異常、 ほてり、血糖値上 昇、血清コレステ ロール上昇、血清 総蛋白減少、腰背 部痛、脱力感 注1) このような場合には投与を中止すること。 注2) このような場合には減量、休薬するなど適切な処置を行うこと。 発現頻度は承認時までの臨床試験及び使用成績調査の結果 を合わせて算出した。 5.高齢者への投与 ⑴ 高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされている (脳梗塞等が起こるおそれがある)ので、低用量から投与を 開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。 ⑵ 高齢者の薬物動態試験で、本剤の血漿中濃度が非高齢者に 比べて高くなることが認められている。(【薬物動態】の項 参照) ⑶ 臨床試験では65歳以上の高齢者と65歳未満の非高齢者にお いて本剤の効果、安全性に差は認められていない。 6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ⑴ 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこ と。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与 を中止すること。〔本剤を含むアンジオテンシンⅡ受容体 ** ** ** * ** - 3- 拮抗剤並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤で、妊娠中 期~末期に投与された患者に胎児死亡、羊水過少症、胎児・ 新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不 全、羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、脳、頭蓋 顔面の奇形、肺の発育形成不全等があらわれたとの報告が ある。1,2)また、海外で実施されたアンジオテンシン変換酵 素阻害剤におけるレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠 初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者 群において、胎児奇形の相対リスクは降圧剤が投与されて いない患者群に比べ高かったとの報告がある。3)〕 ⑵ 授乳中の婦人への投与を避け、やむを得ず投与する場合に は授乳を中止させること。〔動物実験(ラットの授乳期経 口投与)の 3 mg/kg/日で、乳汁中へ移行するとの報告があ る。また、動物実験(ラットの周産期及び授乳期経口投与) の600mg/kg/日で出生児の低体重及び生存率の低下が認め られており、200mg/kg/日以上で外表分化の遅延が認めら れている。〕 7.小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全 性は確立していない(使用経験がない)。 8.過量投与 徴候、症状:本剤の過量投与により、著しい血圧低下が生 じ、意識レベルの低下、循環虚脱に至るおそれがある。 処置:通常、次のような処置を行う。 1)催吐及び活性炭投与 2)著しい低血圧の場合には、患者を仰臥位にし、速やかに 生理食塩液等の静脈注射など適切な処置を行う。 注意:バルサルタンの血漿タンパクとの結合率は93%以上 であり、血液透析によって除去できない。 9.適用上の注意 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して 服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦 隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている) 【薬 物 動 態】 1.血中濃度4) 健康成人男子にバルサルタン20、40、80及び160mg(80mg× 2 ) を単回経口投与した場合、速やかに吸収され、血漿中の未変化 体は投与後 2~ 3時間で最高濃度に到達した。また、Cmax及 びAUCは160mg投与まで投与量の増加に比例して増大し、消失 半減期は 4~ 6時間であった。 投与量 Tmax(h※) Cmax (μg/mL) AUC (μg・h/mL) T1/2 (h) 20mg 2 0.86±0.53 5.2± 3.1 3.7±0.8 40mg 3 1.37±0.53 8.9± 4.0 4.0±1.3 80mg 3 2.83±0.92 18.0± 5.8 3.9±0.6 160mg 3 5.26±2.30 33.9±18.9 5.7±1.8 n= 6 、平均±標準偏差 ※:中央値 2.代謝 健康成人男子に14Cバルサルタン80mgを空腹時単回経口投与 8 時間後の血漿中には、主として未変化体が存在し、その他に代 謝物として4-ヒドロキシ体が認められ5)、in vitroの試験におい て主としてCYP2C9の関与が示唆されている。6) (外国人のデータ) 3.排泄 ⑴ 健康成人男子に14Cバルサルタン80mgを空腹時単回経口投与し た後の排泄率は以下のとおりであった。5) (外国人のデータ) 糞中 尿中 総排泄率 86%(168時間値) 13%(168時間値) 未変化体 71%(12~72時間値) 10%(48時間値) 4-ヒドロキシ体 8%(12~72時間値) 1%(48時間値) ⑵ 健康成人男子にバルサルタン20、40、80及び160mg(80mg× 2 ) を空腹時単回経口投与した際、投与後48時間までに投与量の 9 ~14%が未変化体として尿中に排泄された。4) 4.連続投与時の蓄積性7) 健康成人男子にバルサルタン160mg(80mg× 2 )を 1日 1回 7 日間連続経口投与したとき、血漿中の未変化体濃度の投与回数 に伴う上昇は認められなかった。また、初回及び投与 7日目の 薬物動態パラメータはほぼ同等であり、蓄積性は認められなか った。 5.高齢者での試験8) 65歳以上の健康成人男子にバルサルタン80mgを単回経口投与し たときの血漿中の未変化体濃度推移は、65歳未満の健康成人男 子に投与した場合に比べてCmaxが1.2倍、AUCが1.7倍高く、 AUC及び消失半減期において有意な差(P<0.05)が認められ た。 (外国人のデータ) 【臨 床 成 績】 二重盲検比較試験を含め、国内で実施した臨床試験成績の概要は次 のとおりである。 臨床試験成績 ⑴ 国内で実施された臨床試験における臨床効果の概要は次のとお りである。 疾患名 下降(降圧率) 「判定不能」を含む 「判定不能」を除く 本態性高血圧症 74.1%(366/494) 79.7%(366/459) 腎障害を伴う高血圧症9) 82.8% (24/29) 82.8% (24/29) 重症高血圧症10) 77.4% (24/31) 85.7% (24/28) 合計 74.7%(414/554) 80.2%(414/516) なお、本態性高血圧症(軽症~中等症)患者を対象とした二重 盲検比較試験で、本剤の有用性が認められている。 ⑵ 長期投与試験11) 本態性高血圧症(軽症~中等症)患者に、 1日 1回20~160mg を52週間経口投与した際、本剤単独療法、利尿剤併用療法及び Ca拮抗薬併用療法のいずれにおいても耐薬性を認めることなく、 安定した降圧作用が維持された。 下降(降圧率) 「判定不能」を含む 「判定不能」を除く 単独療法 64.3%(45/70) 78.9%(45/57) 利尿降圧薬併用 77.3%(17/22) 77.3%(17/22) Ca拮抗薬併用 66.7% (8/12) 66.7% (8/12) 合計 67.3%(70/104) 76.9%(70/91) ⑶ 循環動態に及ぼす影響12) 本態性高血圧症(軽症~中等症)患者に、 1日 1回40~160mg を12~36週間経口投与した際、心ポンプ機能に有意な変動を認 めず、末梢血管抵抗を減少させ安定した降圧作用を示した。 ⑷ 血清脂質・糖代謝に及ぼす影響13) 本態性高血圧症(軽症~中等症)患者に、 1日 1回40~160mg を12週間経口投与した際、血清脂質・糖代謝に有意な変動を認 めず、良好な降圧効果を示した。 【薬 効 薬 理】 バルサルタンはアンジオテンシンⅡ受容体のサブタイプであるAT1 受容体に結合し、昇圧系として作用するアンジオテンシンⅡに対し て拮抗することによって降圧作用をあらわす。 1.降圧作用 ⑴ バルサルタンは経口投与により、腎性高血圧ラット、自然発症 高血圧ラット(SHR)、ナトリウム枯渇マーモセットの血圧を 用量依存的に下降させるが、DOCA/salt型高血圧ラットの血圧 には影響を及ぼさない。 ⑵ バルサルタンは連続( 4週)経口投与後に休薬しても、腎性高 血圧ラット、自然発症高血圧ラット(SHR)において、リバウ ンド現象を示さない。 - 4- ⑶ バルサルタンは長期連続(44週)経口投与により、脳卒中易発 症性自然発症高血圧ラット(SHR-SP)の血圧を持続的に下降 させるが、心拍数の著変を示さない。また、長期連続(48週) 経口投与により、大動脈血管の肥厚を抑制する。 2.血行動態並びに心臓に及ぼす作用 ⑴ バルサルタンは経口投与により、自然発症高血圧ラット(SHR) の臓器血流量を減少させることなく、腎血流量を有意に増加す る。 ⑵ バルサルタンは連続( 4週)経口投与により虚血性心不全モデ ルラットの心肥大を、長期連続(48週)経口投与により脳卒中 易発症性自然発症高血圧ラット(SHR-SP)の心肥大を抑制す る。 3.腎機能に及ぼす作用 バルサルタンは連続経口投与により、腎部分除去ラット( 6週) 及び脳卒中易発症性自然発症高血圧ラット(SHR-SP)(32週、 40週、44週)の腎障害の悪化を抑制する。 4.作用機序 バルサルタンはアンジオテンシンⅡ受容体のサブタイプである AT1受容体に選択的に結合し、昇圧系として作用するアンジオ テンシンⅡに対して受容体レベルでは競合的に拮抗することが 明らかにされている。 ⑴ バルサルタンはラット大動脈平滑筋において、AT1受容体に対 するアンジオテンシンⅡの結合を競合的に阻害する。14)また、 AT1受容体以外の受容体に対してほとんど親和性を示さない。 ⑵ バルサルタンはウサギ摘出大動脈リング標本において、ノルア ドレナリン、セロトニン及び塩化カリウムによる収縮に対して は抑制作用を示さず、アンジオテンシンⅡによる収縮を特異的 に抑制する。15) ⑶ バルサルタンは経口投与により、脊髄破壊ラットにおける交感 神経刺激及びノルアドレナリンによる昇圧反応の抑制作用を示 さず、アンジオテンシンⅡによる昇圧反応を特異的に抑制する。15) ⑷ バルサルタンはウシ副腎球状層細胞におけるアンジオテンシン Ⅱによるアルドステロンの産生を有意に抑制する。15) ⑸ バルサルタンはヒト気管支上皮細胞のACE活性とブラジキニ ン分解に影響を及ぼさない。 【有効成分に関する理化学的知見】 構造式: 一般名:バルサルタン(Valsartan) 化学名:(-)-N-{4-[2-(1H-Tetrazol-5-yl)phenyl]benzyl}-N- valeryl-L-valine 分子式:C24H29N5O3 分子量:435.52 性 状:白色の粉末である。N,N-ジメチルホルムアミド、メタノー ル、エタノール(95)に極めて溶けやすく、アセトニトリル に溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほと んど溶けない。 融 点:約103℃ 分配係数:3.62(1-オクタノール/水)、0.46(1-オクタノール /pH7.0緩衝液)〔pH7.0緩衝液の組成(mol/L):リン酸 水素二ナトリウム十二水和物(0.164)、クエン酸一水和 物(0.018)、塩化カリウム(0.573)〕 【包 装】 ディオバン錠20mg 140錠(PTP) ディオバン錠40mg 140錠(PTP) 700錠(PTP) 500錠(バラ) ディオバン錠80mg 140錠(PTP) 500錠(PTP) 700錠(PTP) 500錠(バラ) ディオバン錠160mg 100錠(PTP) 140錠(PTP) 300錠(PTP) 700錠(PTP) 【主 要 文 献】 1 )The Joint National Committee on Prevention, Detection,Evaluation,and Treatment of High Blood Pressure:Arch.Intern.Med.157(21),2413,1997 〔DIOS00476〕 2 )Briggs,G.G.et al.:Ann.Pharmacother.35(7-8),859,2001 〔DIOS01486〕 3 )Cooper,W.O.et al.:N.Engl.J.Med.354(23),2443,2006 〔C IBS00362〕 4 )丁 宗鉄ほか:臨床医薬 14(10),1703,1998 〔D IO J00002〕 5 )Waldmeier,F.et al.:Xenobiotica 27(1),59,1997 〔DIOM00094〕 6 )Nakashima,A.et al.:Xenobiotica 35(6),589,2005 〔DIOM01536〕 7 )丁 宗鉄ほか:臨床医薬 14(10),1727,1998 〔D IO J00003〕 8 )Sioufi,A.et al.:Biopharm.Drug Dispos.19(4),237,1998 〔DIOM00214〕 9 )吉永 馨ほか:臨床医薬 14(10),1923,1998 〔D IO J00012〕 10)吉永 馨ほか:臨床医薬 14(10),1901,1998 〔D IO J00013〕 11)吉永 馨ほか:臨床医薬 16(2),207,2000 〔D IO J00018〕 12)市川秀一ほか:臨床医薬 14(10),1859,1998 〔D IO J00011〕 13)梶山梧朗ほか:臨床医薬 14(10),1879,1998 〔D IO J00010〕 14)De,Gasparo,M.et al.:Regul.Pept.59(3),303,1995 〔DIOM00044〕 15)Criscione,L.et al.:Br.J.Pharmacol.110(2),761,1993 〔DIOM00020〕 【文献請求先】 ノバルティス ファーマ株式会社 学術情報・コミュニケーション部 〒106-8618 東京都港区西麻布 4 -17-30 (17) 7414696-D00000
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