萨摩琵琶1

音楽Ⅱ 薩摩琵琶の魅力（その１） １ 城山から，どんなことを連想しますか。 ２ 「城山」を鑑賞して気づいたことについて話し合いましょう。 ＜歌詞＞ ＜楽器＞ ＜声＞ ＜その他＞ 「薩摩琵琶 城山」 勝海舟が４年の歳月をかけて完成させた作品に，琵琶の名人西幸吉が作曲した。 「 江戸城無血開城」 １８６３年５月３日 勝と西郷の会談により，徳川将軍家の居城・江戸城は， 戦火を交えず，誰の血も流さず，官軍に明け渡された。 ３ 薩摩琵琶の由来 ＜薩摩琵琶を作ったねらい＞ ・ ＜薩摩琵琶の歌詞（島津忠久）＞ ・ ＜楽器の改良（淵脇長寿院）＞ ・ 「 薩摩盲僧琵琶 」 １１８６年に，初代島津忠久が源頼朝の命を受け，薩摩国の地頭所として鎌倉か ら九州へ下向する際に，妙音寺常楽院第１９代宝山検校を伴った。宝山検校は， 島津氏の祈とう僧として本尊妙音天を棒持し，ここ中島の地に常楽院を建立した 宝山は日夜徒弟とともに各地をまわり琵琶を吟弾して人々を三宝（仏，法，僧） に帰依させ，また，島津氏の威徳を広めることに努めた。今でも１０月１２日県 内外から僧が集まり妙音十二楽を演奏している。 「 島津忠良（日新）公（１４９２生～１５６８没）」 ・薩摩半島の伊作で生まれ，１５４０年に加世田に移り住んだ。 ・薩摩藩郷中教育の基本書となる「いろは歌」を残した。 「 淵脇長寿院 」 ・中島常楽院（伊作常楽院）第１３代 ・薩摩琵琶の名人